一部上場 ポータル情報提供会社グループ インターネット広告会社 経理マネジャー
非上場 中堅出版社 経理部長
沼田 清治 氏 45歳 / 男性
学歴:日本大学 経済学部 経済学科 卒
日本商工会議所 簿記検定 2級
現職の企業の会社業績が芳しくないことから、当初、自分の中では、12月決算が終わる来年の2月から転職活動を開始しようと思っていましたが、6月15日に会社役員より (ほぼ退職勧告に近い) 突然の部署異動命令があり、急遽転職活動を前倒しで開始する事になってしまいました。
会社からの突然の他部署への異動命令は、24歳から経理一筋のサラリーマン人生を歩んできた私にとって初めてで、まさに青天の霹靂でした。
過去4回の転職は、在職中の内に計画的に活動していましたので、時間に余裕がありましたが、今回は、退職日までの2ヶ月以内に次の会社を決めなければならなくなってしまい、住宅ローンも抱えている身でもあったので、正直あせってしまいました。
そこで、現職の就職の際にお世話になったラン友でもあるエリートネッワーク安藤さんにすぐに電話しました。
事情を察してか、2日後の6月17日には面談を設定いただき、安藤さんには2ヶ月くらいで転職したい旨を伝え、いくつかの案件をご紹介いただきました。
しかし、6月20日の第2回目の会社側との話し合いでは、3日以内に引き継ぎをしろとの命令。正直、頭が真っ白になりましたが、幸い、安藤さんとの面談時に応募していた企業様から書類選考通過の連絡があったので、気持ちの切り替えは直ぐに出来ました。
安藤さんの凄いところは、面接疲れや準備不足を気遣ってか、第一希望の企業様の一次面接を最初にセッティングしていただけたので、事前にその企業様のみの準備が出来ました。
お陰で、しっかりとアピールする事が出来たのと同時に、会社側がどのような人材を求めているかも確認出来ました。一次面接終了後、早い段階で安藤さんから一次面接通過のご連絡があったのも気持ちを楽にしてくれました。
最終面接は同時に SPI 試験があるとの事でしたので、最終面接までの約5日間は問題集と格闘していましたが、いざ SPI 試験に臨んでみると全く出来ません。
就活生の大変さを痛感しつつ 「不採用?」 という文字が頭をよぎり安藤さんに電話したところ 「人間力で受かりましょう」 と、このとてつも無くポジティブな言葉に救われました。
最終面接は、SPI試験 + 社長様と副社長様でした。社長様は私より一回り年下のビジネスマンで、人物チェックのみでしたが、副社長様は他社で社長経験があり、また親会社でも執行役員を兼務しておられる事もあり、職務経歴書の内容を細かく確認されました。 これは面接官としてとても勉強になりました。
感心しているばかりではいけないと思い、安藤さんにはアピールし過ぎ (一方的なしゃべり過ぎ) はダメと言われていたにも拘わらず、「御社が第一希望企業です」 とか、「8月1日から精一杯頑張らさせていただきます」 とか、ついつい自分でもびっくりするくらいアピールしてしまいました。
今度は副社長様から、仮に他の企業から年収+100万円とかの条件で打診があったら心が揺らぐのでは? と心理戦のようなやり取りがありましたが、再度、「御社が第一希望企業です」 とお伝えし、明日も他社の最終面接があるので本日中にご回答をお願いしますと最後にお伝えし最終面接を終えました。
結果的に今回の転職先は、第一志望企業様に決まることが出来ました。
安藤さんの 「この会社、杉山さんに凄くフィットしていると思いますよ」 との言葉どおりでした。 私のキャリアや要望をしっかりと把握し、推薦していただいたので、とても感謝しています。
転職先は、一部上場企業の連結子会社であり、3〜5年後には子会社上場を視野に入れているので、凄くやりがいがあります。ただし、IPO は簡単に出来る事ではありませんので、入社までの1ヶ月間にしっかりと準備して新天地で即座に活躍できるよう頑張りたいです。
最後に、これまでの転職活動の中で最短の13日で内定をいただけたのは、家族や友人の支えもありましたが、いつもポジティブで行動力のあるエリートネットワーク安藤さんのお力なくしては実現しませんでした。
また、安藤さんとの最初のカウンセリングの際にご指摘していただいた、「杉山さんの会話って、いつも相手と戦っていますよね。相手とは戦う必要はないんですよ」 とか、「杉山さんて、人から何かを言われても、そうですねって、素直に認めませんよね」 とか、その他にも、「しなやかさが無い」 など、いろいろな気付きを与えてくれました。
この年齢になると、そういったご指摘を他人から受ける事は、なかなかありませんし、素直に聞けるか疑問ですが、安藤さんから言われると、不思議と腑に落ちました。
これらの言葉を頭の片隅に置きつつ、次の会社では業務に邁進したいと思います。