求人広告の専門家も、人材紹介会社を活用して転職に成功

求人広告の専門家も、人材紹介会社を活用して転職に成功

No.733
  • 現職

    企業向け人材開発・教育研修会社 法人営業職

  • 前職

    有名求人メディア運営会社  法人営業職

西山 喜美子 氏 33歳 / 女性

学歴:同志社大学 経済学部 経済学科 卒

「気分屋であり、やる気になったら一気にやる」 「色いろやりたい事があり過ぎる」 「社風が合うかどうかが重要だけど、それってどうやって選ぶの?」 そんな想いの人には参考になるかもしれません。

新卒では、著名な大手求人メディアの運営会社の広告営業職に就職しました。
新卒の就職活動では、「若くして任される=成長できる環境」 「フランクな雰囲気の職場」 「自分が魅力的と思える人と働きたい」 「女性だからという差別が無い」 ということを軸に企業を探していました。
結果として興味を持ったのは、業種としてはコンサルティング、広告代理店、人材業界。
職種は営業、企画、人事に絞られてきました。
元もと好奇心旺盛なタイプであったので、その中でも、「色んな人と会い、色んな価値観と出会って世の中を知り、成長したい」 「誰がやっても同じ仕事ではない、自分らしさを出せる仕事であること」 を重視し、また会社全体のバイタリティにも惹かれ、会社と職種を決めました。

入社後半年は、新規開拓と先輩顧客の引き継ぎから始まり、その後は既存顧客のみでの取引拡大、既存と新規開拓、戦略顧客への新商品の拡販、大手企業のみの担当など、扱う媒体や期待される役割は変わりましたが、一貫して法人営業職として働いていました。
担当顧客も、個人事業主・中小企業〜官公庁・一部上場企業まで幅広く、経営者の方をはじめ、従業員の方への取材・インタビューなども含め、入社当初に自分のやりたかった事が出来る、ハードですがやり甲斐のある毎日でした。

定年まで働くという風土・発想のない会社でしたので、周りも30歳前後での独立・転職する人間が多かったため、自分の転職は自然な流れでした。入社当初はあまりのハードさに3年も働けるだろうか……? と思っていましたが、あっという間に数年が過ぎていきました。
今振り返っても、仕事内容も社風も自分に合ったいい職場であったと言えます。
ただどちらかと言うと、新しい環境に身を置いたり、やったことのない事にチャレンジしたり、という事にモチベーションを感じるタイプなので、だんだん仕事を 「こなしている」 という感覚が強くなってきたのも事実でした。
長時間労働、締切に追われる毎日から離れ、自分自身のことについてゆっくり考え、また離れて暮らす家族 (高齢の家族があったため) との時間を大切にしたい、と考え、次を決めずに退職をしました。

その後、関西の地元での派遣の仕事、家族の介護などを経て、本格的に転職を考えるまで1年ほど。そこから家族の入院などがあり、(株)エリートネットワークさんに転職の相談したのは、退職から1年5ヶ月後でした。
自分が求人広告の仕事をしていたこともあり、大手転職サイトの1つをざっと検索しましたが、応募には至りませんでした。

理由は三つあり、一つは、「求人広告を扱っていたからこそ、転職サイトのデメリットも知っていたこと」。 自分も各企業に取材し、原稿を作成していましたが、営業担当や制作担当者によって、情報の精度 (虚偽ということではなく、どこまで拾うか、ということ) に差があります。給与や細かい仕事内容なども、”人による”、 ”配属される部署による” などの記載が多く、自分の場合だとどうなのか? が分かりにくく応募に至りませんでした。 (転職エージェントの場合は、自分の経歴と先方の要望を擦り合わせておおよその条件が分かる)
また、求人広告は大量募集やこの時期に、という要素が強く、「通年でいい人材がいれば」 という案件は転職エージェントに依頼する企業が多いと仕事柄感じていたためです。
更には数十人という人がエントリーしていると思うと、そこで目をひく履歴書って……?という気分になったことも事実です。

二つ目は、今更という感じですが、「自分がやりたいと思う事がうまく整理できず、絞り切れなかったこと」 です。年齢的にも、大きくキャリアを変更できるのは最後のチャンス、という気持ちも強かった一方、「専門性を身につけたい」 「今までと全く違う事にもチャレンジしてみたい」 等色んな想いが交錯していました。相談をし、客観的に公平なアドバイスしてくれる人が欲しいと思いました。

三つめが、「社風や一緒に働く人を重視していましたが、それらを知るのは難しかったこと」 でした。こればかりは、広告にこんな社風です、と書いてあっても 「ベンチャーっぽい」 「昔ながらの年功序列」 等、ざっくりとしか分からず、実際にその職場を知っている人に直に聞いたりしない限り、それを知るのは難しかったと思います。

