東証プライム上場 財閥系 物流企業 本社経営企画部 企画職
国家公務員 霞が関勤務 一般職
坂元 美乃里 氏 29歳 / 女性
学歴:私立高校 卒
私立大学 経済学部 卒
(株)エリートネットワーク様のおかげで、転職を成功させることができました。
特に、ご担当いただきました転職カウンセラーの山本様、篠原様の多大なサポートに心より感謝申し上げます。
高校卒業後、安定を求めて国家公務員(一般職)を志しました。当時から好奇心旺盛だったので、対外との関わりが多い省庁に決めました。
前職では、秘書業務や渉外業務を担当することが多く、省庁間の調整・折衝、資料作成、説明のスキルが身に付きました。
やんわりと転職を考え始めたのは、育児休業を終え、現在のポジションでの職務復帰後です。初めの数ヶ月は夫と別居していたこともあり、幼児2人を抱えての2時間の時間短縮勤務を選択しました。しかし、配属先の業務量からフルタイムに戻らざるを得ず、時間的にも精神的にも余裕のない日々が続きました。「この働き方は到底サステナブルではない、いつか変えなければ。」と思ったまま月日が過ぎていきました。
業務量については思うところがあったものの、業務内容としては自分自身楽しく取り組めたと思っています。以前は一般職の業務を行っていましたが、色々な巡り合わせがあり、現在のポジションでは一般職の枠を超えた企画・立案の業務を行っていたためです。自分で課題を見つけ、課題達成への道順を作り、上司やメンバーに説明し、目標に向けて実行していく、というプロセスが楽しく、やりがいを感じる一方、日に日に一般職の業務に戻ることが辛くなっていきました。また、勤務と並行して大学を卒業し、一時期大学院で勉強していたため、専門的な業務に就きたいと考えていました。
そんな中、自分のキャリアを考えた時に、自分の本当にやりたい事は現職では叶わないことに気づきました。人事にも相談しましたが、その可能性はほぼゼロと言われ、「自分の未来のために転職しよう。」と決意しました。
企画・立案をしたい、という気持ちから転職活動を始めたので、ここだけは譲れなかった点です。そのため業種へのこだわりはありませんでした。また、私自身、仕事も人生も「人」だと考えるタイプでしたので、社風についても重視しました。
転職の軸は前述した通りですが、「未経験・異業種・一般職」からの「企画・立案」系への転職は相当厳しいものだということに、私は後から気づくことになります。
転職を決意してからは、大手サイトに登録してみたり、求人情報を見てみたりしましたが、実際の応募には二の足を踏む状況でした。そんな中、私の転職活動が大きく動き出したのは、内定をいただくまでの間、メインで担当してくださったエリートネットワークの山本様との出会いです。
最初の面談の際には、私の人となりや意志決定プロセスまで大変丁寧にヒアリングしてくださいました。山本様ご自身がとてもお人柄が良く、話していて安心感・信頼感があります。いつも私の長々とした話を根気よく最後まで聞いてくださり、一番良い結論に導いてくれるのが山本様でした。
面接を進める中で一番苦しんだのは、私の話が冗長なこと、ビジネス感覚がないこと、そして公務員一般職のネガティブなイメージです。面接がうまく行かず、仕事も繁忙期に差し掛かり、子供から「ママ、もうお仕事しないで!」と絶叫された時には、もう転職どころか現職を続けることさえ難しいのではないか、と思いました。そんな時、山本様が突然お電話をくださって「今、迷っていますよね!そう思ったのでご連絡しました。」と相談にのってくださった時には、本当に救われる思いでした。この電話を境に、私の気持ちに整理がつき、面接も順調に進み、ありがたいことに数社から内定をいただくことができました。
最終的な就職先を決める段階で、私は恐ろしく悩んでしまったのですが、山本様は「人生における大事な決定なので、納得がいくまで悩んでください。」と寄り添ってくださいました。おかげで、自分の納得のいく形で決断することができました。
今回の転職活動は、自分が歩んできた道を振り返ることから始まり、自分の価値観や適性、強み・弱みを見極める貴重な機会になりました。また、事実としてフルタイム勤務で子育てをしながらの転職活動は、体力的に本当に厳しかったです。駅に設置してあるワーク・ブース等を利用して企業勉強や面接対策を行い、隙間時間もみっちり使い切りました。
内定承諾後は、私にとっては異業種・異職種での挑戦かつ、ステップアップでの転職ですので、その業務内容に期待と不安が入り混じる思いでした。しかし、実際に入社して数週間が過ぎた現在、毎日とても楽しく仕事ができ、生活の質も格段に上がっております。周りからも「転職して本当によかったね。」と言われる日々です。
本格的な業務はまだまだこれからですが、今回の転職活動で成長した自分を信じて、早々に活躍できるように頑張りたいと思います。