一部上場 大手海運会社 総合職
一部上場 大手 総合電機メーカー 生産管理・海外営業・マーケティング
欣 怡 氏 27歳 / 女性
学歴:私立大学 卒
日本語能力検定N1(ビジネスレベル)
TOEIC 815点
北京語(ネイティブレベル)
貿易実務検定C級
私は外国人であることもあり、新卒の時から就職活動は苦手で、転職活動も現時点まで上手くいっていません。狙っているところが大手企業ばかりであることも、失敗が多い一因かもしれませんが、プライド的にそこがどうしても譲れなく、同じく大手企業を目指している方々に少しでも役立ちたく、今回『転職体験記』を執筆致しました。
1.学生時代はメディア全般(テレビ、新聞紙、広告)について勉強してきましたが、メディア業界は狭き門且つ外国人に対する需要が低いと察知したため、最初から受けていません。
2.下記理由で第一志望群を総合商社、デベロッパー、海運に定めましたが、競争が激し過ぎて全落ち。
●英語、中国語を活用できること。
●日本の素晴らしいサービスや製品を世界に広められること。
●社会貢献度が高いこと。(学生時代、国際協力についても学びましたが、お給料面でNGO、NPO等に就職する勇気がなく、せめて就職する企業を通して国際協力に貢献したかった。)
●名のある企業であること。(ただのプライド)
3.30社以上受けましたが、内定を頂いたのは前職のみ。入社しないと無職になるため、入社。(いい企業でした。後悔はありません。)
●運良く、自分が希望する事業本部・業務を経験することができました。自社製品の生産管理、海外営業、マーケティングを一貫して担当してきました。
●海外貿易に携わっていることから、「貿易実務検定」の資格を取得。また、MBAにも興味あり、グロービスで「クリティカル・シンキング」と「マーケティング」を受講。
●地味な仕事でも、苦手な仕事でも魂込めて頑張ってきました。
●前職は世間的にブラック企業と認知されているようですが、私は配属や人間関係に恵まれ、特に不満はありません。また、新卒時唯一受かった企業であるため、本当は恩返しに一生勤めたいと考えていました。
●但し、昨年10月に所属している事業本部の業務が100%子会社に移管。吸収合併されることが確定となり、例えお給料や福利厚生に全く影響がなくても、プライド的に非上場の100%子会社で働くことは自分にとってはあり得なかった。
●ゆっくり転職活動を進めることもできたが、女性であることもあり、これ以上年を取ると転職活動が難しくなることに危機感を感じ、早速始めました。
●知名度/処遇が前職と同等レベル、またはそれ以上のレベルの会社に入社すること。(でなければ、転職の意義がないため。)
●その他の仕事選びの軸は新卒時から変わりありません。
●私の転職活動で拘っていることを上手く汲み取り、前職よりレベルが低い企業の推薦はせず、効率的で良かったです。
そういった些細なことから、転職カウンセラーの黒澤さんは有能であること確信して、信頼できるようになりました。(上から目線ですみません。)
●わがままな依頼も全て聞いて下さり、内定に直結できたと思います。
転職活動において、もちろん色々なサイトに登録して、沢山のエージェントからスカウトや面談の依頼メールを頂きましたが、その中で黒澤さんに出会えたことは本当に運命であり、とても感謝しております。
●企業との面接は新卒以来となるため、本命の企業の面接に臨む前に、場数を踏んだ方が良いと思います。そういう意味でも、志望度が低い企業に対しても一旦エントリーはして、面接の機会をまず手に入れた方が良いと感じました。
●心折れずにメンタルを調整すること
転職活動においては、自分が優秀であるかどうか以上に、企業が募集をかけている職種とのマッチングが大事だと考えます。書類、面接の合格率は新卒よりも悲惨なものとなる可能性が高いため、心折れずにいて下さい。
また、職務経歴書や面接は全力で準備しても、他の後補者との比較で落とされることも多々あります。病まずに挑んで下さい。
以上