金融市場系システムに特化したシステムベンダー 金融システムエンジニア
香港上場 ソフトウェア開発会社 日本企業のシステム受託開発及び日本の金融機関向けSE
王 天祝 氏 30歳 / 男性
学歴:中国の師範大学 数学学部 電子情報学科 卒
早稲田大学 大学院 ファイナンス研究科 (9月卒業見込み)
中国大学生 電子設計大会 3位入賞
TOEIC 765点
日本語能力試験 1級
中国にある師範大学 数学学部を卒業後、香港証券取引所上場の中国に本社を構える大手ソフトウェア開発会社へ入社しました。担当した主な仕事は日本の電力会社や鉄道会社の受注システム開発です。2年勤務した後、東京へ転勤し、日本の金融機関系シンクタンクに常駐し、グループの投信会社や証券会社のシステム設計及び開発プロジェクトに参画しました。
4年間の金融機関のシステム開発経験をきっかけに、金融知識に対して、すごく興味を持ちました。しかし、大学は理系出身ですから、金融・経済関連のバックグラウンドが全くありませんでした。知識を習得する為に、仕事を中断し、早稲田大学の大学院に進学し、ファイナンスの専門知識を体系的に勉強することを決意しました。
約2年間の早稲田大学大学院 ファイナンス研究科 で学んだ専門知識と、前職のシステム設計・開発経験を活かすために、今後の仕事はファイナンシャルエンジニアの道へ進みたいと考えました。転職活動は2013年5月から、大学院の勉強をしながら行いました。インターネットを通じて、転職支援会社3社へ登録しました。エージェントから、数多く企業を紹介して頂きました。その内、約20社に応募しました。(株)エリートネットワーク様へはインターネットで登録致しました。カウンセリングをして頂いた杉本様はとても熱心で、私が外国人にも拘わらず、スムーズに楽しくお話しをしてくれました。私の希望・状況に応じて、複数の良い求人案件をご提示頂きました。尚、案件紹介以外、面接対策・面接シミュレーションまでも丁寧に行って貰いました。それをきっかけに、6月末、第一志望の入りたい会社から無事内定を頂く事ができました。
2ヶ月の転職活動を振り返ると、重要な経験は2つあります。一つ目は面接の準備をしっかりすることです。外国人にとって、如何に頑張っても、日本語が弱点です。例えば、面接最初の問題はほぼ確実に自己紹介です。5分ぐらいの説明で、どうやって自分の経歴を分かりやすく伝えることができるかが勝負です。企業側は、外国人に対して完璧な日本語を要求しないとは思いますが、関心ある仕事経験及び学歴を支障なく説明する必要があります。私の場合、普通の場合、全く事前準備がなくても、簡単な自己紹介は問題なくできます。しかし、面接の際、慣れていない環境に思わず緊張して、普段のようにうまく自己紹介が出来なくなりました。ですから、事前にしっかり準備しておく必要が絶対あると思います。
二つ目は早めに面接場所に到着することです。私はいつも予定時刻5分前、会社の受付カウンターまで到着出来るように注意を払いました。個人的経験として、タワーオフィスビルの場合は特に注意が必要です。建物によって、ビルの入り口から会社の受付カウンターまで係る時間は10分を超える場合もあります。充分考慮しないと、たとえ1〜2分ぐらいの遅刻でも、企業側に無駄に悪い印象を与えてしまいます。ですから、できれば、早めに面接場所に到着して、面接環境に慣れることは面接成功の一つのポイントだと思います。
最後に、転職が無事できました。(株)エリートネットワーク様に感謝致します。ありがとうございました。