生命保険会社の営業部門から、生命保険会社の管理部門への転職

生命保険会社の営業部門から、生命保険会社の管理部門への転職

No.853
  • 現職

    日系 生命保険会社  本社管理部門 保険金部

  • 前職

    日系 生命保険会社  営業部門 営業職

堤 将三 氏 25歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 経済学部 経済学科 卒
FP2級技能士

1.転職までの経緯

私は学生時代から、仕事をするに当たって、単純に人の幸せを守る事ができ、困った人の力になれる仕事がしたいと思い、就職活動をしました。またその中で、様々な経験ができ、自分の視野を広げることができる会社に入りたいと思い、日系生命保険会社に就職し、今回転職するまで約3年半働きました。1年目からの3年間は営業職として地方の営業部に配属され、外交員との営業同行や、採用活動を担当していました。

東京へ戻った4年目から本社部門へ異動となる予定でしたが、会社の方針が変わり再び営業部配属となり、この先も営業部門でのキャリアを積む為のコースに入りました。そのコースで営業部長としてのキャリアを目指していくかどうか非常に悩みました。給与面や刺激的な事が起こる面からすれば、魅力的な仕事ではあったのですが、これからの自分の人生を考えた時、なりたい姿とはかけ離れていました。

私としては、今後は営業職としてより、その営業を支えるミドル、バックオフィスで働きたいという希望を持っていたので、それが叶わないと知り転職を考えるようになりました。そして、最終的に転職を決断したきっかけは、買収のニュースが出た頃です。被買収側の会社に居ることは、将来のキャリアを考えた時に決して楽観視出来るものではないと思いました。それであれば、自分のキャリアを再考し、理想とする会社に出会えたらそこで挑戦しようと思い決意しました。

2.転職活動

まず転職情報サイトに登録をし、その中で出会ったのが(株)エリートネットワーク様で、担当して頂いたのが転職カウンセラーの小中出様でした。小中出様とのカウンセリングの中で、自分が今後の人生、キャリアをどの様にしていきたいのか今一度見つめ直しました。小中出様からは、面談での印象や希望をお聞き頂いた上で、私に合いそうな求人案件をピックアップして頂きました。当初は生命保険業界から全く畑の違う業界まで幅広く検討しましたが、やはり今までのキャリアを活かせる仕事がしたい、そして根本的な企業理念に共感でき、同じ方向を向いて行ける会社で働きたいと思い、生命保険会社を受ける事にしました。

しかし、仕事が多忙で転職活動に多くの時間を割けませんでした。そこで、小中出様にご紹介頂いた1社を検討し、私自身も1番に志望している会社という事で、その会社のみを専願で受ける事にしました。それからは、小中出様に迅速な対応をして頂いたお蔭で仕事をしながらの転職活動を負担感無く、スムーズに進める事が出来ました。

日程の調整、履歴書、職務経歴書の書き方から添削、面接の事前アトバイス、面接後のフィードバックや応募先企業へのフォロー等、あらゆる面でサポートして頂きました。その結果、実際の面接では慌てず素の自分を出し切る事ができ、1社目で内定を頂きました。
面接でもその会社の印象は非常に良く、私自身にも社風が合っている会社だと感じることが出来たので、他の選択肢は考えず就職する事に決めました。

3.内定から退社まで

内定を頂き転職を決意したからには、退社の申出をしなければなりません。当然初めての事ですし、出来るだけ円満退社をしたいと考えていた訳ですが、そうするにはどの様に進めたら良いのか全く分からず、同僚に相談する訳にもいかないので不安でした。私としては、職場の雰囲気や同僚に迷惑をかけてしまうという思いが強かったので1番苦労しました。

ただ、この点でも転職カウンセラーの小中出様が進め方を丁寧にレクチャーして下さったので、その通りに会社に報告していきました。かなり強い引き留めに合い、様々な役職の上司から面談や電話での話し合いを持ちました。最終的に退職の理解を頂くまで3週間近く時間がかかったと思います。正直、その話し合いの度に心理的な負担がかなり有りましたが、一度転職すると覚悟を決めたので、ブレずにその姿勢を貫くことだけは徹底しました。結果的には、送別会も催して頂き、円満に退社出来たと思います。前職の方々には感謝の思いで一杯です。

4.総括

自分1人で仕事をしながら転職活動をしていたらこの結果は確実に得られなかったと心から思います。そして今は第一希望の保険会社で心機一転、楽しく働く事が出来ています。また自分のなりたい姿、人生を描きながら日々を過ごす事が出来てわくわくしています。間違いなく人生において非常に大きな決断の1つでしたし、それを小中出様にサポートして頂いたからこそ得られたものです。

大変感謝しております。

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