一部上場 グローバルメーカー 財務部 財務職
一部上場 大手私鉄会社 本社財務部 財務職
門野 理央 氏 26歳 / 女性
学歴:私立中高一貫校 卒
有名国立大学 卒
この度、納得のいく転職活動が出来たことに感謝するとともに、初めての転職活動を丁寧にサポートしていただいた株式会社エリートネットワークさま、および転職カウンセラーの梨本さまには心より御礼申し上げます。
私自身この『転職体験記』を拝見し、参考にしておりましたので、私の体験が参考になる方が一人でもいらっしゃれば幸いです。
新卒就活時の軸はいくつかありましたが、最も重視していたのは「自身が会社の事業に誇りを持って働けるか」という点でした。非常に漠然とした軸ではありますが、今後組織で働いていく上でこの点を満たすことが出来ないと、辛いことや理不尽なことに立ち向かえないと考えていたからです。
そして自己分析の結果、社会を支えるようなインフラ業界であれば、誇りを持って働き続けられると思い、インフラ業界の中でもサービスが可視化出来る鉄道業界をメインに就職活動を行いました。先述したことに加え、穏やかで真面目な方が多いという「人」の面でも、私にとっては非常に魅力的でした。
最終的には、希望通りの鉄道会社に入社することが出来ました。
結果として転職活動を行うことにはなりましたが、新卒就活時を振り返っても後悔は全く無く、むしろ当時の判断は正しかったと思っています。
入社後は財務部へ配属されました。大学時代の専攻とは異なりましたが、自身としても面白みを感じられる分野でしたので、運が良かったと思っています。
財務部では資金領域や金融機関折衝をはじめ、様々な業務を任せていただきました。その結果、財務分野の基礎知識はもちろん、金融機関との交渉などの「事業会社の財務部」ならではのスキルも身に付けることが出来たので、前職には感謝しています。
そんな私が転職を考えるに至った理由は2点あります。
1点目はコロナウイルスによる業績悪化から、会社と自分自身の先行きが不安になったからです。鉄道業界はコロナ禍で打撃を受けた業界の1つですが、アフターコロナの世界においても、コロナ前の売上に戻る可能性は限りなく低いと言われています。一方、若手である私はそれをどうこう出来る立場にはなく、やるせなさを感じながら働いていました。そのような会社の未来への不安と、20代の貴重な時間をこのまま漫然と過ごしていいのか、という漠然とした不安を抱えていました。
2点目は財務・経理の専門性を高めたいと考えたからです。財務部で様々な業務を行っていく中で、よりスケールが大きくグローバルな視点を身に付けたいという想いが強くなっていきました。グローバルというのは、新卒時には全く無かった考えであり、働く中で変わっていった部分ですが、鉄道会社である前職では補完出来ない点でした。
転職活動での軸は、①財務・経理としてのキャリアアップ、②グローバルに活躍出来ること、という2点で一貫していました。この2軸を満たす企業であれば、食わず嫌いせずに受けようと考えていましたが、初めての転職活動で経験年数が少なく難関資格も持っていない私は全く自信がありませんでした。そのため、どうしても企業への応募に踏み切れず、これといった活動が出来ない時期が続きました。
しかしながら、その後ご縁があってエリートネットワークの梨本さまと連絡を取るようになり、私の転職活動が動き始めました。梨本さまはエージェントとしての頼りがいは勿論のこと、各社の事業内容や財務体質までも詳しい方でしたので、梨本さまがおススメする企業は安心感を持って応募することが出来ました。書類選考・面接・内定後のフォロー等々、梨本さまには各フェーズでサポートしていただき、心より感謝しております。精神的・身体的にきつい場面でも、梨本さまのお人柄や温かいお言葉、そしてアドバイスのお陰で前向きに頑張ることが出来ました。
結果的に複数社から内定をいただき、比較検討したうえで最も納得のいく選択が出来ました。振り返ってみると、転職活動を開始してから終えるまでは正味3か月弱でしたが、体感としては半年以上に感じるような、非常に濃密な時間でした。
最後に、昼夜問わずスピーディーかつ親身にご対応いただき、まさに二人三脚でサポートいただいた梨本さまには重ねて御礼申し上げます。梨本さまにサポートいただいたからこそ、納得のいく就職活動が出来たと思っています。本当にありがとうございました。
ご支援いただいた梨本さまや周囲へ恩返しが出来るよう、新天地でも精進して参ります。