新規事業支援コンサルティング会社 コンサルタント
大手総合広告代理店グループ ネット専業広告会社 法人営業職
梅宮 芳邦 氏 29歳 / 男性
学歴:駒澤大学 法学部 政治学科 卒
新卒でセールスプロモーションの会社に入社し、大手通信キャリアに対して家電量販店・携帯電話ショップの店頭でのプロモーション業務に従事。その後、マス媒体を中心とした広告代理店に転職し、新規開拓営業に従事。主に中堅規模の広告主の開拓を行う。
その後、大手総合広告代理店グループのインターネット専門広告代理店に転職し、新規開拓営業に従事。
Web領域全般の広告プロモーションを実施し、WEBマーケティングのノウハウを蓄積する。
これまで新規開拓営業に一貫して経験してきた事、またWeb領域であればナショナルクライアントも開拓し易い環境にあり、誰もが知る有名企業の新規開拓を次々と成功させる。仕事内容も、TV・CMからネット中心の広告やサイト制作やタレントキャスティング等、一から電話で企業様にアプローチしたにも拘わらず、大きな予算を任せられるようになる。
また、既存のお客様から新規のお客様をご紹介頂く等、営業に関しては非常に順調で、充実していた。
しかし、昨年の10月にグループ間の組織見直し・再編があり、同グループの別会社へ転籍となり、同じグループ内の同業態の企業とコンペでバッティングする際の交通整理等が非常に煩雑となる。例えば、新規でお客様を開拓したとしても既に親会社に取引があれば、商流に親会社が絡んできたり、最悪、案件を取られることもあった。
自社内でも、私自身がナシャナルクライアントを開拓する事に対し、親会社との調整が煩わしいのか、上司から 「また、お前か。」 と言われる事も多くなり、自己成長とのギャップに嫌気を感じていた。また、利益を上げても評価が上がらない不透明な評価制度にも疑問を持ち始めていた。
知人の紹介で広告代理店に数社応募をしてみたところ、ベンチャー企業から、最大手とはいかないが大手広告代理店まで、数社から内定を頂く事ができた。
評価をして頂いたポイントを伺うと、どこの会社からも 「新規開拓」 という言葉が出てきた為、どこの会社も新規開拓に困っている印象を受けた。
実際に、お世話になろうと決めた会社の直属の上司になる方と打ち合わせをした際にも、「どの案件をいつから持ってこれるか」 に話が終始し、その方の営業方針やビジョンを伺っても曖昧な回答ばかりで、結局、転職しても大幅なスキルアップが見込めないのではないかと、正直落胆をした。他に内定を頂いた数社にも詳しい話を伺ったが、私自身というより私が持っている案件・顧客に目が行っている印象を受け、それであれば、自身で独立をした方が給料も上がるのでは? という思いも芽生えていた。
その後は、常に転職や独立のことを考えながら、仕事に忙殺をされているような状況が続き、仕事自体は順調に獲得できるが、どこかモヤモヤした状態が続いていた。また、丁度その頃、法人営業だけではなく、ある新規プロジェクトのサポートメンバーにアサインをされ、他の営業職より期待されるハードルが高くなったにも拘わらず給料は上がらず。そこで、一念発起し、再度転職活動を行うことにした。再度転職活動を行うに当たって、広告代理店には転職しないと決めた。それは現在の仕事をしている時に、「そもそもこの商材にはプロモーションが必要なのか」 という事を常に感じていたからだ。
今回の転職活動の軸は、「プロモーションよりも上流工程」 からお客様の支援ができるコンサルティング会社と決め、早速コンサルティング会社の転職に強いエージェントに登録し、面談を受ける。だが、そこで紹介できる企業が無いという回答を頂き、止むなく視野を広げて活動を継続し、別の大手広告代理店グループのWeb広告会社から内定を頂き、条件面等では問題がなかったのでお世話になろうと考えていた。
しかし、お客様を戦略的観点から支援したいという強い思いが最後に脳裏をよぎり、内定を辞退し、コンサルティング会社といかないまでも類似したことが出来る会社へ行きたいと思うようになった。
そこで、他エージェントより 『転職体験記』 が充実している、(株)エリートネットワーク様に登録させて頂いた。事前に、私が考える今後のキャリアとして、「お客様」 を広告プロモーションの視点だけではなく、幅広い視点でサポートすることを望んでいるとお伝えし、転職カウンセラーの廣重様との面談時に実際にご紹介頂いた求人案件のほとんどが、前述の今後のキャリアプランに沿った案件だった為、今まで面談を受けた他の紹介会社では一切その場で応募の意思を示さなかったが、今回は即決で応募をさせて頂いた。
廣重様には各企業様に対して猛烈にアプローチして頂き、ほとんどの会社様で面接が進行していく事になり、面接では一貫して、企業様を問わずに 「お客様の総合支援」 という観点から現状の広告営業の経験を基に話をさせて頂いた。
数社の面接が重なりそうになった時は、志望度が高い会社様から順に廣重様がご調整頂いた為、安心して面接に集中ができた。
その中で、とあるコンサルティング会社から良いお返事を頂くことができ、入社したいと決心が出来た為、今回の転職活動を終了した。その会社も、今回の募集に関しては、とあるWebサイトの広告営業を担当するという募集だったが、会社として 「新規事業の立ち上げ」 をメインにコンサルティングを手掛けている会社であり、現在の市場ニーズを考えた際、また自分のキャリアプランとマッチしていると感じた。
一時は、前述のコンサルティング会社への人材紹介をメインとしているエージェントからの説明で、完全にコンサルティング会社への転職の道が閉ざされたと解釈し、落胆していた為、今回の内定を頂く事ができ、現在非常にモチベーションが高い状態にある。
大手広告代理店グループのネット広告専門会社を辞めるなんて? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが降ってくる仕事を単純にこなすのと、自分で能動的に新規案件を取りに行くという姿勢では、将来的には雲泥の差が出ると思う。終身雇用ではないこの世の中で、もし会社が倒産した時に、自分に手を差し伸べてくれる会社は自分で確保する必要があると思う。そのため、常にスキルアップを目指していきたい。
転職経験が初めてではなく、前回も同様に他の紹介会社様のお世話になった私ですが、(株)エリートネットワーク様、特に転職カウンセラーの廣重様は、私のキャリアプランをじっくり聴いて頂いた上で求人案件をご紹介頂き、満足のいく活動を行うことが出来ました。
本当に、他の紹介会社様とはご案内頂ける求人案件の質が違い過ぎて、尚且つ自分の希望するイメージにあまりにも的確な点に驚嘆致しました。
お世話になり、本当にありがとうございました。