一部上場 老舗シンクタンク DX推進コンサルタント
一部上場 大手総合電機メーカー 製造業向けIoT、DX化推進事業部 法人営業職
田代 亮介 氏 30歳 / 男性
学歴:神奈川県立 鎌倉高等学校 卒
私立大学 文系学部 卒
TOEIC 870点
就活時代は働くことや自身の価値観に対する理解が非常に浅く、なんとなく私生活を充実させることに重きを置いて、受ける企業を決めていたように思います。(振り返ってみると非常に恥ずかしい話ですが・・・・・。)
そのため、「激務ではない!でも安定している!海外転勤がある!」といったような表層的な軸で企業を選んでいたことを記憶しています。
FA(ファクトリーオートメーション)機器の代理店営業及び直接営業に7年半従事しました。その中では、工場自動化に向けたソリューション提案や、市場分析、各種施策立案、プロモーション業務等、幅広い業務を経験し、売上、シェア拡大を目指していました。
入社後の5年間は成熟〜衰退期に差し掛かった製品の売上・シェア拡大策立案、遂行に励みました。部署異動を経ると、シェア7割を超える製品を担当することとなり、ここでは他社防衛策に加え、ドメイン拡大策の立案、遂行業務を経験しています。
また、製造業のIoT、DX化を実現し、スマートファクトリー構築を支援する活動にも従事しました。顧客とスマートファクトリーのあるべき姿を共に考え、多数の製品・技術をコーディネートしながら提案を進める業務にも注力し、この経験が転職に至った背景に繋がっています。
前述の通り、製造業のIoT、DX化に対する提案活動を経験し、既存概念に囚われない発想で顧客と新しい仕組みを作っていくことの面白さを体感しました。あるべき姿や課題を正確に捉えて、顧客企業の発展につながる成果を生み出し、信頼関係を築けた瞬間が大きなやりがいでした。
上記のような働き方や、やりがいをより多く感じられるような企業を探した結果、今の転職先に辿り着いています。前職では、あくまで代理店営業が主体のビジネスモデルであったため、直接顧客にIoT、DX化提案ができる業務は全体の一部であり、限られていました。転職先では、IoT、DX需要に対してデジタル技術を駆使し、新規ビジネスを顧客と共創する業務に特化しているため、自身の志望と合致しています。
「3.」のやりがいを満たすことに加え、収入や福利厚生等の労働条件面についても前職より向上させたいという思いを強く抱いていました。そのため、転職活動開始時は、設定した労働条件を満たす企業を列挙し、その中からやりがいを満たす企業がないか調査する流れで進めました。
エリートネットワーク 転職カウンセラーの黒澤さんとの初面談から内定を頂くまでの期間は2ヶ月程度と、想像していたよりもスムーズに転職活動を終えることができたと感じています。後付けの気づきも多分に含んではいますが、この結果には以下4点が理由だったように思います。
1 (前職の)現業務を一生懸命に全うすること
日々の業務課題を突き詰めて考え抜き、成果を出す経験をしてきたことが、結果として転職活動時のあらゆる場面で役立ちました。面接官のどのような角度からの質問にも飾ることなくありのままを答えられたと思います。
2 日頃から社外の知人と継続的にコミュニケーションをとる
社内の考え方や働き方を当たり前と錯覚し、狭い考え方に陥らない方が良いと感じました。転職活動に差し当たっての諸判断は、多方面から情報を集めて客観的な判断を下すことで失敗しない決断に繋げられると思います。
3 自身のこれまでの人生を振り返り、価値観を言語化すること
これまでの人生で感情が大きく動いたり揺さぶられたメインイベントを振り返り、ワードに整理しました。これまでの「なんとなく理解しているつもり」であった自分を言語化すると、いかに自身を理解できていなかったか痛感させられます。これによって等身大の転職理由を整理できましたし、面接官にも自分の言葉で説得力を持って伝えられたようになったと思います。
また、この振り返りを契機に、この先の人生をどのように生きていくかを考える良い機会にもなりました。正直、もっと早くやっておけば良かったと思いました。今後も3〜5年おきくらいに再び振り返ろうと思っています。
4 エリートネットワーク 黒澤さんの支え
実は、最初に相談をした大手人材会社からは「この年齢であれば、同業種でないと難しいのでは」と指摘を受けていました。そのような状況下、エリートネットワーク 黒澤さんからは、幅広い適性業種・業界のご提案を頂き、自身の可能性を広げて頂けたと感じています。
これまでの実務経験を深くご理解頂き、スキルややりがいがマッチしそうな企業を献身的に探索する姿勢を目の当たりにし、全幅の信頼を置かせて頂きました。そのような黒澤さんとのコミュニケーションによって、自身の思考も自然と前向きになっていくのが分かりました。もしお会いできていなければ、言われるままに同業種に絞り、自身の可能性を狭めていたか、あるいは転職していなかったと思います。
本当にありがとうございます。
メーカーからシンクタンクへの異業種転職であり、期待と不安でいっぱいですが、考え抜いての決断からか、不思議とワクワク感が勝っています。
前向きに業務に取り組んで、この先の人生を楽しみたいと思っています。