33歳海外営業、機械専門商社から大手自動車メーカーへ。

33歳海外営業、機械専門商社から大手自動車メーカーへ。

No.836
  • 現職

    一部上場 有名な完成車メーカー  海外営業

  • 前職

    一部上場 財閥系 プラント・機械専門商社  海外営業

後藤 創太 氏 33歳 / 男性

学歴:早稲田大学 社会科学部 卒
TOEIC 910点

【新卒での就職活動と1社目での業務】

元来目立ちたがり屋で、華やかな世界に憧れていた私は、中学時代よりテレビ業界で働きたいと考えており、大学入学後TV局でADとしてアルバイトをしていました。特に、自分が撮影したVTRがオンエアーされた時は非常に嬉しく、TV業界で働きたいという思いを一層強くしました。

一方、バックパッカーとして20か国以上を旅し、毎回日本では経験できない体験や新たな刺激を受けた為、海外で働きたいという思いも同じ位強く持っていました。
そんな自分の方向性を決定づけたのは、カナダのトロントでの語学留学での経験でした。日本で生活していると、日本製の製品を使用するのが当たり前で、世界の人々も同様に優れた日本製の製品を当然のように使用しているのだろうと考えていました。しかし、留学先で出会った各国の友人に聞いてみると、日本の製品の品質が良いのは判っているが、ある程度の品質がクリアされていれば、わざわざ高い日本製の製品を買わないという意見が多くを占めており非常に大きな衝撃を受け、世界中に日本の優れた製品を流通させたいという自分の中での軸が決まりました。

その後OB訪問や企業説明会等を通して、メーカーの海外駐在は技術者が多く営業職は海外出張ベースが多いという事を知り、より海外駐在のチャンスが多い商社を第一志望として就職活動をしていました。
数多くある商社の業務の中で、エネルギー原料の輸入や油田開発等の所謂重厚長大分野を希望しており、自分の興味のある分野に近い発電設備等やプラント向け機械を取り扱っている企業から内定を貰いました。

入社来海外駐在を希望しており、5年目からアメリカに5年間駐在のチャンスを得る事が出来ました。主に日本製の機械を輸入していましたので、1ドル80円を切る超円高時代は為替だけで40%価格がアップし、価格交渉に非常に苦しみましたが、その一方多くの日系企業の北米現地生産の拡大に伴い設備投資が旺盛で、多数の装置を販売・納入する事が出来ました。アメリカでは車関係の仕事に携わっており、新規製品の獲得に向けての日々の技術研鑽と迅速な意思決定を目の当たりにし、車業界で仕事をしたいという想いが非常に強くなり、今回の転職への大きな転機となりました。
また、機器の販売だけでなく、現地メーカーと日本・アジアの総代理店契約を締結する等様々な成功体験を得る事が出来ました。

【転職のきっかけ】

入社後3年目までは日本の製造業全体の旺盛な投資に引っ張られ業績も良く、特にボーナスは大手企業より支給月数が高く、世間にはそれ程知られていないものの、良い会社に入ったという思いで非常に満足していました。
しかし、リーマンショックを機に顧客の投資計画が急激に減速し、それに伴い会社の業績も下降線を辿り始め、ボーナスも下がり本当にこのままこの会社に定年までの30年以上勤めていて大丈夫なのか? という将来への不安が年々強くなっていきました。
個人として海外駐在はしたものの、会社全体としては日本国内の商売が大きな割合を占めていて、顧客の海外投資案件を受注でき切れていないという現状が不安な思いに更に輪をかけました。

また、アメリカでの商売を経験したので、次回はアジアを担当し、より自分の経験値をアップさせたいという思いが強くなりましたが、2回目以降の海外駐在の可能性が極めて低く、次のチャンスは5〜10年後が現実的であり、一般的に転職が難しくなると言われる35歳も近づいて来た為、転職を決意しました。

【(株)エリートネットワーク様との出会い】

(株)エリートネットワーク様との出会いは、先に退職された先輩に話を聞きに行った事がきっかけでした。その方から、(株)エリートネットワーク様とのカウンセリングの場で頂いたアドバイスが最も印象に残っており、(株)エリートネットワーク様でのアドバイスが無ければ転職活動も成功できなかったという言葉でした。
その言葉を受け、すぐに私は(株)エリートネットワーク様に登録し、転職カウンセラーの小中出様から返信を頂きました。(株)エリートネットワーク様には多くの優れたスタッフの方がいらっしゃるかと思いますが、私にとっては小中出様にご担当頂いた事は最も大きな出会いで、小中出様にご担当頂かなければ現在の転職先に転職出来ていなかったと思います。

