アパレルの店長、製紙メーカー系 紙の専門商社へ

アパレルの店長、製紙メーカー系 紙の専門商社へ

No.801
  • 現職

    一部上場 大手製紙メーカー系 紙専門商社 法人営業職

  • 前職

    一部上場 アパレルSPA  店長職

坂本 正人 氏 29歳 / 男性

学歴:創価大学 経営学部 経営学科 卒
色彩検定2級

新卒での活動軸とアパレルSPA企業への入社理由

私が新卒の就職活動の企業選択の軸としていたものは2点ありました。
1点目は、大学時代に専攻していたマーケティングが企業の事業戦略全体を自分自身がゼロ〜イチで作り上げていくような非常に面白い分野であった為、将来的にマーケティングの専門職として携わる事が出来る企業である事。
2点目は、当時ファッションへの強い関心があったことから洋服の企画立案・マーケティングに携わる事が出来る企業である事。
以上2点を実現できる企業を中心に就職活動を進めておりました。
その中でも当時から世界No.1のアパレル企業になるというビジョンへの共感、完全実力主義である事からスピードを持って成長できる環境であるという点に非常に魅力を感じ、アパレルSPA企業への入社を決めました。

アパレルSPA企業での勤務に関して

新卒採用時のキャッチフレーズでは 「世界No.1」 「グローバル進出」 というキャッチコピーで、かなり夢がある企業だなという高いモチベーションで入社したものの、入社1年目は店舗人員が不足している店舗に配属され、会社自体もアップトレンドであったため育成のチャンスも少なく、ほとんど契約社員の方と同様の販売業務しか任されませんでした。
そんな中で、自分のやりたい事とやらなければならない事とのギャップには入社当時から相当悩まされましたが、将来的にはマーケティングの専門キャリアを実現させるという目標があったのでなんとか頑張っていました。

また、会社の考えとしてもゼネラリスト志向で、現場をまずしっかりと経験した上で本部でのキャリアを築くという方針もありましたので、まずはしっかりと現場で成果を出してキャリア形成をしていこうと自分に言い聞かせながら仕事を続けていました。
現場で仕事を続けていく過程において、現場はあくまで自分の中で通過点と割り切って仕事に取り組んではいたものの、入社4年目に理想の店長と思えるような尊敬できる上司に巡り合うことができ、現場の楽しさや重要性を改めて実感し、前向きに現場での昇給昇格を考えていくきっかけとなり、幸いにも店長への昇格も果たしました。
店長に昇格すれば本部へのキャリアも見えるという事もあったので、店長に昇格後も現場で成果を出しながら何年後かに目標とするマーケティング部署に行ければいいという漠然とした目標を掲げながら日々の仕事に取り組んでいました。

アパレルSPA企業の退職理由

転職を考えたきっかけは主に2点です。
1点目は、ワークライフバランスです。今まで漠然としたキャリアプランしか考えていなかったため常に将来に対しての不安が前職においては付きまとっていたのですが、結婚し、子供が産まれ、そうしたライフイベントを重ねるにつれ、漠然とした不安が危機感に変わったことです。具体的には前職では全国転勤で早い時には半年に一回の頻度で異動が繰り返し発生しておりました。子供も大きくなり始めていた時期だったので、これ以上頻繁に異動を繰り返す事は家庭を考えると出来ない、もう自分自身の夢の為だけに仕事をしていられないと思い出した事です。

2点目は、前職でのキャリア形成です。私自身が働く中でかなりキャリア形成は遅かった方なので、このまま今の会社で働き続けていていいのかとも思っていました。キャリア形成が遅れた原因は単純明快で、モチベーションが低く、自分に火をつける事が中々できない、コミットメントに波があるという事でした。その理由としては前述したように現場への関心度という点が一番の問題ではあったものの、かなりオーナーシップが色濃い会社でトップダウンで方針が180度変わるような事がたびたび起こる会社であったので、自分が納得できない表面的な仕事がよく降りかかってくること。また、かなり体育会系の風土があるため、少しのミスが過度の追求に繋がり、自分自身が納得いかないような過度の追求に会ったり、逆に店長としてそういった追求をしないといけない立場になり、実際に自分自身もそういう指導を行うようになっていた事、それが 「正」 だとする会社の風土に疑問を感じるような事がたびたびあり、会社の社風自体に疑問を常々感じていました。

上記のような 「現場への仕事の関心度の低さ」 「会社への帰属意識の低さ」 が大きな起因としてモチベーションの低下を招き、このまま働いていても今後もスピードを持って昇給昇格を続けていく事は難しいだろうと思いました。
もし子供が大きくなっていっても本部のマーケティングに行くことが出来なければ、一生現場で全国転勤の生活が待っていること、尚且つ自分の本心ではやりたくもない現場の仕事を続けていく事にかなり不安を感じ転職を決意しました。

