外資系 コンサルティング会社 リサーチャー
一部上場 大手消費財メーカー 法人営業職(12店舗担当)
稲村 笑美子 氏 24歳 / 女性
学歴:慶応義塾大学 文学部 人文社会学科 卒
TOEIC 905点
HSK(中国政府認定 中国語試験) 5級
書道 7段
新卒の就職活動時は、グローバルなフィールドを持っている企業、高い技術力を持っている企業、チャレンジできる環境のある企業という3つの軸で就職活動をしておりました。そこでグローバルなフィールドを持っている一部上場の消費財メーカーにご縁を頂き、法人営業職として入社しました。
12店舗を担当する法人営業職として働く中、毎日が学びではありましたが、仕事の裁量権がとても大きいため、労働時間が非常に長く(6:30~22:00)、また社風もしっくりとは合わなかったこともあって、体調を壊してしまったのが転職を考えたきっかけです。
退職後すぐに転職活動をした訳ではなく、最後のチャンスにチャレンジしたいと思い、大学院を受験し、二次試験にて落ちてしまったため、転職活動に切り替えました。普通だったら退職後すぐもしくは在職中に職探しをするものですが、大学院入試があったために、離職して3ヶ月が経過した時点で転職活動を開始することになりました。
第二新卒の転職活動、しかも離職期間が長かった私にとっては、正直ハンデしかない転職活動が開始しました。いくつものエージェントに登録し、面談し、書類選考を受け、「1年目で退職」 という点でことごとく書類選考見送りのお祈りメールに見舞われる毎日。応募する数も、お祈りメールの数も、比較的順調であった新卒の時の転職活動とは真逆の状況でした。
奇跡的に1次面接に進んでも、「優良と言われているこの会社で働けないのは貴方側に問題があるのでは?」 というマイナスの印象からスタートしていて、精神的にはかなりきつい時期でした。退職したことは一切後悔していなかったのですが、身体を壊してでも居座ったほうが良かったのでは?、やはり私が悪かったのでは?、というネガティブな思いが頭の中をぐるぐる回っていました。
いくつかのエージェント様にお世話になるも、新卒の時、そして転職活動の時には絶対に外せなかった 「英語、中国語を使う頻度の多い仕事」 という軸にこだわると理想とする求人案件が無く、何もフィルターをかけず、絞り込まずに会社の面接をとにかく数をこなすといった時期もありました。ただその中でもやはり海外とのつながりの強い会社に行きたい気持ちは強くなるばかりでした。
気持ちを強く持ち、前向き思考である私も、この時期ばかりは 「明けない夜はない」 と言われてもそれを一切信じられず、深夜に何度も 「私はまだ仕事が決まっていないんだ」 と突然起きてしまったりと、精神的にかなりきつい時期が長く続きました。転職活動が思ったより厳しいので、友達に会うこともなかなかできず、“話す人は面接官のみ” という状態になっており、ストレスの発散方法さえ分かりませんでした。
人材関係に勤めている友人に相談していた時に、「エージェントも相性があるから、もっと沢山のエージェントに会いなさい!」 というアドバイスを受けて、ひたすら 「第二新卒」 というキーワードのもと、とにかく検索していました。そこでいきなり(株)エリートネットワークさんの 『転職体験記』 というのを読んで、普通の大手のサイトとは全然違うけれど取引先は大手で、求人案件も多い印象を受け、更に契約社員の案内が沢山来ていた私にとっては、とても魅力的だった 「正社員専門」 という部分に惹かれ、「何事もやってみなければ分からない!」 とその場で登録をし、その翌日の朝には(株)エリートネットワークさんのある銀座に居ました。
転職カウンセラーの大森さんとお話して、教えて頂いたのが外資系コンサルティング会社でした。今までの転職活動の時には全く出会わなかった企業で、大森さんが 「絶対ドンピシャだと思います!」 と勧めて下さったのが印象的でした。大森さんは、「私が入れる企業」 の求人を案内するのではなく、「私が入りたい企業」 の案内をして下さいました。それまでの受けてきた企業名を見て、不思議そうにして、「希望と違いますよね?」 と仰った時は、驚きと同時に 「入りたい企業」 のことを考えてくれる方がいるのだ! と感激し、譲れない軸を持っていても良いのだ と強く元気付けられたのを覚えています。
