福助株式会社
株式会社コンポジット
佐藤 明彦 氏 25歳 / 男性
学歴:お茶の水美術専門学校卒
今回で二度目の転職となる私は美術専門学校卒業後、企画デザイン会社でスポーツアパレルメーカー向けのニット、カットソーのデザイン業務を担当していました。少人数が故に度重なる激務で体調を崩しがちになり、知り合いの伝手で前職の印刷会社に紹介を受けるかたちで移ることになりました。
もとよりスポーツアパレル業界で働くことが一つの目標であり、自分自身のやり甲斐でもあったため、当初は印刷業界自体に戸惑いもありましたが、クライアントの大多数がスポーツアパレルということもあり、幅広く業界を知り、様々な経験を積んで自分のスキルアップを図りたいと考えた末「三年やってアパレル業界への思いが断ち切れなければ再度転職しよう」と入社を決めました。
三年目に入り、数多くデザイン業務をこなしデザインスキルも高め、クライアントとのコミュニケーションも親密にはなってきていたものの正直言って仕事へのやり甲斐は、まったくと言っていいほど感じませんでした。社内の雰囲気も良く、アットホームな会社ではありましたが「自分の居場所はここではない」と日々感じていたことが拭い切れず、リスクは当然ありましたが、再度アパレル業界へのチャレンジを決め、転職に踏み切ることを決意しました。
在職中であったため個人的な情報収集だけでは限界があると感じ、(株)エリートネットワーク様へお世話になることにしました。人材バンクへの登録は初めての経験でしたが、自分が期待していた以上に柔軟に対応して頂き、私個人の経験・スキルを考慮の上で質の高い企業に推薦して頂き、大変感謝しております。
転職活動前の時点では、スポーツアパレルにこだわっていましたが、カウンセリング時に「そんなにこだわらず、もっと広い視野を持ってみては?」との助言を頂き、周りの見えていなかった自分がその言葉を素直に受け入れた事が、結果的に今回の出会いをもたらしてくれたのだと感じています。また、カウンセリングの場合では企業サイドには言いにくい事柄や個人的な希望に関しても気軽に相談にのって頂き、的確なアドバイスを受けることができ、自分のするべき事が早期に明確にできたので、転職活動もことのほかスムーズに進めることができました。
私がこの転職でこだわった事は、やはり仕事に対しての「やり甲斐」、「充実感」だったと思います。そんな中、担当カウンセラーの横関さんが特に薦めて下さったアパレル企業が私の職歴に興味を持ってくださり、書類が通ってすぐに急な話ではありましたが面接して頂く運びになりました。ソックス・インナーという自分にとっては経験のない分野であり、正直不安はありましたが、面接前に事前に事業内容等、下調べをしているうちに、「この会社なら自分の転職へのこだわりが満たせるのでは」という前向きな気持ちが芽生え、カウンセラーの横関さんが「是非」と私に薦めて下さっていた理由が次第に分かり始めていました。
面接日当日、当初は日程を三度に分けての面接という予定でしたが、タイミングが良かったのかスケジュールが合わなかったはずの企画部長、本部長、社長の方々全員との対面になり、社長の知識の深さ、物作りに対する姿勢、今後の自社ブランド構築等のお話しをお伺いするうちに社長のお人柄や仕事への情熱を肌で感じ、すっかり社長という一人の人間に惚れ込んでしまいました。「この人の下で働きたい」「この会社で自分を高めたい」と自分を磨き、ステップアップしていきたいという気持ちが強くなり、入社を熱望しました。一社目の紹介企業であり、この機会に色々な企業の話を聞いてみるつもりでいましたが、面接が終わった数時間後に採用の連絡を受け、会社の決断の早さにも驚かされたのと同時に「自分を必要としてくれている」という思いと「一緒に頑張っていきましょう」とおっしゃって頂いたこともあり、自分の求めていたものがここには必ずあると決意を固めました。
転職活動を終え、振り返ってみると私の転職活動は一ヶ月あまりの短いものでしたが、タイミングの良さをうまく自分の追い風にできたなとつくづく感じます。そしてチャンスというものは誰にでも巡ってくるものなのだと実感させられました。ただそのチャンスをものにするか見過ごしてしまうかの事であって、最終的には自分自身が何をしたいか、今まで何をしてきて何ができるか、今後どうありたいかを明確に自己分析すれば、おのずと進むべき道が見つかるんだと思います。心から尊敬できる上司、自分の進むべき道が今回の転職活動で見つけられた事で、今後自分にどんなことが起こるのだろうかと今からワクワクしています。
そしてその出会いのチャンスを与えてくださったのが(株)エリートネットワーク様です。転職活動とは本来孤独なものだと思っていましたが、そうではないことを初めて気付かせて頂けた気がします。与えて頂けるチャンスをものにするかしないか、最終的に頼れるのは自分自身ですが、今回の私の転職はその手助けをして下さる方々の協力あっての新たな第一歩であったと感じずにはいられません。また最後に、内定後も着任日の日程調整等で何かとご面倒をお掛けしたにも拘らず最後までご尽力下さった担当カウンセラーの横関さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい出会いを本当にありがとうございました。