電子部品メーカーの省エネ技術者、シンクタンクのエネルギー分野のコンサルタントに転身

電子部品メーカーの省エネ技術者、シンクタンクのエネルギー分野のコンサルタントに転身

No.1342
  • 現職

    メガバンク系 シンクタンク エネルギー分野のコンサルタント

  • 前職

    東証プライム市場 グローバルな電子部品メーカー 再生可能エネルギー導入担当

小田 譲二 氏 28歳 / 男性

学歴:都立高校 卒
私立大学 物理学大学院 修了

新卒時の就職職活動について

私が新卒の時から一貫して仕事に求める軸は「強さを磨いて広く社会に貢献すること」です。そのため、自分の大学院まで磨いてきた科学の知識を使えるメーカーの中でも日系の会社が強く、世界中に顧客と生産拠点のある電子部品メーカーを第一希望に就職活動を行いました。その結果、幸いにも志望の企業から内定をいただくことができました。

新卒入社の会社での業務

入社後は世界中に行ってみたいという意思を汲んでいただき、本社の安全環境部門に配属されました。そこで主にエネルギー分野の業務を担当し、国内10か所の工場の省エネルギー活動や、アジア地域に展開する工場への再生可能エネルギーの導入活動を行いました。職場の人間関係も非常に良く、1年半の工場勤務と同期間の本社業務を通して大きい会社の中で働きかけを行う経験を積ませていただきました。

転職の転機、きっかけ

一方で仕事の多くの部分は現場へのお願いであり、1エネルギー消費企業の担当者としてエネルギー問題に取り組んでいても、外部で通用する専門性が磨かれていないことに焦りを感じ始め、転職活動を始めました。

転職活動時のこだわり

転職活動の時も軸やこだわりは新卒の活動時と変えずに「強さを磨いて広く社会に貢献すること」としました。さらにそれを噛み砕き、知的なアウトプットを求められ専門性を磨くことができること、明確に仕事の意義やターゲットが決まっていることの二点をもこだわる点としました。

転職活動を通じて学んだことや反省点

転職活動をする中で問われたのは、志望動機の徹底的な深堀と職務に就いた後の具体的な活躍イメージができているのかという点です。上記に掲げたこだわりから、各企業を横断的に広い視野で知的なアウトプットを要求されるシンクタンク系のコンサルタントを中心に受けていましたが、具体的なコンサルタントの仕事のイメージが甘く、そこを見抜かれて不採用になるパターンが続きました。

一方で自身のハードスキルには自信がなかったのですが、第二新卒の段階ではそこは想定より不問で、転職カウンセラーの松浦さんに自信を支えてもらいながら結局「人となりと熱い想い」でぶつかっていくことで採用していただけるシンクタンクに出会えました。今思えば、面接ラッシュに入る前に、もっともっと着任後の仕事の具体的なイメージと現在の自分の考えや人となりをつなげる作業を練り上げておくべきだったと思います。

次の職場への意気込み

まずは新しい環境で仕事をもらえることに感謝して、目の前の業務に全力で頑張りたいです。その先に「この分野のこの問題は自分が解決するんだ」という強い信念・自信・技量の揃ったコンサルタントへの道が開かれるのだと信じています。

支えてくれた家族はもちろん、自信を無くしていた時に背中を押してくれたエリートネットワークの転職カウンセラー松浦さんには感謝しかありません。

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