1つ目に、海外支社とのコネクションや社内共通語が英語であるということから、外国語を日常的に使える環境であることです。外資系企業といえど使用言語はドメスティックな企業が多く、外国語を日常的に使用するには海外現地採用などといった形でしかないと思っていました。しかし、この外資系コンサルティング会社は面接の場でも英語が飛び交っており、社内でもその様子が伺えたというのが決めた1つ目の理由です。
2つ目に、社内の人がとても素晴らしい方々だと感じたからです。第二新卒ということもあり、「次は長く働きたい!」 という思いを強める中で、全社員の方と面談をし、お話をする中でここなら間違いないと確信したからです。
3つ目に、長く働き続けられる効率重視の会社であるということです。前職がかなり残業時間が多かったのに比べ、短い時間でパフォーマンスを上げる方式の働き方だと伺い、社員さんに伺っても実際にそうだったことが決め手になりました。大きく分けてはその3つですが、それ以外にも、業種柄好奇心とチャレンジ精神を持って働くことができるという要素もとても大きかったです。
面接をした後には、直感的にもここが一番私には合っている! と思い、他企業の面接もかなり受けていたものの、第一志望が揺らいだことはありませんでした。
初めのカウンセリングの時に、「この方は私の趣向をしっかり踏まえて選んで下さっている!」 という絶対的な信頼感を持ちました。というのも、エリートネットワーク大森さんはただ単に経歴を聞くのではなく、小・中学校くらいまで遡り、そもそも私自身がどんな人間であるか、ということを深く聴いて下さったからです。転職活動中、他エージェントの方は大概経歴と学歴と要望をさらっと聞いて沢山の求人を紹介して下さるのに対して、大森さんは経歴のところを私の人間性の輪郭が描けるぐらいまで徹底的に掘り下げ、その上で案件を紹介して下さいました。
「職務経歴書を拝見した時に、外資系コンサルティング会社が浮かびました」 と仰っていて、言語内情報、言語外情報まで瞬時に見抜き、適性を判断され、求人案件を紹介するということをしていらして、純粋にこの方はすごい方だなと思いましたし、実際に転職カウンセラーの大森さんの大いなる誠意のもと転職活動ができたことは大変な恵みだったと感じています。
大森さんのメールはいつも熱意と誠意が120%滲み出ている言葉で紡がれており、最初は他の紹介会社の方との業務的な連絡との違いに驚きましたが、大森さんの連絡に日々励まされておりました。大森さんとの出会いがなかったら、この会社に巡り合うこともできなかったし、こんなに一切不安の無い中で新しいスタートを迎えることもできなかったと思います。
体調を壊して会社を辞めるという決断をしたことも、また大学院入試の失敗も、この半年間で私に起きた1つ1つの辛い出来事の連続は、この企業に出会うために導いてくれたことなのではないか、とすごく感謝しています。新卒の就職活動、転職活動を経て、働きたい企業を選ぶ上で一番重要なこと、つまり 「入れるところ」 や 「知名度」 ではなく、「自分が居たい環境に居れるか」 や 「自分がやりたいことを最終的に達成できる企業であるか」 という点が如何に大事であるか痛感しました。
この転職活動は、周りのサポートが無かったら乗り切れなかったと言い切れます。それだけに、転職カウンセラー大森さんのサポートは非常にありがたく、いつも藁をも掴むような必死さで連絡をしておりました。明らかに新卒の時よりも数倍のワクワク感の中で入社日をカウントダウンしている状態で、こんな素敵な企業に出会えるとは思っていませんでした。
大森さんのお仕事に対する情熱や姿勢から学ばせて頂くことも沢山あり、色いろなことを私も見習っていきたいな、と思っております。
お礼したいことは沢山ありますが、長くてページ数が足りなくなってしまいそうなので、ここで止めておこうと思います。本当に、沢山のサポート、ありがとうございました! 心より感謝申し上げます。