東証一部上場 連結のwebサービス事業会社 webディレクター
未上場 web制作会社 web制作ディレクター
芝本 武 氏 37歳 / 男性
学歴:岐阜県立 工業高校 電子機械科 卒
私の転職体験を紹介させて頂きます。
現在は、2015年10月1日に入社した上場会社のグループ企業で働いています。それもこれも自分の頑張り、周りの人のサポートと、何より(株)エリートネットワークの転職カウンセラーさんのお陰だと思います。
まず、一言 「かなり、厳しかったです!」
私が8年勤務した会社を辞めて転職を決めた理由は、前の会社の経営状況の悪化に伴い給料が遅延し続けた事がキッカケです。
遡ること一年半位前の話になりますが、仕事の傍ら求人サイトを閲覧するようになりました。併せて、大手転職エージェントに登録をして、履歴書、職歴経歴書の作成、面接対策なども行いました。 仕事と両立した転職活動に時間がなかなか割くことができなかった事と自分の気持ちがまだ、転職に対して本気に向き合えてなかった為、数か月の時間がズルズルと過ぎて行きました。
その当時は仕事をしながらの活動でしたので、給料、生活は成り立っており気持ちの部分ではまだ楽でした、今思えば甘く考えていたかもしれません。
このまま次の会社が決まれば直ぐに退職願いを出し、当時の会社を辞めるつもりでしたが、その後、前職の状況が変わりました。
経営状況が悪化し続ける中、給料遅延はなくなったのですが、取引先への支払い遅延は続き、社員の減給、人員削減が決まりました。
連日誰をリストラするかの会議、次が決まっていなかったがこのままでは転職活動も中途半端になり、且つ自分が退職をするタイミングを逸してしまうと思い自ら退職の意を伝え、 有給休暇も踏まえ2015年5月末に退職する事となりました。
3か月の引き継ぎ作業と有給消化中 、大手エージェントからやっと1社書類選考が通過して1次面接の日程が決まりました。
一次面接前の土日に模擬面接を受け、面接に伺いました。面接を受けた企業の感じも非常に良く、かなり前向きな話ができ、ここで決めたいと思い、選考結果を待っていました。
しかし、返事をなかなか頂けず一週間経ち、エージェントに問い合わせました、
翌日連絡が入り、「申し訳ありません、先方も非常に悩んだそうですが、今回は、別の方に採用が決まってしまいました。ご協力出来ずに申し訳ありません」 と選考結果を告げられました。
志望意欲が高かった為、かなりショックを受けた事を覚えています。但し落ち込んでいても仕方がないと気持ちを立て直し活動を続けました。
4月、5月に入り引継ぎ作業を着々と進めつつ有休休暇をとりながら、エージェントに紹介される企業、個人で応募する企業と活動を加速させて行きました。
結果 5月末日の退職日を迎え、次の仕事が無いまま退職しました。
何か月は生活できる蓄えがあったので、ひと先ずなんとかなりました。
無職となり、ハローワーク、大手エージェントは殆ど登録、個人応募や有名転職サイトも殆ど網羅して活動を続けました。
書類選考は50社以上、一次面接は20社行きました。
7月、8月頃は書類選考通過が多くなりましたが、一次面接を通過する事が困難でした。
生活に不安が出てきた事とハローワークの資料で、離職者の半分以上の方が大体3か月以内で仕事が見つかると言う情報を知り、どこの企業も自分を必要としていない、約3か月仕事が見つかっていない人間には何かしら原因があるのではないか?・・・・・等々 気持ちの部分でかなり不安定になってきました。
そんな気持ちの中、8月前半 (株)エリートネットワークさんに登録、紹介を受ける事になりました。
ご担当は安藤さん
初めお会いした印象は、グイグイ来る、モチベーションが高く、他のエージェントと比べても勢いの部分が一番あり、心が折れかけていた自分にはその当時、正直合わないと思いました。
ただ、幅広く活動を行う為、(株)エリートネットワークさんも利用させて頂きました。
(株)エリートネットワークさんに書類を提出して選考結果が出ないまま、8月お盆直前に、登録をしていた派遣会社から派遣の仕事の紹介を受け、お盆明けにその紹介された企業に顔合わせに伺いました。
3日後、派遣社員としてですが、良い返事を頂けました。
その時の気持ちは 「このまま、転職活動を続けても次の企業を見つける事ができない」 と思っていた事、また派遣会社の担当の方に 「ご年齢も年齢ですし3カ月活動して見つかっていないと企業側にブランクとして思われ、このまま活動するのも厳しいですよ」 と言われ、自分の希望とはかなりズレがありましたが、自分を必要としてくれる企業
