一部上場 大手海運会社 総合職
一部上場 大手航空会社 総合職
松下 圭吾 氏 33歳 / 男性
学歴:国立大学 卒
TOEIC 950点
体育会サッカー部 卒部
新卒時の就活は、他の多くの方とは違った観点で行っていたかな、と思います。
大学在学時にバックパッカーで世界一周をした経験等を通して、自分自身もグローバルなフィールドで働ける人材になりたいと思うようになりました。その一番の近道はやはり海外で働きながら英語力やビジネススキルを高めることだと考え、「何年か後に海外へ行けたら良いな」ではなく「すぐに海外で働くことができる企業」という観点に絞って就職活動を行っていました。
そういった理由で、あまり幅広く可能性がある訳ではなかったので、運良く条件に合致する企業が見つかり、迷わずそこに決めて入社しました。
入社後すぐに赴任したのはベトナムで、そこで新たな支店の立ち上げ業務や現地スタッフの採用・教育等を2年間担当しました。仕事は全て英語で行うので、嫌でも英語力は向上しましたし、外国人とのコミュニケーションの取り方やローカル文化への溶け込み方等、その先の基礎となる能力を鍛えることができたと思います。ここで2年間の実務経験を積むことで、就活時に描いていた狙いはある程度は達成することができたと考え、更なるスキルアップを目指して1度目の転職を決意しました。
この転職では「海外経験を更に磨いていくこと」と、元々興味のあった「航空業界で働くこと」を求めてシンガポールに渡りました。日系航空会社のアジア統括部門で勤務することとなり、各国の支店における販売戦略立案、市場分析、航空運賃設定を3年間担当しました。
その後東京本社に異動し、レベニューマネジメント部で国際線の収入管理、予算策定を2年間担当し、国際提携部に異動。国際線事業に関わる提携戦略立案、パートナーとなる外国企業、関係当局との交渉・調整や全社横断的なプロジェクトマネジメントを行いました。
これらの経験を通じてデータ分析や、経営に直結する戦略の策定、よりシビアな外国企業との契約交渉等のスキルを身につけることができました。
コロナ禍により航空需要が大きく消失したことや、生活様式の変化に伴って国際的な人の移動の必要性が薄れてきたことから転職を視野に入れるようになりました。
現在の航空業界を取り巻く環境は、コロナ禍による一時的な影響という範囲では既に収まらなくなってきており、特に国際線需要についてはコロナ終息後も長期にわたって厳しい環境になることを見込んでいます。そんな中で改めて自分のやりたいことについて考えた時に、世界中の人々の暮らしに貢献できる仕事や、より豊かな社会の実現に携われる仕事がしたいと考えて転職活動を始めました。
今回の転職では、「社会貢献」と「海外接点」というポイントを軸に考えていました。始めは漠然としたイメージしか持てなかったのですが、転職カウンセラーの梨本さんとじっくりと時間をかけ面談していく中で自分自身の武器や、これまでの経験をどんな業界や職種でポータブルに活かすことができるのかが次第に明確になっていきました。
もっと細かな点で言えば、ワークライフバランスの充実や働き方の面でも求めるものはありましたが、私の性格的な部分も含めてよく理解してマッチする企業をご紹介下さっているというのが伝わってきたので、安心してお任せすることができました。ありがたいことに、特に諦めなければならないこだわりポイントは無かったかなと思います。
終わってみて改めて感じたのは、転職は本当に「ご縁である」ということです。
転職の成否は単に応募者が優秀かどうかではなく、企業側が求める人材像と応募者の能力やメンタリティーがマッチングするかどうかで決まるのだと思います。書類で落ちたからといって自分の経歴に自信を失くす必要は全くないですし、たまたま需給が合わなかったのだと割り切れば良いと思います。逆に言えば自分に合った企業を見つけるという事が非常に大切で、それには企業側の情報を多く持ったプロのエージェントの力がとても助けになったと感じています。
また、自分とエージェントとの方との相性もあると感じました。他社含め何人かの方と面談はしてみましたが、一番自然に会話ができ、「私のため」を最優先に考えて動いて下さっていることが感じられて、信頼関係を築けたのが(株)エリートネットワークの梨本さんでした。そういったエージェントを見つけることが転職成功の大きな鍵になると思いました。
まずは自分の理想とする環境で新しいチャレンジができることに対して、感謝と喜びを感じています。自分自身の成長ももちろんですが、これからは周囲の人たちにも良い影響を与えて成長させられるような存在になりたいと思っています。
異業種への転職にはなりますが、これまで自分の積み上げてきた実務経験に自信を持って、採用して良かったと思われるようなパフォーマンスを発揮するため、どんなことにも全力で取り組んでいきたいと燃えいます。