転職を考えている方の多くがそうであるように、私も最初は某大手エージェントに登録しておりました。只、そちらから送られてくる求人は私の希望が反映されていない事が多く、また、自動的に求人案件が送られてくる為、非常に無機質な感じがしておりました。その点、(株)エリートネットワーク様は、私の希望に加えてカウンセリングでの私の印象を踏まえて私に合っているであろう企業をご紹介頂き、非常に心強かったです。

また、普段から人事担当者に直接会われ履歴書を手渡して頂ける等、企業と非常に良い関係を築かれている事が伺い知れました。それらに加えて、私の中で(株)エリートネットワーク様にお世話になろうと決めたのは、某大手エージェントでの面談の最後に、「サービスは3か月間で終了となります」 と言われた事に対し、(株)エリートネットワーク様では 「決まるまで責任を持って担当させて頂きます」 と言われた事が一番の要因でした。転職という不安が大きい決断をする中で、この言葉を頂き非常に安心できた事を今でもはっきりと覚えています。

【企業選定から面接、転職を考えられている方へ】

今までの私の経験を踏まえて、転職では、[1] (次に働く企業で退職まで働きたいと考えていたので) 安定且つ成長している企業、[2] 国際性が強い企業 (3年程度で海外駐在の可能性がある企業)、[3] 車関係、という3の軸で企業を選定していきました。
前職での勤務を続けながらの転職活動で、業務も多忙だった為、平日の面接は殆ど無理な状態で、面接の日程も確定できず小中出様にも色々とご迷惑をお掛けしましたが、そんな中でも嫌な顔一つされず相手企業と交渉頂き、可能な限り遅い時間を設定頂き、この点でも非常に感謝しております。

そんな折、結果的に転職先となる企業が募集をしておりましたので、すぐに志望動機を作成し、小中出様に提出頂きました。小中出様からは、面接で頻繁に聞かれる項目のQ&Aの添削をして頂きました。2度の面接の前日にはそのQ&Aをもとに模擬面接を実施頂き、私の拙い文章に対して非常に丁寧にアドバイスを頂きました。その中で自分の経験と考えをどのように纏め上げていけば良いのかが判るようになり、本番の面接の場でQ&Aで事前準備した以外の質問をされても自信を持って落ち着いて回答できるようになりました。週末のお疲れの中22時過ぎまでお付き合い頂き、自分の転職のように親身になってご対応頂き、言葉に出来ない程感謝しております。

無事一次面接・最終面接を突破し、内定を得る事ができましたが、面接の結果待ちの間も様々な企業をご紹介頂きました。その中には某大手エージェントのサイトでは募集が出ていない企業も多数含まれており、(株)エリートネットワーク様と企業の繋がりの深さを実感すると共に、もし結果が悪くても次のチャンスもあると自分を落ち着かせる事が出来ました。

私の場合、幸運にも転職を開始した時点での第一志望の上場企業から内定を頂く事が出来ましたが、それは一にも二にも(株)エリートネットワーク様、小中出様と巡り合えたからと心より感謝しております。小中出様からのアドバイスが無ければ、自分の考えも纏まっておらず準備不足のまま面接を迎え、今このように 『転職体験記』 を書いている可能性は無かったと思っております。

転職の転機は皆さんそれぞれ違うと思いますが、(株)エリートネットワーク様との面談では、なぜ転職したいのか? どのような会社が希望か? 給料や待遇、福利厚生等、自分の考えが纏まっていなくても構わないので思った事を素直にお話しする事をお勧めします。そうすれば、経験豊富な転職カウンセラーの方から的確なアドバイスを頂け、自分の方向性がクリアになってくると思います。また、転職活動の中で自分の考えが変わる事もあると思いますが、その際も率直に伝え、密にコミュニケーションを図られる事をお勧め致します。そうすれば(株)エリートネットワーク様の経験豊富なご担当者様が、親身になってご対応頂けると思います。自分自身が転職したいという強く熱い想いあれば、その想いに必ず応えて頂けるのが(株)エリートネットワーク様だと思っております。

最後となりましたが、小中出様、今回の転職では本当にお世話になり誠にありがとうございました。小中出様にご担当頂かなければ、私が第一志望の会社から内定を頂く事は出来ませんでした。次の転職が無いのがベストではありますが、もし再度転職する事になった際は、是非、宜しくお願い致します。

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