銀行での調査・分析経験を活かし、シンクタンクのエコノミストに

銀行での調査・分析経験を活かし、シンクタンクのエコノミストに

No.1375
  • 現職

    大手シンクタンク 調査部 エコノミスト

  • 前職

    大手金融機関 融資管理

川名 崇 氏 34歳 / 男性

学歴:公立高校 卒
私立大学 卒
国立大学院 修了

TOEIC940点
TOEFL (iBT)96点
日商簿記検定2級
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランニング技能士2級
証券アナリスト

① 新卒での “就活” 時の軸

社会貢献、自己成長の2軸で就活を実施。
社会貢献という観点から、社会の血液である資金を融通する銀行を志向し、自己成長という観点から、様々なファイナンススキルが必要且つ人間力が求められる法人渉外を希望した。

② 入行した銀行での担当業務や実務経験、体得したスキル

法人渉外、金融市場での運用業務等を担当。

法人渉外では、融資だけでなく、企業におけるファイナンス面でのコンサルティング、デリバティブ、M&A、内為外為等、幅広いツールで顧客ニーズの発掘及び提案を行った。その中で、顧客の定量面(財務資料等)、定性面(社長や財務担当者との面談等)から、顧客の潜在ニーズに関して仮説を立て、提案を実施。様々な情報を駆使し、顧客のニーズを考え抜くスキルを身に付けた。

金融市場部門では、政治、経済、マーケットの情報を収集・分析し、株や国債価格の予測、運用方針の立案を実施。膨大な情報の中で、今後マーケットに影響を及ぼす情報の取捨選択や分析を通して、論理的な見通しを作成し、予測に繋げるというスキルを会得した。

③ 今回転職するに至った要因

前職で様々な業務を行う中で、調査、分析に対する自身の嗜好、強みを再確認し、そのスキルを社会に還元したく転職を決意。
金融市場部門での業務の後、外部出向となり、外部出向先でも調査や分析作業を行う中で、同僚から自身の想像以上の評価を受け、やりがいを感じるとともに、自分のやりたいことが明確となった。

④ 自身の中で譲れないと考えた軸と、従来のこだわりを捨てた点

転職において譲らなかった点は調査、分析という業務に携われること、社会へのインパクトが大きいこと、現年収以上であること。
上述記載の通り、転職のきっかけは、自身のやりたいことが明確になったからであり、調査、分析という職種は根本的な軸だった。また、前職で調査分析結果をレポートに纏め顧客へ配布する、直接顧客訪問し講演をする等の業務の中で、自身のレポーティングが顧客のためになることにやりがいを感じており、より多数の方々に読んでもらうような、社会へのインパクトが大きいことも重要な点だった。他方、家族を養っており、現年収ベースで生計を計算していたため、現年収以上であることも希望。

こだわりを捨てた点については特になし。ただ、年収について、転職活動の最終局面(最終面接前後)では、現年収を多少下回っても良いと考えていた。最終的に現年収以上のオファーを頂けたので、結果的にこだわりを捨てた訳ではなかった。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点と反省点

面接を行う中で、募集職種とはやや異なる業務内容での採用を打診されることがあること。求人企業側が、応募者の経歴や実務面のスキルを見極め、応募者自身も気づいていなかった強みを評価し、適切な職種での採用を提案してくれることがあった。

周囲からもよく聞く話だが、エージェント及び担当者に非常に差があること。(株)エリートネットワークさん以外にも2社ほどエージェントを活用していたが、どちらも動きが遅い、企業側に伝達依頼したことを伝えていない等、一社会人という観点からも、あり得ないレベルの低さだった。
正直に申し上げると、エリートネットワークさんはサブエージェントとして当初考えていたが、担当して下さった転職カウンセラーの木村さんはとても動きがよく、また適切なアドバイスも頂けたため、メインエージェントとして活用させて頂いた。反省点とすれば、多数の企業を別のエージェント経由で応募してしまっていたため、それらの企業も全てエリートネットワークさん経由で応募していればと、やや悔いが残った。

⑥ 次の職場に賭ける意気込みや覚悟

自分が思う以上の評価を受けて内定を頂いたので、その期待に応えるべく、入社までに充分な準備をしたい。
また、採用企業側からはこの人を採用して良かったと思ってもらえるように、エリートネットワークさんからはこの人の転職活動に携われて良かったと思って頂けるよう、入社後も努力を続けていきたい。

転職はゴールではなくスタートなので、心機一転頑張っていきたい。

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