中堅の倉庫会社から、勤務地・仕事内容を共に叶えて大手総合電機メーカーへ

中堅の倉庫会社から、勤務地・仕事内容を共に叶えて大手総合電機メーカーへ

No.1369
  • 現職

    東証プライム上場 有名総合電機メーカー 物流管理部門 倉庫運営管理担当

  • 前職

    東証スタンダード上場 老舗倉庫会社 物流管理リーダー

横川 浩紀 氏 34歳 / 男性

学歴:県立高校 卒
関西大学 経済学部 経済学科 卒

① 学生時代に遡って新卒での “就活” の時の志向

前職では物流業界の倉庫会社に就職しましたが、そのきっかけと致しましては、大学時代にスーパーマーケットでアルバイトをしていた際に、その存在を知った事です。
毎日、店舗に入荷してくる商品に倉庫会社のラベルが貼られているのを見て、そのような仕事が有るのだと初めて知りました。決して目立つ存在では無いものの、スーパーマーケットという全ての人々が必ず利用するであろう業界の物流を支えているという事実から、この仕事は規模や市場としてもスケールの大きなものだと考えた事と、事業内容に対し社員数が少ないように感じた事から、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえそうな業界だと考えた為、就職を目指しました。
また、元々、就職活動を始めるにあたり、社会の基盤を支えるような仕事をしたいという思いを抱いていた為、その点でも自分の志向、価値観と合致しておりました。

② 入社した会社・部門での担当業務や実務経験、体得したスキル

倉庫管理の部門にて現場作業員への指示や折衝等の役割を担った後、別の工程を担当するチームへ異動し、責任者に就任しました。そこでは在庫管理の他に、荷主様やお客様との間に立ち、頂いた依頼等を調整し、協力会社様等の社内外へ指示を出す等、業務として遂行出来る形に作り込む役割を担って参りました。
また、長年に渡り責任者を務めてきた事は私の強みであると認識しており、各メンバーの業務や労務の管理、人材の教育、採用業務、協力会社様への指導や指示等を通じて、リーダーとしての経験が豊富であると自負しております。

③ 今回転職するに至った背景や理由・きっかけ

より裁量の有る立場に就き、物流に精通した人間になりたいと考えた為です。
物流企業でずっと勤務してきた中で、物流企業は「委託される側」である為、業務改善を提案したいと考えた際等、業務の中の様々な局面において決定権があまり無いケースが多く、荷主様に指示や判断を仰がなければならない事が多々有りました。その為、「委託する側」即ち荷主様側であるメーカーの物流管理部門への転職を通じて、より裁量権の大きい上位の管理者としての立場を目指したいと考えました。

④ こだわり、譲れないと考えた軸、逆に、従来のこだわりを捨てた点

まず、前提として、前職の物流関連の知識やスキルを生かす事が出来る仕事に就きたいと思っておりました。そして、その中での役割についても、可能であれば叶えたい希望は有りました。元々、前職ではチームのリーダーとして、マネジメントやチームの品質向上を目指す事にやりがいを感じて取り組んできました為、次の職場でもそのような役割を任せてもらえるような環境で、将来的に管理職を目指したいと考えておりました。

ただその一方で、勤務地や細かい部分では、多少希望条件から外れていたとしても、ある程度は柔軟に考えようと思っておりました。自分の可能性を狭める事に繋がる恐れが有った為です。しかし結果的には、転職するにあたり何かを諦めなければならないような事にはなりませんでした。勤務地、職務内容、条件等、どれをとっても自分の中では最高の内容でした。

今回、転職を決める事が出来た求人に出会えたのは、転職エージェントの(株)エリートネットワーク保坂さんより、私の経験にマッチしていそうだと紹介して下さった事がきっかけでした。これは、何度も親身になって面談をして下さった上で、私の希望に沿うように求人案件を見つけて下さった事に依るものでした。

⑤ 転職活動を通じて、気づいた点や学んだ点

非常に沢山の事を学ぶ事が出来ました為、もっと若いうちに行動してみても良かったかなと思いました。そう思えるほどに、素晴らしい経験が出来ました。転職活動をしようか迷っている方々や転職を目指す方々に知って欲しい事なので、長くなりますが私が経験した事、感じた事を申し上げたいと思います。

