自動車部品メーカーから大手自動車メーカーへ

自動車部品メーカーから大手自動車メーカーへ

No.63
  • 現職

    本田技研工業株式会社 購買部門

  • 前職

    1部上場 自動車部品メーカー 購買部門

遠藤 行彦 氏 29歳 / 男性

学歴:国立北見工業大学 工学部
機械システム工学科卒

私はこの度、株式会社エリートネットワークの担当のカウンセラーの高橋さんの多大なる御尽力のお陰で、大学卒業後、約7年間勤めた某自動車部品メーカーを円満に退職し、大手自動車メーカーに転職することが出来ました。

今回は生意気ですが、私が転職を決意した動機及び活動にあたって気を付けた事等をご報告致したいと思います。

転職を決意した動機

転職を決意する動機は人それぞれだと思いますが、ネガティブな動機としては現職に対する不満、不安でしょう。私の場合は不安でした。私の職種は、購買です。この仕事をしていると、手前味噌ですが自分の居る会社の状況が良く分かります。特に経営方針・経営状態が良く分かるのです。

又、職種転換も転職の方向を考える要因の一つだと思いますが、私は現職の購買に魅力及びやり甲斐を感じていたので、問題ではありませんでした。

この様な状況から私の出した結論は、購買業務に魅力はあるものの、残念ながらこの会社に将来は無い!!と言うものでした。もちろんこの結論は、私の勝手な主観ですし、ある方は大丈夫、全然問題無い!!ともおっしゃいました。しかしながら、自分の考えは正しいと判断し、転職に踏み切ったのです。

そして、自分の家族構成(妻が一人、四月の末には初めての子が生まれます!!)及び自分の年齢(この五月で満30歳になります。)を考えた時、今しかない!!と決断したのです。

転職活動の始め方

正直、一口に転職活動と言っても、私自身何をすれば良いのか全く分かりませんでした。巷には色々な本も販売されていますし、インターネットからの情報もありますが、情報量が多過ぎてどの情報を選べば良いのか、どの情報が信頼できるのかがまず分かりませんでした。何よりも初めての経験で、戸惑いもありましたし、いかんせん現職をこなしながらの事ですから、時間も多くは作れませんでした。

そんな時、やはり転職を考えられていたある先輩から、(株)エリートネットワークのカウンセラーの高橋さんをご紹介頂き、直接お会いしてみると、以下のような条件で人材を探されている企業があるとお聞きしました。

若くて元気で、やる気のある人物、自動車メーカーの購買かもしくは品質保証部門。自動車メーカーは、実は学生時代の私の夢でしたし、更に現職と同じ購買が出来るのであれば願ってもないと思いました。加えて、品質保証部門でのキャリアも私にはありました。そこで、棚ぼた・ラッキーと思い、数ある転職活動の方法の中から、(株)エリートネットワークのカウンセラーの高橋さんにお任せしてみようと判断致しました。但し、転職するのはあくまでも私自身ですし、以下の事だけは譲れないと考えていました。

(1)現職での失敗を繰り返さない為にも、希望企業の経営方針・経営状態及び将来性をよく吟味する。つまり自動車メーカーとはいえ何処でも良い訳ではない。

(2)自分のやりたい職種は、絶対に譲らない。購買が第一条件。

(3)現職の仕事をおろそかにしない。むしろ今まで以上に頑張る。

以上の条件を基に担当のカウンセラーの高橋さんとの連絡を密にし、解からない事、困った事があれば、遠慮無く相談しました。

この様な私の我がままも担当のカウンセラーの高橋さんは真摯に受け止めて下さいましたし、少し手厳しいアドバイスもして下さいました。結果としてこの方法は成功しました。

具体的な活動内容

担当のカウンセラーの高橋さんからの推薦は、自動車メーカーが2社でした。私は更に大手自動車部品メーカー1社も候補に入れましたが、結局1社の自動車メーカーに絞られました。多くの企業に挑戦するのも良い方法かもしれませんが、私の場合、現職が忙しかったせいもあり、1社に集中したのが却って良かったのかもしれません。

尚、選考方法は次の様なものでした。

(1)書類選考(履歴書、職務経歴書、志望動機書)

(2)一次試験(面接30分、クレペリン検査&SPI適性検査)

(3)二次試験(面接30分)

今にして思える勝因

現職で自分が何をしてきたか、今後その経験を生かし、何が出来るのかを一生懸命、合格した企業に説明したからだと思います。職務経歴書などの提出書類にも、自分のやってきたこと、アピールできると思ったことは、漏らさずに全て書きました。

面接においては、とにかく試験官の質問に対し、大きな声で明確に端的に答えるよう心掛けました。声が大きいのは元々ですが、人との折衝は普段の仕事で当たり前の様に行っていましたから、現職の仕事をおろそかにしない。と言う今までの仕事への心構えが生かされたのだと自負しています。

又、質問の内容も購買のバイヤーとしての心構えや、普段の折衝の仕方、方法等具体的な質問でしたが、今までの自分の仕事の仕方が正しいのだと信じ、ありのままの考えを誠意・熱意を持って述べました。

もう一つの勝因は、やはり担当のカウンセラーの高橋さんと連絡を密に取り合ったからだと考えます。又、担当のカウンセラーの高橋さんはお忙しい中、時間を作って下さり、私の為に事前の模擬面接までして下さいました。

以上が私の今回の転職に関する報告です。

正直、私の場合運が良かった・タイミングが良かったといった他力本願な所も多々ございますが、ご参考にして頂ければ幸いです。



最後に御忙しい所、私の面倒・我がままを親身に聴いて下さった担当のカウンセラーの高橋さん及び(株)エリートネットワークのスタッフの皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。重ね重ね、誠にありがとうございました。

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