日系 ベンチャー企業 経営企画
外資系 サービス企業 営業企画部門 管理職
槙村 君子 氏 40歳 / 女性
学歴:東京大学 法学部 公法コース 卒
TOEIC 930点
英検 準1級
日商簿記 2級
私が(株)エリートネットワーク社にコンタクトした理由は、正にこの膨大な 『転職体験記』 を読んだからです。離職後の転職活動だったので、「最後まで面倒を見ます」 と書かれている文言を信じようと銀座オフィスを訪ねました。それから約3カ月後、こうして私が 転職体験記 を書いている次第です。
私の経歴を簡単に言うと、外資系の経営コンサルタント、事業会社の事業企画・営業企画など数社を経て、今回ベンチャー企業の経営企画に内定しました。業種や事業分野はバラバラですが、職種は業績管理や経営管理の仕組み作りを中心に経験を積んできました。
前職の外資系企業を辞めた理由は、海外の本社の裁量が大きくなったことです。様々な組織変更を経て会社が大きく変わるステージだとも感じていたので、自分は次の挑戦をしようと辞める道を選びました。
また、お客様である外資系企業を見ていると、事業縮小やアジアへの拠点移動などで、日本支社の予算や人員が減っていくのを目の当たりにすることがありました。外資系企業は、女性が働き易く、給与も恵まれている場合が多いので非常に魅力的ですが、日本からの撤退や事業縮小がいつ何時でも起こり得ることを念頭に置く必要があると思います。
(株)エリートネットワーク社の高橋様との初回のカウンセリングで、日系企業に! という方向性を再確認して転職活動を行いました。理由は上に述べた通りです。
また、今は大企業に限らず、中小企業が海外に出て行く時代です。その点を踏まえると、市場を拡大するチャンスのある日系企業の方がこれからは面白いのではないかと思いました。
経営企画は、募集が少ない職種の一つです。また、会社によって仕事の範疇と求められる実務経験が全然違うので、イメージとの乖離が大きい職種でもあるように感じます。したがって、自分がイメージする経営企画の業務が何なのか?、それを自分の経験や能力を活かしてできるのか?、やりたいことなのか? など、面接を通じて明らかにする必要があります。
稀に、書類選考や幾度かの面接等のプロセスを経てポジションが決まるケースがあります。私の場合、経営企画に応募した訳ではなく、内定時に経営企画採用と告げられました。募集案件として出ているものがすべてではないので、エージェントの方と可能性を探りながら、自分の思い描く経営企画のポジションを見つけるのも一つの選択肢になります。
企業の求めるポジションのニーズと相性の両面で合わなければ、採用には至りません。増して、離職はかなりのハンデになります。落ちるのは当たり前、落ちたら省みて次に進む、それの繰り返しです。
そのような時に重要なことは、心を平穏に保つことです。私は、周囲の人々に支えられて平常心を維持しましたが、働かない時間を過ごすのは考えていた以上にしんどいものでした。この期間を存分に楽しむと腹を括って平常心で過ごせる人ならば、年齢が高かろうが、1年くらい働かなくてもすんなり仕事が決まるのかもしれません。
高橋様の 「最後まで面倒を見ます」 という言葉に救われたことは言うまでもありません。
大学時代、ベンチャー企業に就職する先輩を見て、変わった選択をする人だな と感じたことを思い出します。そんな自分がベンチャー企業で働くのですから、不思議なものです。このご縁に感謝し、成長する企業や仲間と共に自分も成長する、そんな日々を過ごしていきたいと思います。