(株)エリートネットワークを選んだきっかけ、利用した感想

今回(株)エリートネットワーク様を利用したのは、前職で非常に仲が良かった大森様が(株)エリートネットワークで働いているという情報を転職サイトを通じて知り、お願いするのであれば気心の知れた友人であれば本気で探してくれるのではないかと思った事がきっかけです。
実際に(株)エリートネットワーク様を利用しての感想は、対応の丁寧さが抜群です。私は転職エージェントを4社利用したのですが、他社の場合は自分の要望と明らかにマッチングしないような案件も多数提案を受けました。
正直、紹介案件数がただ多いだけで実際自分にどの会社がいいのか選定するだけでも非常に大変ですし、自分自身の転職の軸がしっかりしていないと紹介された案件をどんどん応募依頼をかけてしまい、結果的に迷走する状態に陥ってしまった事もあったので、非常に危機感を感じました。

そんな中、大森様は、まず最初のカウンセリングでの自分の転職の軸を元に、本当にマッチングするような案件を紹介してくれる事、そしてただマッチングするだけでなく、その会社の良い点だけでなくちゃんと悪い点も説明してくれたので、本当に行きたいと思う企業に絞って転職活動をすることができた事が非常に良かった点です。
また、他社エージェントを通じて選考が進んでいる案件についても、他社エージェント様だと相談することすらできませんでしたが、大森様はそういった話にも親身に相談に乗って下さりました。その際も、当初の転職活動の軸と照らし合わせてどうか、実際働き始めたらどのような就業環境になるのかという長期視点、また収入面や家庭面もどのようになるのかまできめ細かくアドバイス頂けたので、自分一人で悩む事がなくなり、迷ったらとりあえず大森さんに相談してみよう、と思うくらい非常に心強い味方でした。

大手製紙メーカーのグループ商社に決めた理由

今回の私の転職の軸は、職種としては 「企画営業」 もしくは 「マーケティング」 のどちらかで、今までのような限定的なオペレーションの枠の中でビジネスを行うのではなく、ゼロからイチを作り上げるような企画立案を行っていくこと、それもB to Cではなく、「B to B」 で社会的影響力の大きな仕事をしていきたいという軸で転職活動を進めていました。
BtoC からBtoB への転職を希望していたので、未経験で年齢的にもかなり難航すると思っていたのですが、見事に未経験且つ小売経験を優遇して下さる大手製紙メーカーのグループの専門商社様をご紹介頂き、その企業から無事内定を頂きました。

今回内定頂いた商社は、自分の転職の軸としていた職種・職務内容を包括するもので、尚且つグローバルで活躍出来る仕事であった事、尚且つ残業時間も前職の2〜3割程度しかなく前職よりもワークライフバランスを維持できるという条件面が非常に魅力的であった事、また大森様より 「この企業なら坂本さんが成し遂げたいグローバルで企画しながら法人営業として携わる仕事で、家庭面も大事にしながら長期的に働けますよ」 と後押しの言葉を頂き転職を決意致しました。長期的に働けるのかどうかを客観的に考えてアドバイスして下さった言葉が、最後の決め手となりました。
内定後も年収交渉など危惧していた面も細かくサポートして下さり、最後まで非常に手厚いサポートで感動しました。

今回の転職は、業種も職種も完全なキャリアチェンジになるのでもちろん不安もありますが、不安よりも楽しみ、わくわく感のほうが自然と大きいです。その要因は大森様に選考中に何度も気軽に相談に乗ってもらったこと、余す事なく良い情報であれ悪い情報であれディスクローズして下さったので、事前に感じる不安を払拭する事ができたからです。
また、選考過程において大森様も私と一緒になって入社することをゴールにすることでなく、その先に入社して何を実現したいかという視点で常に相談に乗って頂いていたので、入社する前から目標、やらなければならない事が非常に明確になった事が大きな要因です。

大森様をはじめ(株)エリートネットワーク様では、本当に単なるマッチングで入社させる事ができたらOKではなく、自分のなりたい姿・長期就業環境・家庭との両立といった人生設計全体を一緒に考えてくれた上でコンサルティングをして下さるので、今回のような妥協なく心から納得できる転職が実現できたと感謝しています。

本当にありがとうございました。

この転職者を担当したカウンセラーに
転職相談したい

この記事をご覧になったあなたに

関連する転職体験記

転職体験記を絞り込み検索 全ての記事一覧は
こちら