マザーズ上場 Eコマース関連ネット企業 本社 経理部
一部上場 金融機関のグループ会社 経理担当
中林 由利子 氏 29歳 / 女性
学歴：早稲田大学 政治経済学部 政治学科 卒
日商簿記2級
29歳で3回目の転職。今回の転職をするにあたり、一番大変だったのが、”決意すること” でした。これまでの転職は、1回目は結婚を機にやりたい職種への挑戦、2回目は、派遣社員での契約期間満了による必然性、という転職へためらうことはありませんでした。前回の転職から1年半弱……周囲の反応も自分自身でも、このタイミングでの転職は早過ぎるのではないか？ という状況にありました。
しかしながら、「今、この会社にいることが自身にとって良いのだろうか？」 という自問に、頷けなくなっていました。制度や仕組みはしっかりしているいわゆる ”安定企業” ではありましたが、チャレンジをしたり、やりたい業務にたどり着くには相当の時間を要することが目に見えている環境でした。また、親会社がしっかりしている子会社であったため、上場をする予定はなく、経理職としての幅を広げたり、経験を積めるステージも限定的になっていました。「自身が長く勤めることができれば、いつかはやりたいことができる…？」……そうした状況下で、転職を ”決意すること” に一番労力を使いました。
どのようにして決意をしたのか？ それは、転職において一番重要な 「軸を持つこと」 でした。今後の自身の人生を考えて、その中における仕事・キャリアをどのように形成していきたいのか？ それを実現させるために何が必要なのか？ を真剣に考え、転職をする根底となる軸を見極めました。今回の転職における私の軸は、「経理職として3年以内に一人前になること」 「体力も気力もある今、成長すること」 でした。女性特有の出産や育児も考慮して、その上で、経理職として働き続けることを可能にするために今回の転職が必要かどうか、という観点で考え直すことにしました。すると、胸の痞えが取れました。「今の会社にいては、なりたい私になれない !!」 と確信することができました。
今振り返ると、転職の仕方をよくわかっていなかった私は、1回目の転職の際に登録をしていたリクナビネクストさんを利用し企業への応募をしていました。11月の中旬頃です。なかなか入社したいと思える企業に廻り合えず、モチベーションが下がってきていました。そんな時にリクナビネクストのサイト上で出会ったのが、(株)エリートネットワークさんでした。初めて聞く紹介会社で、正直なところ、初めは警戒をしていました。しかし、このままでは転職が上手くいかないという焦りと(株)エリートネットワークさんのHPを見て、しっかりしている会社なのではないか？ と感じ、カウンセリングをして頂くことに決めました。
そこで転職カウンセラーの安藤様と出会ったことが、今回の転職成功につながったと感じています。カウンセリングの際に、安藤様はとても明るく、かと言ってただ元気なだけではない安心感を漂わせて私の話を聞き、私の希望を見抜いて下さいました。その日のうちに、15社くらいの企業をご紹介頂き、「あなたなら絶対内定出ますから」 と私の不安を払拭してくれました。
早速、いくつかの企業から面接の連絡が入り、正直驚きました。私のこれまでのキャリアでは、応募条件に満たない企業も多々あったからです。安藤様なのか、(株)エリートネットワークさんなのかはわかりませんが、優良な企業様とのつながりの強さを実感しました。また、安藤様は面接の際に、毎回、応援のお電話を下さいました。「こんなにも丁寧・親切な対応をしてくれるんだ……」 と正直感心しました。その甲斐あって、実際の面接でも、自身が今どう考えて、今後どうしたくて転職をしているのか？ を焦らずに正直に伝えることができ、順調に次のステップに進めることができました。最終的に、上場企業から内定を頂くことができたのが、12月の下旬でした。(株)エリートネットワークを通じての転職活動は、正味1ヶ月でした。
今回の転職活動を通じて、私は多くのことを学びました。その中で、転職活動に必要なものを大きく3つに集約しました。
1つ目は、転職活動の軸を持つこと、 2つ目は、有力な紹介会社を見つけること、 3つ目は、活動自体を楽しむことです。1つ目、2つ目は上記に記載した内容です。3つ目は、前向きに活動することで、様々な企業の様々な幹部の方の考えに触れたり、会社の仕組みがわかったりする面白さがあります。また、自己分析をしたり、安藤様のようなコンサルタントの方と話したり、実際に面接を受けたりすることで、新たな自分を発見することができます。そうした発見を真摯に受け止め、活かすことで、転職活動も楽しくなりますし、粘り強くできるのではないかと思います。転職活動をされる方は、是非、実践してみて下さい。
本当にお世話になり、ありがとうございました。
