一部上場 大手自動車メーカー 海外市場向け販促企画
一部上場 世界シェアNo.1 自動車部品メーカー 営業企画、マーケティング
一部上場グループ 精密機械メーカー 国内市場向け法人営業
菊池 雄太 氏 33歳 / 男性
学歴:同志社大学 商学部 卒
TOEIC 795点
環境社会検定試験 (eco検定)
海外市場向けの販売に関わる仕事がしたい。
それを今の環境で実現することは難しいので、転職という手段を使って実現したい。
これがシンプルな私の転職活動の動機です。
結論としては、自分が期待した以上の結果を今回の活動で得ることが出来ました。
それは、良き転職カウンセラーであるエリートネットワークの杉本さんと二人三脚で転職活動に取り組んだこと。タイミングが良かったこと。最後まで諦めなかったこと。この3点に尽きると今振り返って感じています。
これから転職活動をされる方に何かのヒントになればと思い、私の転職体験を記します。
杉本さんとの出会いは、4年前に転職活動をした時でした。
他のエージェント経由で転職したにも拘らず、挨拶に行くと、転職する会社での仕事に関するアドバイスを1時間も語ってくれたことが印象的でした。もし、もう一度転職することがあったら、杉本さんに相談しようと強く思いました。
そして、転職して3年ほど経った時、海外市場向けの仕事をするためもう一度転職にチャレンジしたいと思い杉本さんに連絡し、再度カウンセリングをして頂きました。
そして、包み隠さず自分の現状を話しました。当時の職務で社内的に表彰されるなどある程度の成功体験を積み重ねてきたこと、TOEICのスコアは満足とは言えないがそこそこアップしたこと。しかし、杉本さんからのアドバイスは、「今のあなたはまだ転職するタイミングではない」 ということでした。今の仕事で更に成功体験を積み重ねて、納得いくもう一段上のTOEICのスコアを得て、もっと覚悟を持ってから転職すべきだという話を受けて、自分の中で納得しました。
それから、お盆休みは朝から晩までTOEICの勉強をして、TOEICテスト直前は朝5時に起きて会社へ行くまでの時間に勉強する生活を送りました。中々スコアが伸びず苦しみましたが、自分なりに納得いくまで取り組みました。また、仕事の方も新しいチャレンジを試みて成功体験を積み重ねました。
5月11日に約1年ぶりに杉本さんと面談をして、「今回は絶対に決めよう」 と二人で意志を確認しました。その場で、杉本さんに伝えた希望は、メーカーで海外市場向けの販売に関わる仕事がしたい (営業、マーケティング等は問わない)、勤務地は日本津々浦々どこでも良い (独身なので)、年収は現状維持できれば良い。以上3点でした。
4年前に転職活動をした時の自分がそうでしたが、広く情報を得たいとの思いから、転職エージェントを二股する方もいると思います。しかし、私の場合は杉本さんを100%信頼していたので、その必要はありませんでした。
いくつかの会社で書類選考を通過して、面接に臨み、最終面接まで行った会社もありました。
しかし、内定には至らず約2ヶ月が経ちました。
ある日、かの有名なUSJ (ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) のマーケターである森岡毅さんが 「自分の好きなことを仕事にすべきだ。好きなことであれば、言葉にできないほど強いパワーが生まれる」 とカンブリア宮殿というテレビ番組で語っているのを見て、思うことがありました。
自動車が好きな私は自動車メーカーにチャレンジしたいと杉本さんに相談しました。2社にチャレンジして、結果的に2社から内定を頂きました。今だから言える話ですが、最終面接まで進んで内定しなかった仕事は、正直言って扱う商品にさほど興味を持てませんでした。内定を頂けた大きなポイントとして、シンプルに “自動車が好きだ” ということを面接の場で伝えたことが挙げられます。
面接を攻略するために杉本さんから沢山の効果的なアドバイスを頂きました。
その中で、最もポイントだったと思うのが、「小手先の理屈より、パッションとエナジー」 ということでした。例えば 「なぜ海外営業を希望するか」 という問いに対して、それまでは理屈をこねて話さなければならないと思っていました。しかし、自分の経験を踏まえそれが刺激的だったからと伝えるなど、パッションとエナジーを持って、シンプルに伝えることを心掛けるようになりました。これは、面接の段階が進み、面接官の職位が上がるほど特に重要なポイントだったと思います。
他にも秘伝がありますが、それらは杉本さんに直接相談して頂ければと思います。
また、個人的なエピソードとして、ここぞという面接の前は、頭をフル回転できるよう足ツボマッサージに行きました。心身ともスッキリして、面接に臨むことができたのでオススメです。
8月29日に杉本さんから内定の連絡を受けて、飛び上がって喜びました。
しかし、転職活動は内定するまでではなく、退職交渉という非常に骨の折れる関門があります。杉本さんと二人三脚で転職活動に取り組んで、実は最も感謝しているのが、退職交渉に関するアドバイスです。退職交渉の進め方について、電話で30分ほどアドバイスを頂きました。1から10までアドバイス通りに進めたら、非常にスムースに事が運びました。
現職の自動車メーカーに入社して約1ヶ月が経ちました。海外拠点とのテレビ会議で自分の話す英語で中々意思疎通が図れないことや英語でメール文書を作成するのに時間が掛ってしまうなど、まだ慣れず苦しんでいる部分もあります。しかし、自分が希望していた仕事をできる喜びを感じ、又、感謝の気持ちを持って業務に取り組んでいます。転職という行為は、リスクを伴いますし、莫大な労力を要すると私は思います。しかし、良きアドバイザーと強い覚悟を持って活動に取り組めば、きっとうまく行くはずです。
ラグビーファンの私が好きな言葉を最後にお伝えさせて頂きたいです。
「信じて根を張れ。楕円のボールはどちらへ転ぶか分からないが、信じる人の前に落ちてくる。」