米国NASDAQ上場 インターネット関連企業
Webプロデューサー
広告代理店 プランナー
村井 幸江 氏 28歳 / 女性
学歴：早稲田大学 第一文学部卒
広告代理店で５年間プランナーとして働いてきました。小さい会社だったので、２年目くらいからそれなりに裁量権も与えられ、やる気さえあれば自分で企画を立てプロジェクトを起こしていくこともでき、私自身もいくつかのプロジェクトの責任管理を任されたりし、充実した会社生活を送っていました。
しかし、６年目になった時、会社の業績不振、リストラの頻発、信頼を寄せていた先輩方の度重なる転職等が重なり、会社には出来る人材がいなくなり、仕事も減り、活気も失われていきました。同時に、代理店に居るからこそある程度の規模のイベントやキャンペーンであればプロデュースはできるものの、逆に言えば６年経っても半端なマルチプレーヤーでしかない自分に焦りを感じていました。
このままでは自分に教えてくれる人が誰もいなくなる、そしてこのままでは私は３０歳を迎えた時「この分野なら任せて下さい」と言えるものがないという焦り、これが転職活動を始めたきっかけでした。
(株)エリートネットワークさんを訪ねたのは、ある会社の人事部に勤める友人の紹介からでした。「色んな転職支援の会社があるけれど、ここは自信を持ってお薦めできる。」と友人は私にエリートさんを薦めてくれました。
「まずは本当に、“転職”をしたいのか？」そこから私のカウンセリングは始まりました。「堅くならずに本音で話して下さいね。」という担当の方の優しい一言にとことん甘えて、転職の面接というよりは、“働くということ”について、様々な意見を交わしたことを覚えています。
(1)60歳まで働き続ける上で今後どういった働き方をするべきなのか
(2)“転職”をする意味
(3)私はどういう働き方をしたいのか
上記のような話を3時間かけてお付き合い頂きながら丁寧に探し続ける中で、私の“働く”ことに対する価値観が見えてきました。
私がこれまで働いて来た中で身につけてきた能力は、“コミュニケーション能力”であり、“プロデュース能力”であること、クライアントと会社の間に立ち一つのプロジェクトをプロデュースしていくことに魅力を感じていること、等。私は仕事をしていく中で“コミュニケーションのプロ”を目指しているということが手に取る様に分かってきました。3時間の面談を終えた後は得も言えぬ充実感がありました。担当のカウンセラーの今沢さんと出会えて、話ができて良かったな、と心から思いました。
“コミュニケーションのプロ”を目指そうと考えた私にエリートさんが紹介して下さったのが“Webプロデューサー”という職種でした。元々興味はあったものの、Webの専門知識を持ち合わせてないため、二の足を踏んでいたのですが、エリートさんの詳しいヒアリングによると、企業側が求めている人材はWebの専門知識を持っている人というよりは、一つのプロジェクトをうまくコントロールし、クライアントの満足を得、さらにはエンジニア、デザイナーをコントロールできる役回りをこなせる人材だと、説明して下さった御陰で、不安もある程度解消し1次面接に臨むことになりました。
「まずは受けてみましょう」となってから採用企業側の考え方、レジュメの書き方等、いろいろ教えて下さいましたが、その内容はいわゆるハウツー本にあるような小手先のテクニックではなく、どうすればその企業に対する自分の真摯な思いを、誠実に伝えられるか、ということでした。「誠実さは必ず相手に響く」、そういったことを教えてもらった気がします。
一次面接で企業側の人事部の方が「あなたは(株)エリートネットワークの○○さんが薦めてきた方だから大いに期待したいと思っています。」とおっしゃった言葉に、エリートさんの信頼度の高さが分かりました。
最終面接日、不安で一杯の会場へエリートさんの担当のカウンセラーの今沢さんは駆けつけてくれました。「来ても何もできないんですけど、応援にきました。」この一言がどんなに励みになったかわかりません。
今回、(株)エリートネットワークさんで転職活動をできたことは、私の仕事人生の中で大きな糧になりました。エリートさんから転職することに伴って教えてもらったことは、
(1)誠実に真摯に働くことがいかに大切かということ
(2)時流に流されずに、地に足をつけて“働く”ということを真摯に考えていくことがいかに大切かということ
(3)時間をかけて考え、プロセスを経て得た確信は自分の糧になるということ
まだまだ他にもありますが、大きくはこの３つです。今後働いていく上で、大切な軸にしていきたいと思います。
就職が決まった後も、様々なフォローをして頂きました。今後働く中で迷った時はまた御相談に乗って頂こうと考えています。目標がはっきり見えた私の仕事人生はこれからとても楽しくなりそうです。本当にありがとうございました。
