25歳、6か月間給料遅配に耐え、転職活動に。

25歳、6か月間給料遅配に耐え、転職活動に。

No.708
  • 現職

    独立系 システム開発会社 ソリューション営業職

  • 前職

    広告代理業及びHP作成会社    営業部長

岡部 幸造 氏 25歳 / 男性

学歴:大正大学 文学部 表現文化学科 卒

はじめに

大学卒業後、新卒で入社した会社は官公庁や学校向けにOA機器のシステム設計や設置工事、保守などを行っている会社でした。私は高校時代からIT業界に興味があり、就職活動もIT企業に絞り行っておりましたが、教授からの推薦もあり、自身が目指していた業界とは多少違った企業に就職することになったのです。

学生時代から何社かのIT企業でインターンをさせて頂いていたこともあり、法人営業職として入社以降、好成績を残すことができましたが、歴史ある会社故に、インセンティブなどの成績に連動した給料体系ではなく、年功序列型でした。また、仕事を取れば取るほど終電で帰る日が続き、休日出勤も多くなり、週に何日か連続で会社に泊まることも多くなってきました。そんな状態も手伝い、だんだんと今の会社を辞め、かねてから希望だったIT企業への転職を考えるようになりました。

その後、友人から 「新規事業を立ち上げるからうちの会社に来ないか。」 との誘いを受け、その事業がポータルサイトの運営ということもあり、悩んだ末に友人が働いている会社へ転職しました。それは新卒で入社後、一年半後の出来事でした。

二度目の転職活動のきっかけ

新規の事業立ち上げで、社員数が友人を含め三名しかいないということもあり、簡単に軌道に乗るとは思ってはいなかったのですが、思うように契約は取れず、気が付けば半年程経って契約数は数件という状態でした。また、当初給料は毎月頂けるという話しで入社致しましたが、半年間、一度も給料が支払われず、夜中にガソリンスタンドのアルバイトをし、生活費を稼ぐような状況で、一日の睡眠時間は二時間程しかありませんでした。

今考えると、もっと早くに退社を考えてよいとも思いますが、その時の私は事業責任者として新規事業を成功させなければならないという責任を強く感じており、何より二年足らずで二度目の転職というのは、非常に困難であるように思えたからでした。

しかしながら体は限界を迎えていたらしく、ある時期から体調を崩し、会社を退社せざるを得なくなりました。退社後、就職活動を始めました。当初お付き合いの有った会社様からお誘いを頂いたり、個人事業主様から会社設立のお話を頂きましたが、今度こそ自分の憧れであるIT企業に就職したいという気持ちが強く、お断りをしました。それから二社の人材紹介会社様へ申し込みをさせて頂きました。

(株)エリートネットワーク様との出会い

一社はポータルサイトを中心に事業を展開しているI社様、そしてもう一社様が(株)エリートネットワーク様でした。
I社様は申し込み後すぐに電話にて面談をして頂き、翌週からメールにて何社かの紹介を頂きました。一方、(株)エリートネットワーク様は電話にて面談をセッティングして頂き、まず、ゆっくりと時間を掛けてお話を聞いて下さり、私の現状を充分理解して頂いた上で、どのような転職活動を行なえばよいかを相談させて頂きました。その日のうちに何社かの希望に沿った会社をピックアップして頂き、数日中に何社かの書類選考の結果を頂きました。

私の転職が短期間で二度も行われており、最後の転職として慎重に行いたかったこともあり、私としては(株)エリートネットワーク様一本で転職活動を行わせて頂くことにしました。同社様経由では驚いたことに、書類選考が通過した一次面接を受けさせた頂いた会社様のほとんどの面接官が、役職付きの方で、一次面接が役員や代表取締役であるということも多々ありました。

また、人材紹介会社様によっても様々らしいのですが、(株)エリートネットワーク様は法人営業と個人向けエージェント (呼び方は正しいのか判りませんが) が一貫しており、会社や顧客の生の声を直接に届けて頂き、アフターフォローの面でも面接前に内容の最終確認、面接終了後にはフィードバックを電話や面談にて行って頂きました。結果として面接を受ける毎に緊張が少なくなり、本当の自分を嘘偽りなく面接官に見せることができるようになりました。また、面接がない時でも、何か心配事がある際には時間を作って頂きまして、場合によっては直接の担当者以外の専門の方にもご同席頂いて、共に問題解決を行って頂きました。

ここまで至れり尽くせりの転職活動でしたが、開始当初はなかなか思い通りの面接が出来ずにいました。ここで言う面接とは “素の自分” を見せるという意味での面接です。私は当初、自分を少しでも良く見せようと焦り、結果としては良くない評価を頂くということが何回か続きました。

転職活動

一番悩んだことが、自分の就職活動の主軸にすべきことです。前職の経験から 『時間をかけて転職活動を行い、安定した企業で安心して働きたい』 一方で、『すぐにでも就職をし、ITという自分の好きな分野で難しい仕事に挑戦してゆきたい』 という矛盾する二つの思いがありました。
この問題を解決する為に再度カウンセリングをセッティング頂いたのですが、その面談には私がかねてよりお世話になっていたご担当者様だけではなく、IT分野に特化した転職カウンセラー様にもご同席頂き、共に解決に導いて下さいました。
お蔭で、実際の面接の中でだんだんと自分の軸をはっきりと持った受け答えが出来るようになり、選考に通る確率も格段に上がってゆきました。

最終的に内定を頂いた会社は、私の希望やスキルを考慮した上で(株)エリートネットワーク様よりご紹介頂いた企業様でした。面接は一次面接から私の直接の上司となる営業部長で、面接というより、仕事内容や会社のビジョンについてリアルな話をして頂き、入社後自らが社員として働くイメージをしっかりと持つことが出来ました。結果として社長様にもしっかりと自分の意見を伝えることができ、良縁を頂くことが出来ました。

内定後も(株)エリートネットワーク様は、責任を持って連絡などを行って頂いております。良縁を頂いた企業様は急成長中のIT企業であり、ポジションとしても最近出来たばかりの課で、新規取引先の開拓という責任あるポジションを任せて頂くことが出来ました。そのため、入社前から先輩社員にオリエンテーションを行って頂き、精一杯のスタートダッシュが行えるように準備を整えております。

最後に

私は(株)エリートネットワーク様を通して、希望通りの企業様へ、希望通りの期間で転職に成功致しましたが、これまでの経歴に関しては決して転職に有利に働くものばかりではなく、活動前は大きな不安で頭がいっぱいでした。そんな中、私の転職活動を支えてくれたのは家族であり、友人であり、何より、親身になって転職活動をサポートして下さった転職カウンセラーの方でした。

転職活動を行っている、もしくはこれから始めようと考えている方は是非、企業や自分、家族に正直に、誠実な転職活動を行って下さい。転職は妥協する機会ではなく、自分をより高みに持ってゆけるチャンスだと、転職活動を終えた今だからこそ心から思えます。

色いろな人材紹介会社がありますが、私にとっては(株)エリートネットワーク様がぴったりだったのではないかと思います。
是非、自分を高めるチャンスを最大限に生かして下さい。
今、私は最大限新しい会社に貢献し、様々な形で支えてくれた友人や家族に、活躍している姿を見せ、恩返しをしてゆきたいと考えております。

この度は、本当にお世話になり、ありがとうございました。

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