・求人情報を見て、「今、世の中ではこのような人材が求められるのか」と知る事が出来た事。
・その中には、今の立場よりも上の役職で迎えられる可能性が有る求人も存在する事。いわば、転職で出世を実現する事も可能なのだと知った事。
・面接において、自分の仕事に向き合う際の考えやこだわりを話す中で、それに共感してもらえたり、評価された事がとても嬉しかった事。即ち、今以上に自分の価値観に合う社風や理念を持つ会社と出会う事が出来ると知った事。
・「会社が違えば人の雰囲気がここまで違うのか」と驚いた事。
・転職活動によって、自分がなりたいと思う人材像、自分が目指したいキャリアを、自らの手で目指せるチャンスが有るという事。

これらの事を学んだ上で、今回、転職に成功した事は、自分の人生の中でとても大きな財産になりました。

そしてもう一つ学んだ事として、転職エージェントは、それぞれ所属会社や個人によって様々な手法や得意分野をお持ちで、自分が必要とする部分と合致する方と組む事が出来れば、とても頼りになる存在だという事です。その意味ではエリートネットワーク様ならびに、保坂さんと出会えた事は本当に良かったと思います。

実は私の事情と致しまして、現職の業務がかなり忙しく(終電での帰宅が続いているような状況でした)、転職活動に時間を割く事が簡単では無かった為「数で勝負」というようなスタイルでの活動が難しい状況にありました。しかしエリートネットワーク様は、まさにその逆で、求人を1件1件、内容を精査した上でお互いきっちり意見を擦り合わせ、作り込んで応募出来るようなスタイルで転職活動が出来るエージェント会社様でした。

具体的には、「求人を出されている全ての企業の採用担当の方と直接ミーティングを行い常に最新の採用情報を入手されている」事、「転職エージェント本人が企業様とミーティングを行い、それと同時に求職者側のサポートも行うという、採用側と求職者側の両面を1人のエージェントが一気通貫で担当される」事が特徴でした。
その為、私が保坂さんと面談させて頂いた際に御教示頂いた情報の中には、つい最近企業様とミーティングしたばかりでまだ求人情報には載っていないものも有りました。また、私の希望職種は「メーカーの物流管理部門」という、あまりメジャーではないと思われるものでしたが、私と企業様の双方のニーズを完璧に把握した上で私にマッチしそうな求人案件を見つけて下さり、御提案を頂けました。更には、保坂さん御自身がメーカー出身との事で、各メーカー様の事情には非常に詳しかった事もあり、とても頼りになる存在でした。

また、前述のように私の業務が忙しく平日は時間を取る事が非常に困難な状況でしたが、保坂さんはその点にも御配慮下さり、面談や意見のすり合わせ及び選考に向けた作り込みを毎回、土日の休日に御自身のお休みを割いてお付き合いして下さりました。
保坂さんには最後まで御迷惑をお掛けしましたが、この御配慮、御協力が無ければ私は合格しておりませんでしたので、誠に感謝してもしきれません。

以上のように、私にとってベストであるエージェント様に出会えた事も転職活動においては非常に幸運でしたし、無くてはならない存在でした。これも成否にかかわる極めて重要な要素だと思いますので、併せて御参考になればと存じます。

⑥ 次の職場に賭ける意気込みや覚悟等

先ほども申し上げましたように、今回の転職は私にとって、全てにおいてベストでしたが、これは自分一人で達成出来る事ではありませんでした。
転職サイト上で保坂さんが私の事を見つけてメッセージを下さり、そこから今回のお話が始まった事、家族が転職する事に対し応援してくれて、一緒に面接の練習にも付き合ってくれた事、そして、保坂さんのご推薦により、今回の求人に応募させて頂いた結果、書類選考を通過し面接に臨めた事。
これらの背景から、私は面接では絶対に皆の期待を裏切らないよう頑張ろうと強く誓っておりました。私を信頼して推薦して下さり、また御自身の休みを割いてまで私をサポートして下さった保坂さん、私の事を理解して応援してくれた家族、時間を割いて私を面接の場に呼んで下さった企業様、それらの信頼を背負って臨んでいる時点で、私の転職活動は自分一人のものではない為です。

そして、新しい会社での生活が始まるこれからの道もまた、難しい世界が広がっているのだという事は重々承知しております。しかし、私をここまで導いてくれた保坂さんや家族、採用を決めて下さった企業様の信頼と期待を裏切らないよう、前職で学んだ事も生かしつつ精一杯努力していく所存です。

最後に改めまして、エリートネットワークの保坂さんならびに今回の転職にあたり応援して下さった全ての方に厚く御礼申し上げます。誠に有難う御座いました。

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