財閥系総合商社グループの建設機械リース・レンタル会社 法人営業職
日系総合リース会社 営業部 法人営業職
一部上場製造業グループの工作機械メーカー 営業部門 法人営業職
板橋 雅之 氏 36歳 / 男性
学歴:私立大学 理学部 物理学科 卒
貸金業務取扱主任者
私は新卒の就活で良縁に恵まれ、リース事業・ノンバンクの営業職として就職し、上場企業から個人まで幅広い層を顧客として幾つかの業界を担当し、ファイナンスの営業・案件に取り組んできました。
仕事内容は非常に合っており、やりがいを持って取り組んでおりましたが、私自身は正直あまり大きなことを考えている訳ではなく、「この案件は面白そうだ」 「ここで商売が広がったら儲かりそうだ」 等、案件毎に向き合うスタイルでした。また、ノンバンクという業種がら、定期的に担当替えがありました。そこで、自分は何が得意・強みなのか、ということに悩み始めたのです。
そこで私が導き出したのは、“得意や強みとは専門性があること” “顧客にもっと近い立ち位置で営業すること” の2つでした。30代半ばにして決心し、また再度良縁に恵まれ、機械メーカーへ営業職として転職を果たしたのです。
メーカーでの営業活動は、私が考えた前述の2つの内容を満たすものでした。営業活動は現場の担当者に対して行い、怠りさえしなければ競合他社の入る隙はなく、また入ったとしても情報は得られます。非常に話は進めやすい。また、メーカーなので製品の専門知識は必須です。
これで転職は成功したかに思えたのですが、愚かな私にまた悩みが生まれました。最初から覚悟はしていたはずですが、業界が変わりメーカーという専門性の高い業種に入ったことで、まず過去の経験や蓄積はほぼ全て通用しなくなりました。入社前は先々与信リスクを取る営業活動などで実務経験が活かせるのではないか、と淡い期待もありましたが、メーカーというのは製品の製造リスクをフルに負っており、与信リスクまで負わないのが通常 (常識) であり、不可能では無いものの非常に難しいものです。もちろん、覚悟して入社した訳ですが、実際に自分が30代半ば過ぎであり今後のことを考えた際に、10年以上経験したキャリアをもう少し活かしたい、と思うようになりました。言い訳になってしまいますが、もう少し転職の時期が早く30歳頃であったなら、このような気持ちにはならなかったかと思います。転職は若い方が良いということは事実であります。
このような気持ちの中で、最初はぼんやりと、ウェブ広告からエリートネットワークさんへ登録したのが今回の転職のきっかけとなりました。登録翌日にはご担当下さった高橋部長からメールで連絡があり、書類の提出と面談の設定へと話が進んだのです。高橋部長との初めてのカウンセリングでは、お名刺には “北海道大学体育会スキー部出身” と記載があり、物腰柔らかなものの体育会系の雰囲気が滲み出ているのを感じましたが、私のとりとめの無い話をゆっくりと聞いた上で、今一度分かりやすく纏めて下さり、現状の自己分析になりました。面談の結果、基本方針としては、過去のノンバンクでのキャリアが活かせる企業への転職を目指すこととなりました。実はこの時、他の転職サイトにも登録済みではありましたが、面談時の頼れる雰囲気から、先ずは高橋部長にお世話になろうと決めました。
面談後2週間程後に高橋部長から連絡があり、面談時に候補に挙がった1社から書類選考OKとなり面接して頂けることになった旨、連絡がありました。実はその時、他のエージェントから以前に紹介を受けた企業との面談がその2日後にあり、高橋部長にお世話になろうと決めた手前正直にその話をしたところ、後に分かったことですが、企業様と面接の日程を早める交渉をして下さったようです。また、面接の際の心構えやアドバイスを前もってご教示頂き、心の準備ができました。
特にアドバイスでは、企業様のことがより深く理解できるよう、沢山質問をするようにご指導頂きました。これは大変参考になりました。面接の場では差し障りのない質問が良いのではないかと勝手に決めつけていましたが、分からないことや聞きたいことをその場でクリアしておくことは、普段の仕事と変わらないことが分かり納得できました。そして臨んだ面接は充実した内容になったと感じましたし、志望する気持ちが一層強まったところ、幸いなことにこの企業様から内定を頂くことができました。
今回の転職を振り返り、高橋部長の強力なサポートが成功の一番の要因だったと思います。私の手の回らないところは完全にサポートして頂き、短い間ではありましたが転職力とでも言いますか、力が増すのを感じました。
自分が下した過去の判断も時間が経つと変化することがあります。よく考えたから正しいという訳でもありません。私は過去の転職経験から、今後はよく周りの意見を聞くことを心掛けたいと思います。また仕事に集中し、数年後に今回の一連の活動を振り返り、改めて転職が成功したと言えるように努力したいと思います。