“街弁” から、一部上場ゲーム会社のインハウスローヤーへ転職

“街弁” から、一部上場ゲーム会社のインハウスローヤーへ転職

No.849
  • 現職

    一部上場 オンラインゲーム開発・運営会社 法務部門   インハウスローヤー

  • 前職

    法律事務所   勤務弁護士

野島 裕梨 氏 28歳 / 女性

学歴:日本大学 法学部 法律学科 卒
日本大学大学院 法務研究科 法務専攻 修了
弁護士 (第66期司法修習)

私は、中高生時代、人のために働きたいという思いから弁護士に憧れを持っていました。また、弁護士という資格とその仕事は、長く自立して働きたいとの自分自身の考え方にも合致していると思ったので、法学部に入学して司法試験を目指すことにしました。
その後法科大学院を経て無事司法試験に合格し、縁あって前職の事務所 (弁護士一名の個人事務所) に入所しました。

“街弁” という雰囲気の前職事務所は、相談にいらっしゃった目の前の困っている依頼者のために何ができるかという姿勢で仕事ができ、やり甲斐はありました。ただ、私自身はもともと独立志向はないことに加えて、売り込み下手な性格からして、弁護士の数が増大する中、新規で営業をして仕事を取ってくるということを続けていくのは厳しいのではと考えるようになりました。また、企業内弁護士になるには “街弁” とはまた違った経験が必要でしょうから、若いうちに転向した方がよいと思い、事業会社に絞って転職活動をすることにしました。

私はこれまで一般的な就職活動をしたことがなかったため、転職活動にあたって何をすべきなのか見当がつかなかったのですが、事務所を移籍した同期から転職エージェントと会った、という話を聞いていたので、まず他のA社に登録して話を聞いてみることにしました。A社からは何社か紹介を受けて応募するなどしたのですが、書類選考で落ちてしまったり、A社内で他の応募者と比較された結果応募を断られてしまったりして、なかなか厳しい状況が続きました。ただ、前職の事務所は比較的個人の案件が多かったため、私はほとんど企業法務の経験がありませんでした。そのため、経歴・経験的に見劣りがするのは当然で、書類選考で落ちるのも仕方ないのではと思っていました。

しかし、事務的な定型連絡のみのA社の対応に若干の不満を覚え、別の紹介会社にも登録してみようと思い、(株)エリートネットワーク様に登録をさせて頂きました。登録後すぐに面談をして頂き、私の志向や展望などを丁寧に聞いて頂きました。
カウンセリングにおいて様々アドバイスをして頂いたのですが、中でも、実務経験もさることながら人柄的な視点から合否が決まることが多々あるというお話が印象的でした。面接の場で心がけるべきは明るく元気に自信を持って話すことだということは、面接に臨むにあたって忘れないようにしました。

考えてみれば、同じ内容を話していても、俯き加減でか細い声で自信がなさそうに話すような人物を採用したいか? と問われれば絶対にプラスにはならないということは当然のことだと理解したからです。また、企業側からは聞きづらいテーマであっても、触れておくとプラスになる事情もあるから自分から自発的に話しておくべき事柄等、初めての転職活動では思い至らない点も数多のご経験に基づいて教えて頂きました。このように、カウンセリングでは、私がアドバイスを上手く呑み込めていないと、具体例を出してそうすべき理由を逐一説明して下さり、私自身心から納得して準備等をすることができました。

応募後も(株)エリートネットワーク様からは、こまめにご連絡を頂いて面接毎のアドバイスをして頂くなどしましたし、予定されていた面接の時間変更等も快く相談に乗って頂きました。前職退職前の転職活動でしたので、面接の時間調整は難しく、自分一人での活動では到底応募先企業様と一件一件日程調整をしてスムーズに面接の予定を入れることは困難だったと思います。また、面接終了後も、緊張して伝えそびれた事柄はないか等毎回フォローして頂くことができ、大変心強く感じました。

結局、1か月半ほどの活動期間で希望に沿った業界の一部上場企業からインハウスローヤーとして内定を頂くことができました。これほど自分の興味志向に沿った企業に入社できるとは思っておりませんでしたので、(株)エリートネットワーク様には感謝の気持ちでいっぱいです。短い間でしたが、本当にありがとうございました。

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