映像&エンタメ小売・流通業 法務部 法務担当
大手総合法律事務所 企業法務(契約・商事・訴訟、等)
福井 倫子 氏 27歳 / 女性
学歴:慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒
司法書士、行政書士
私は、もともと法務の仕事に興味があったので、大学在学中から勉強していた司法書士と行政書士の資格を取得しました。その後、司法書士事務所及び大手の総合法律事務所にて英文の契約書の作成・チェック等も含め、企業法務の経験を約3年積んで参りました。
家庭の事情で一旦法律事務所を辞めましたが、再度働ける状況になったので、転職活動を始めました。私は今まで事務所に勤めてきましたが、以前から、企業から見て第三者的な立場で法務に関与するより、事業側の立場で業の一員として働きたいと思っていたので、企業の法務部への転職を決意しました。
今まで事業会社で働いたことがなかったことや企業内弁護士が増えていることで不利な点が多いと感じていたので、数社の人材紹介会社に登録しました。その中でも(株)エリートネットワーク様の良かった点は以下の2点です。
【1】他社に比べて豊富な案件数
法務の案件は他の職種に比べて少なく、弁護士のみ募集している企業が多い状況でした。私は、事業会社での経験がなく、弁護士資格を有していないため、応募条件を満たさないことが数多くありましたが、(株)エリートネットワーク様は、私の職歴だけでなく、私の性格に合いそうな企業を多数紹介して下さいました。
【2】カウンセラーの方の親身な対応
転職カウンセラーの山崎さんは、最初の面談の時から私の性格や希望を理解して下さり、私に見合う案件を紹介してくれました。会社の雰囲気や体制などもよくご存じでしたので、安心して応募することができました。
また、私は、事業会社での経験がないことを引け目に感じており、自信をなかなか持てませんでしたが、山崎さんは常に相談に乗って下さり、的確なアドバイスを下さいました。他の人材紹介会社は、メールでの対応が多く、事務的な印象を受けましたが、山崎さんとは電話でお話しする機会が多かったので、相談し易かったです。
法務志望の転職希望者が多い中で、書類選考を通過できた企業は、3割にも達しませんでした。社会人経験だけでなく、事業会社での経験がなかったことが落選の理由だと思います。また、事業会社への就職活動も初めてであり、面接の経験自体が少なかった私は、最初に受けた3社は落選しました。そこで、面接の準備を如何に入念するかが重要だと学びました。
私は面接対策として以下の準備をしました。
(1)企業のホームページや決算短信等を熟読する。
(2)社長が出版している著書を熟読する。
(3)面接で聞かれそうな質問にすべて答えられるよう回答を用意する。
(4)自己分析をして、自分を客観的に伝えられるようにする。
面接の対策を入念に行った結果、最終的には数社の内定を頂き、第一志望の企業に入社することができました。
転職活動は、面接準備に時間がかかりますし、時々凹むこともありました。ただ、家族や担当の山崎さん等に支えられたお陰で、経験が少ない私でも希望の企業に内定を頂くことができました。色々と親切にアドバイスを下さった山崎さんにこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
入社後は、(株)エリートネットワーク様が紹介する人は出来が良いと言われるように、感謝の気持ちを忘れずに精一杯働こうと思います。就職活動経験の少ない私の体験記が皆様のお役に立てるか分かりませんが、これから転職活動をされる皆様の活動の一助になれば幸いです。