総合商社、デベロッパー、海外駐在経験を生かした転職

総合商社、デベロッパー、海外駐在経験を生かした転職

No.578
  • 現職

    一部上場  電子機器専門商社   [海外事業推進部門]

  • 前職

    一部上場建設会社→総合商社→医療関連・不動産会社  [財務・経理責任者]

住田 重夫 氏 55歳 / 男性

学歴:大阪大学  工学部  土木工学科卒

今回の転職に関して、お世話になった(株)エリートネットワークの岩川様に、転職体験記の依頼を受けた時に、二つ返事で引き受けたものの、良く考えてみると私は全く転職活動などしないまま、履歴書を出してみたところ書類審査が通り、一次面接、二次面接への運びとなり、採用通知を手にすることができたもので、転職活動を行っている方々へ参考になるような体験記などとても書けないことに気がつきました。そこで、お役に立つかどうかは判りませんが、今回も含めた3回の転職経験談を思いつくまま書いてみました。



大学では工学部の建設系の学科を卒業した為、そのまま一部上場の大手建設会社へ就職しました。そこでは、現場技術者として施工管理・予算管理等の業務をこなしていましたが、学生時代から英語が好きで、海外での仕事ができる職業への思いを捨てることができませんでした。私が31歳の時、たまたま技術者募集専門誌のダイレクトメールが届き、その中で総合商社の募集を見つけ、応募してみたところ、書類審査、3度の面接試験をパスし転職する事ができました。

そこでは、海外での様々な投資プロジェクトに携わり、また5年間のNY駐在を含め、貴重な経験をすることもできました。しかしながらその総合商社も、バブル時代の投資での巨額損失により、子会社への転籍、早期退職者の募集といった大リストラを行うことになりました。私は早期退職の道を選びました。その時の私の年齢は47歳でしたが、人材紹介会社の人に相談しながら転職活動を行いましたが、なかなか見つからずこの歳での転職はかなり難しい事を思い知らされました。結局は、100%満足はしていなかったのですが、仕事が合わなければ再度の転職と安易な気持ちで、知人に紹介された現在の会社に転職する事に決めました。

しかしながら入社してみると、中国でのサービス・アパートメントの運営から売却まで、またホノルルに所有するスポーツクラブ運営から売却まで、全て任されかなり充実した仕事ができました。海外の資産を全て処分し、今年からは、会社の財務・経理責任者となり、年齢も55歳となっては、このまま会社人生を終えざるを得ないのかなと思っていたところへ、今回の話が、前職の後輩を通じて(株)エリートネットワークの転職カウンセラー岩川様を紹介され、採用通知を手にすることができたものです。

御蔭様で、諦めかけていた再度海外でのビジネスという夢が復活し、今は来年1月の初出社日が楽しみです。今回の転職により、今まで2回の転職で得た経験を生かすことができ、転職が無駄ではなかった証となります。嘗て、私の世代では転職は悪と思われていた節もありましたが、今は終身雇用もほぼ期待できなくなり、常に自分の能力を高めて行かなければ生きて行けない時代になってきました。私は、転職により、自分の好きな事をやりながら、自己を高めてきたつもりです。転職をするには、リスクもありますし、エネルギーも費やします。
しかしながら、その縁結びを行っている(株)エリートネットワークのような会社と日頃より上手に付き合うことにより自分の夢に近づいて行けるものと思います。

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