東証二部上場 インターネット広告代理店 SEMコンサルタント
東証一部上場 総合通販会社 ECサイト運用担当
芹沢 知史 氏 25歳 / 男性
学歴:上智大学 総合人間科学部 社会学科 卒
私は学生時代にECサイトを運営する会社でインターンをしていて、そこでECやWEBマーケティングに興味を持ち、大学卒業後は上場している総合通販の会社に入社致しました。1年目は商品企画やECサイトの運営業務に携わり、最初はわからない事だらけで辛かったですが、日々WEBの知識や商品の知識を得る事ができ、実際にバナー広告の作成や、サイト上の商品の並べ方を工夫したりといった形で自分なりにやりがいを見出せるようになりました。
しかし、1年目にサイト運営や商品の基礎知識を身に付け、これからという時に社内で大幅な体制変更があり、全く違う部署に異動する事になりました。そこでの仕事は自分のやりたい仕事とは程遠く、またルーチン作業的な仕事がほとんどという中で自分自身の目標を見失い、モチベーションも保てなくなっていました。その中で改めて将来どのような事をやりたいか考えた結果、WEBマーケティングのスキルを集中的に学べる環境で頑張りたいと思いました。年齢的な事を考えても今の年齢 (25歳) なら未経験でもポテンシャルで採用してもらえると思い、且つ年度の切り替わりで新年度から新たな環境で頑張ろうと思い、2016年1月から転職活動を開始しました。
転職活動当初は、(株)エリートネットワーク様とは別の紹介会社に登録しており、その会社経由で一旦は内定を頂いたのですが、よくよく調べてみると、その会社は雇用形態が契約社員で大量に採用しては大量に辞めている会社で、且つWEBマーケティングのスキルを集中的に学ぶ事ができるかと言うとそれも違うようでしたので内定を辞退しました。
そこで仕切り直しをする際、転職市場の状況に詳しい父親からの紹介で(株)エリートネットワーク様を知り、お世話になることになりました。ただ、その時もWEBマーケティングの実務経験は社会人1年目に携わった半年間のみと浅く、且つ前職で大きな成果を上げたわけではなかった為、正直なところを言うと不安でしかありませんでした。
ご担当の廣重様との面談の中で前職のECサイト運営業務の経験や、そこで感じていた課題意識等をもとに方向性を決め、SEMコンサルタントという職種が合っているし、今後のキャリアを考えていく上でも重要な経験を得られるのでは? というアドバイスを頂き、WEBマーケティングの中でもSEM関連の職種に絞って応募する事にしました。また、廣重様からWEBマーケティングに関する書籍をご紹介頂き、ネット広告について必死に勉強しました。すると、勉強すればする程、ネット広告の面白さを日に日に感じる事ができるようになり、より前向きに転職活動を進める事ができるようになりました。実際の選考の際も、内定を取らなければというプレッシャーよりも、受かれば自分のやりたい仕事ができるという楽しみの方が強くなりました。
ただ、前向きに話をしたからといって内定がもらえる程転職は甘くはないという事を感じていました。面接に臨む際は、廣重様となぜ転職するのか、その中でなぜWEBマーケティングの仕事なのか、更にその中でなぜその会社 (選考を受けている会社) を志望しているのか、といった事を順序立ててしっかりと話せるよう入念な準備を重ねました。具体的には、実際にこれらのポイントについてトーク・スクリプトを作り、廣重様に何度も添削して頂き、再度エリートネットワーク様のオフィスにも伺って、実際の面接を想定したロールプレイングも行って頂きました。更に最終面接前には、(内定先の) 社長の経歴、HP掲載の社長インタビューも調べた上で質問したい項目を整理し、こちらも廣重様に添削して頂きました。
このようにして、準備を万全にして臨んだ面接では、しっかりと自分の本音を伝える事ができ、且つ面接官の方にも自分の人格を見てもらえていると感じました。今回、仕切り直し前と合計で4社の面接を受けましたが、内定を頂いた会社は他社と比べ業務経験だけでなく、私の思いに共感してくれていると感じました。そして、心からこの人のもとで仕事がしたいと思える会社から内定を頂く事ができました。
今回の転職活動は私の中では120点というくらい大成功でした。業界未経験且つ新卒で入社した会社でも上手く成功体験を積んだとは言えない状況で第二新卒として転職活動をし、運用型ネット広告を行う会社では日本でもTOPクラスの会社から内定を頂く事ができ、信じられない思いです。こうした結果が出せたのも、時に厳しい言葉も頂きましたが、廣重様が一つ一つの選考について丁寧なアドバイスをして頂いたからこそです。知り合いの話だと、大手の紹介会社はとにかく数多くエントリーさせて内定に導くところが多いそうですが、エリートネットワーク様はしっかりと個人と向き合い、自分に合った会社を厳選して紹介してくれ、選考の対策もとても細かく行って頂ける会社でした。正直、志望動機の添削などして頂けるとは思ってもいなかったです。
今回、第二新卒という状態でもエージェントの方のアドバイスを真摯に受け止め、選考に臨む事で、納得のいく進路選択が出来ました。今後私のように最初に入った会社で上手くいかず、3年未満で退職して転職活動される方も、臆せず、自分がどういう道に進みたいか考え、その思いを素直にエージェントの方にぶつけ転職のプロからのアドバイスを素直に受け入れ、転職活動を行う事で必ず道は開けてくると思います。
今回の転職活動を通じて、私は二つ大事なことを学びました。一つ目は、「準備」 の重要性、二つ目は、「本音で仕事をすること」 の重要性です。
一つ目の 「準備」 の重要性に関しまして、自分の目的を達成する為には、どのような手順を踏んで準備をすれば良いか、また誰にどのようなアドバイス、支援を受ける必要があるか考え、順序立てて準備を行うという事は今回の転職活動における選考でその重要性を痛感しましたが、このことは普段の仕事にも必ず通じるものだと思います。転職先の会社では、一つ一つ順序立てて丁寧に仕事を行うことを意識して、成果を上げられるよう頑張りたいと思います。
二つ目の 「本音で仕事をすること」 の重要性に関しまして、今回内定を頂けたのは準備をしっかりと行ったことに加え、自分を偽らずに率直に本音を伝えることができたからだと思います。正直、前職では自分の仕事に対する本音を上司や同僚に打ち明ける事ができず、結果的に仕事を受身でただやらされているだけのように感じてしまっていた部分がありました。自分の本音を話さないと思いは相手に伝わらないですし、そうなると自分の思いを実現させることは困難だと感じました。次の職場では上司や同僚と 「本音で話せる」 関係性を築き、より充実した社会人生活を送ることができるよう意識して取り組んでいきたいと思います。
最後に、今回の転職活動を通じて、これまでの社会人生活を振り返る事ができ、改めて自分の課題、足りないところやその反面、自分の長所を明確にする事ができました。今回学んだ事を生かして、次のステージでステップアップできるよう、これからも精進して参りたいと思います。