なら派遣でもよい、まずは働こうと思い派遣で働く事を決め、9月1日から派遣社員とし
て就業が決まりました。
何の偶然かその3日後、(株)エリートネットワーク安藤さんより、応募企業からの書類通過の連絡を受けました。
2週間弱連絡がなかったので、既に不通過だと思っていましたが、派遣で働く5日前に連絡を頂きました。
自分自身、派遣で働きながら、正社員の仕事を探す予定でしたので、是非面接に伺えるよう、安藤さんにお願いしました。
9月1日からの派遣スタートで、8月の平日は残り2日の中、でなんとか一次面接を8月31日で取り次いで貰いました。
その3日前の土曜日、安藤さんに休日出勤でお時間を頂き面接対策を行って貰いました。
そこで自分のダメな所を指摘して頂き、準備を万全にして一次面接に伺いました。
先方は、4名の管理職の方々との面接でした。
安藤さんに言われていました、元気よく、4人いる中で一番大きな声で、笑顔を心掛け、何とか一次面接終えました。
翌日の派遣スタートの日、一次面接通過の知らせを頂きました。
そして、2次面接 (最終面接) が9月11日に決まりました。
最終面接に向けての面接対策期間の9月7日〜10日の、この1週間は本当に頑張ったと思います。
慣れない職場で仕事を覚えつつ18時30分に仕事を終えて何度も安藤さんと連絡を取り合い面接準備を行いました。
この時、安藤さんからの激励で心に響いたのが、「先方も不採用にしたくて面接しているのではないですよ! 採用したい筈ですよ!」 という言葉です
これは私の中で様々なエージェントさんから様々な良いと思われる面接対策、激励で一番気持ちを奮起させて貰えたひと言でした。
安藤さんもきっと人を見て言葉を選んでいると思いますが、この言葉は当時の私にはピッタリで心に響いたので、今でも覚えています。
面接当日の9月11日。 派遣先には遅刻という形で処理してもらい、社長面接に向かいました。
手応えは正直半々でした。
面接が終わり、派遣先に向かい、業務を行っている最中、何と面接当日中に正式内定の連絡を受けました。仕事中、涙が出てきました。
条件は、10月1日からの就業とのことでした。
待遇面に関しては納得しました。
10月からの就業、派遣契約が2カ月更新でしたのでどうするか非常に頭を悩めました。
さぁどうするか?
安藤さんに相談して、1カ月で退社したい旨を派遣会社に伝えました。
派遣として就業を開始して、たった17日。そこで残り6日で辞めたいなんて派遣会社としては非常に迷惑な話、担当からは 「まずそれはできません! 非常識です! 契約違反ですから!」 と突っぱねられました。
ただ内定を頂いた会社は10月1日着任との条件でしたので、非常識ではありますが、私も9月いっぱいで退社させて下さいと言い続けました。
この残り6日間は派遣先で 「入ってすぐ出て行く人に何を教える? どう扱う? 」 などの人間関係、環境、仕事のやり辛さは苦い思いをしました。何度も何度も安藤さんと連絡をとりあい、気持ちを立て直し、派遣で仕事をしていました。
今思えばたった6日でしたが、非常に長く辛い6日間でした。
なんとか円満 (?) に派遣先、派遣元に理解をして頂き、1カ月で契約終了となりました。
そして、2015年10月1日から今の就業先で働いています。
周りの方々も、仕事を行う環境も良く、頑張って働いています。
新しく覚える事や新しい人達とのコミュニケーション等大変な事は多々ありますが、間違いなく1年前の状況と比べ良くなっています。
ただ、この転職が成功か否かは、正にこれからの自分の頑張りにかかっていると思います。
他のエージェントさん達を引き合いにするのは申し訳ないですが、
ある大手エージェント企業さんは案件、企業数は莫大にあり、とにかく書類選考を行い、一次面接が決まれば、一応対策を行い、面接に行かせる。
それの繰り返しを機会的に流れ作業で行ってゆくイメージです。書類をどう書くか? 面接をどう受けるか? 一般的なレベルまでは協力してくれます。
ただ、よくも悪くもそれ以上はないです。もっと個人、転職者と向き合い、その人が何を考え、何に悩み、今後どうしていきたいか? その為に必要な書類、面接対策まで行ってくれたのが、転職カウンセラーの安藤さんでした。
きっと自分は手間のかかる登録者で、安藤さんには本来の仕事以上のサポートをして頂いたと感謝しております。
今の転職先でも、今後、様々な苦労はあると思いますが、当時の気持ちを忘れず踏ん張って行きたいと思います。
誠に有難う御座いました。
以上