転職サイトをざっと見て、その結果、おそらく知名度が一番高いと思われる転職エージェントにまず登録をしました。登録面談時に履歴書のアドバイスを受け、その後はデジタルに自分の経験や希望に沿った案件が配信される、というものでした。
私が期待していたのは、求人案件の中から、自分に合ったものを選んでくれる、キャリアの棚卸も一緒にしてくれる、というものでしたが、これとは大きくかけ離れたものでした。
担当の方からご連絡を頂きましたが、全くイメージが湧かず、そのまま時間だけが経って行きました。

4月に海外の先輩に会い、刺激を受け、相談にものってもらい、「やる気モード」 に。そこから転職エージェントで検索をかけ、『転職体験記』 を読んで 「ここ、よさそうだな」 と思い、1つめの転職エージェントで作った職務経歴書・履歴書を送り、登録をしました。関東在住ではなかったのですが、手持ちの書式で簡単にメール登録ができ、その後も電話のみでまずはやりとりを開始出来たのも嬉しかったです。

登録して数日後に、「担当の安藤です〜」 という電話があり、きちんと履歴書や職務経歴書などもきちんと読み込んで頂いた上で、色いろな角度から質問をして頂きました。
具体的な質問内容は覚えていませんが、私自身の中で固まっている部分と固まっていない部分を把握した上で、希望に合いそうな案件を紹介します、とメールで送って頂きました。
その案件を見た上で私も折り返し連絡をし、正直に 「これは仕事内容がしっくりきません」 「ホームページを見たけれど、〇〇が気になります」 など、率直な感想をお伝えしました。それらのやり取りの中で、「西山さんの強みは、前職の法人営業経験の中でも、〇〇です。▲▲の業界では、これは非常に高く評価されます。逆に□□では、ポテンシャル採用に近い感じになりますので、給与はぐっと下ります」 など自分の市場価値についても、希望を踏まえた上で教えて頂きました。これが私には嬉しかったです。
「今、私やる気スイッチモードなので、一気にガーっと進めて下さい!」 と言ったのを覚えています……


また、自分自身の中でも固まっていなかった点も、じっくりと電話で少しずつ棚卸をして頂くことが出来、ようやく重い腰を上げて応募してみよう、という気になりました。
応募した先も大ハズレ、というものは1つもありませんでした。「もしかすると、◎◎な部分が、合わないと感じられるかもしれませんが、それは実際にご自身でも確かめて下さい」 等、普段から各企業についての情報をしっかり把握されているので、マイナスかも? と思われるポイントもしっかり教えて頂くことで、安心できました。

私の場合は、東京での面接を1週毎に3回だったのですが、一番最初の面接前に(株)エリートネットワークさんの銀座の本社でご担当の転職カウンセラーの安藤様にお会いし、改めて自分の性格的な部分も含め知って頂き、面接準備も含めて雑談や棚卸しのような時間が持てたことが良かったです。

実際にご紹介して頂いた求人案件も、社風が自分に合っていると思える会社が多く、これは自分で探すのは大変だったのに、流石だな! と思いました。逆に、こちらから気になった企業について 「エリートネットワークさんに求人依頼来てませんか?」 と問い合わせた事もあったのですが、実際に足を運んだ説明会や面接で 「あまりにも、合わない……」 と感じ、経験上業界としては対象であるのに紹介されなかったことに非常に納得しました。

選考中にも、気になったポイントや待遇などについて、質問すれば企業に連絡して答えて下さったことも良かったです。いいことばかりでイマイチな情報を隠されている、という事が無かったので、非常に信頼できる転職エージェントだと思います。

また、大事なことが最後になってしまいましたが、(株)エリートネットワークさんにお願いして良かったと思うこと。
それは、履歴書や職務経歴書の上の 「西山さん」 ではなく、人としての 「西山さん」 をしっかり捉えて頂き、企業にもご紹介して頂いているのだな、と感じたことです。
それに加えて、人事部の担当者だけでなく、幹部クラスとのリレーションもあるので、企業についての理解も深く、話が早いです。面接の工程を飛ばせた企業もあり、それも信頼関係による賜物だと思います。

転職サイトや他エージェントでいま一つしっくりこない、色いろ考え過ぎて何がしたいか分からなくなった、そんな方も、(株)エリートネットワークさんでしたら、いいきっかけを掴み、叱咤激励され (笑)、新しい一歩を踏み出すことが出来ると思います。

そして最後の最後になりましたが、安藤さん、何から何まで、本当にありがとうございました

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