31才、コンサルティング会社から、上場企業の経営企画へ転職

31才、コンサルティング会社から、上場企業の経営企画へ転職

No.601
  • 現職

    マザーズ上場 医療関連企業 経営企画担当

  • 前職

    経営・業務改革コンサルティング会社 経営コンサルタント

木村 良一 氏 31歳 / 男性

学歴:中央大学 商学部 会計学科 卒業
中央大学専門職大学院 国際会計研究科 国際会計専攻課程 修了

1.1 キャリアスタート

大学卒業後、所謂アカウンティングスクールに進学しました。そこには社会人の方々が多く通っており、中でも監査法人やコンサルティング会社、金融機関等に勤務されている方と机を並べていました。そういった環境も手伝って、修了後の進路としてコンサルティング会社を志望しました。
私は上場している国内のコンサルティング会社でキャリアをスタートさせました。その会社では、これまで学んできた知識を活かし易い、企業価値評価や財務デューデリジェンスのプロジェクトを中心にアサインされました。

1.2 最初の転職

幸いなことに、途切れることなくプロジェクトに就くことが出来ましたが、企業価値評価や財務デューデリジェンスのプロジェクト以外の分野も経験したいという思いが次第に強くなりました。当然、その会社に居続ければジョブローテーションで、いつかはその思いも叶ったでしょうが、いつ頃になるか全く判らないという状況でもありました。
そんな中、知人が勤める別のコンサルティング会社に来ないかというオファーを頂きました。非常に悩みましたが、これもチャレンジする良い機会と考え、転職しました。

1.3 今回の転職

そのコンサルティング会社に転職後、新規事業立ち上げの支援やお客様先に常駐しての業務支援といったことや、前職の経験を活かして財務デューデリジェンスを実施する等、幅広く挑戦させて頂きました。
しかしながら、徐々にアサインがつきにくい状況に陥ってきました。原因の一つとしては、システム導入といったIT関連のプロジェクトが多くなる一方で、私自身がIT関連のプロジェクトに参画した経験がないことによるスキル・アンマッチでした。

プロジェクトに参画出来ない状況が続き、現場からあまり離れ過ぎるとコンサルタントとしてのスキルを維持していくことも難しいのではないかと考え、再度の転職を決意しました。
また、転職先としては 「コンサルティング会社」 と一般の 「事業会社」 の両方を軸に検討していました。事業会社も選択肢に入れたのは、せっかく転職をするのであれば可能性を広く考えようと思ったからです。

2.1 人材紹介会社の利用

最初の転職時は特に転職活動らしいことをしないまま次の会社に移ったため、実質今回が初めて転職活動をするようなものでした。そのため、右も左も判らないままとりあえず人材紹介会社に登録するところから始めましたが、そんな中、知人から(株)エリートネットワーク様のことを伺い、登録とカウンセリングをお願いしました。
5、6社程の人材紹介会社に登録し、カウンセリングして頂きましたが、その中で最も私のことを知ろうと努力して頂いたのは、(株)エリートネットワーク様でした。これまでの仕事内容や今後どうしていきたいのか、親身にそして深く掘り下げて聴いて頂きましたし、自分自身を見つめ直す良い機会となりました。

2.2 レジュメの作成

求人に応募するにしろ人材紹介会社を利用するにしろ、まずはレジュメがなければ話にならないため、レジュメ作成を行いました。
私は既に一回転職していること、また、コンサルタントがプロジェクトにアサインされるための面談を受ける際にレジュメが必要なこともあり、一からレジュメを作成する必要がなかったのは、負荷が少なく済み助かりました。とは言え、レジュメを修正する必要があり、よく指摘を受けたことがありました。

最も悩ましかったのは、私の 「強み」 と 「弱み」 をレジュメ上に的確に表現することでした。多くの人がこれに悩まされると思いますし、私もレジュメにこれをなかなか上手く表現できませんでした。

2.3 面接の対応

書類選考が無事に通った企業との面接ですが、これもまた一仕事でした。選考ステップが進んでも、必ず自分自身の職歴や志望動機等、同じようなことを何回も説明する必要があるからです。また私の場合、コンサルティング会社と事業会社とで、転職理由や志望動機等の言い方を変える必要があったのも大変でした。

実際に面接の時に気を付けたことの一つに、自分のことをよく知ってもらおうとしたことです。ですので、参画プロジェクトでの果たした役割はもちろんのこと、苦労話や失敗話、嬉しかったこと等、色いろな体験を自分から積極的に話すように心掛けました。

とは言っても場の空気がありますので、そういったことを話すことが難しかったり、上手く場が盛り上がらない時は避けました。ただ、私の主観ですが、一次面接でそういった話がしにくい時は大体落ちます。ですので、そういった場の空気を作っていくことにも気を配りました。

3 最後に

今回の転職活動ですが、12月中旬頃から開始して2カ月ほどで内定を頂きました。年末年始を挟んだ状況でも早くに終えることが出来たのも、ひとえに転職カウンセラーの今沢様に色いろな求人案件をご紹介頂き、またフォローアップ頂いたお蔭だと感謝しております。本当にありがとう御座いました。

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