高専から修士卒のSIerのエンジニア、電子決裁会社の社内システム部門へ

No.1291
  • 現職

    一部上場 電子決済処理サービス会社 システム本部 システム業務運用担当

  • 前職

    一部上場 通信・インフラ構築事業社グループSIer システムエンジニア(SES・派遣)

宇川 祐樹 氏 32歳 / 男性

学歴:大阪府立大学 工業高等専門学校 卒
福井大学 工学部 情報メディア工学科 卒(3年次編入)
福井大学大学院 工学研究科 情報メディア工学専攻 修士課程 修了
危険物取扱者乙種 4類
基本情報技術者
応用情報技術者

1.どういう会社に就職したかったか?

高専時代に実習や高専祭で色々作ったことが楽しかったので、モノづくり、中でも身近な自動車業界の生産技術を志望していた。今思うと、情報系の学部から生産技術はミスマッチだった。車載機器組込開発の会社を受けるなどあがいてみたが、夏になってしまったため、諦めてIT系へ進んだ。

2.前職で何が身に付いたか?

最初の3年間で設計・製造・テストの考え方。「製造を考えるとこんな設計にしたほうがいい」「ユーザーを考えるとこんな設計にしたほうがいい」など。上流工程はほぼ経験がなく、主に下流工程が身に付いた。

3.転職するに至ったきっかけ

将来に不安を感じたこと。前職ではSES・派遣が主な業態となっており、年次が高くなるとマネジメント経験が求められる。だが、直近2年ほどは派遣契約かつ一人プロジェクト、かつ、ルーチンワークとなっていたため、新たなスキルを身に付けるチャンスがなかった。
客先からは体制拡大を約束されていたが、結果として客先都合で体制拡大することはなく、今後もマネジメント経験を積める可能性が低いと感じたため、転職活動を開始した。

また、SES・派遣では受動的にしか仕事ができないため、主体的に幅広く業務を行いたいと思っていたこともきっかけの一つである。

4.転職活動でこだわった点

ものづくり企業で働きたいと思い、当初は製造業のIT部門を紹介いただいた。ただ、どの企業も内製する中では外注することもあり、マネジメント経験がないことがネックとなってしまった。

転職カウンセラーの黒澤様とのカウンセリングの結果、製造業にこだわることは取りやめたが、主体的に動くことのできるIT系の事業会社で可能性を探ることとなった。SES・派遣や受託開発を行っている企業では、前職と変わらない可能性が高いため、選択肢から除外した。

5.転職活動を通じて

前職の新卒2年目の後輩は自動車メーカーへ転職しており、年次的な意味でもっと早く転職活動を始めておけばモノづくり企業にも縁があったのではないか?と感じた。社会人7年目となるとやはり一個人の技能ではなく、マネジメント経験が重視される。

コロナ禍ということもあり、ほぼすべてがZOOM等を使用したWEB面接であった。移動が発生しないため都合をつけやすく、非常に助かったと思う。一方で、週に2、3の面接となったため、準備時間が不足しがちであった。

6.さいごに

少しでも転職を考えることがあったのであれば、「転職を考えているけど、希望の部署に異動となったからもう少しこの会社で……」と思わず、早々に活動を開始すべきだと思う。年齢の壁は高い。

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