大手総合コンサルティングファーム DXソリューション部門 コンサルタント職
東証プライム上場 大手航空会社 業務企画職技術系 航空機整備
梅本 智博 氏 27歳 / 男性
学歴:佐賀県立 鹿島高等学校 卒
早稲田大学 基幹理工学部 卒
早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 機械科学専攻 修了
日商簿記検定2級
航空無線通信士試験 合格
TOEIC公開テスト720点
機械航空学科に属し、最も仲の良い友人が学部卒で航空会社へ入社したこともあり、漠然と航空会社へ入社したいという思いがあった。
所属していた研究室ではインターンシップへの参加が1社のみ許可されていたため、航空業界の大手2社へ応募し、そのうち1社のインターンシップに参加させていただいた。
それまで航空会社に対してキラキラと華のあるイメージを抱いていたが、実際にインターンシップへ参加し、お客様の安全な旅を守るための地道な努力や、いくつもあるグループ会社がベクトルを合わせ仕事に励んでいることを学び、私自身もこの一員として社会に貢献したいと感じた。
そして、就活でこの会社からの内定を獲得し、入社することになった。
前職では総合職技術系として入社し、入社と同時に航空機の整備を行うグループ会社へ出向した。
入社してからの半年間は整備士として必要な知識やマインドを学ぶ訓練に励み、実際に現場に配属されてからは整備士として日々航空機の整備に従事した。
2年目には、その現場で生じている無駄をなるべく削減したいという思いから、改善活動を行い、会社の多くの方に受け入れられ、利用していただけるようなシステムを構築することができた。その結果、社長賞を受賞するに至った。
私が航空会社に入社した2020年は、まさにコロナ禍が始まったタイミングであった。
乗客数がこれまでにないほど減少し、会社は大打撃を受けることとなり、私自身も1年目から転職を意識し始めていた。
その中で、2年目に行った改善活動を通して、このように人の役に立つことのできる取り組み・働きを自身が所属する会社だけではなく、より多くの業界・会社様に向けて行いたい、自分自身の可能性を試してみたいと感じるようになった。
業績がなかなか回復しない中、その思いは膨らみ、転職を決意した。
転職活動に関して、軸としたことは自分自身が役に立っていると実感できる環境であること、若いうちから挑戦できる環境であることであった。
前職は社会への貢献度も非常に高い会社ではあるものの、私自身のポジションではお客様との接点が全くないため、自分自身の仕事の成果を実感しづらい環境であった。また、年功序列の風土が色濃く残っていたため、若手では多くのことに挑戦しづらい環境でもあった。
私自身、保守的な人間であったため、それまでの環境を大きく変えてでも何かしたいと考えることが少なかったが、転職すると決意したならば大きく環境を変え、自分自身が成長できる環境に身を置きたいと考えた。そして、自分自身の成長に繋げ、多くの会社から必要とされるような人間になりたいという志を持ち、転職活動を行った。
転職活動において最も大切であると感じたのは、環境を変えてまで新しい仕事をしたい理由が明確になっているかという点である。
私が転職活動において採用試験を受けさせていただいた会社はどこも全く違う業界で、未経験で入社できるところであった。
未経験での入社ということで、それまでの業務内容やスキルは重視されておらず、その会社に入って何がしたいのか、自分自身が将来どうなりたいのかということを重視されていると感じた。私自身、初めの頃はこの部分が明確化されておらず、失敗を繰り返していた。
その中で、(株)エリートネットワークの担当者の方に、面接対策の文面を確認していただき、多くのアドバイスや励ましのお言葉をいただいたことで、面接でよく聞かれる内容に対する私の答えが明確になったと同時に、自信を持って面接へ向かうことのできるマインドセットもしていただいた。
もっと早く、もっと沢山相談しておけば、転職活動もより上手くいったのではないかということが反省点である。
これまでとは全く異なる環境に身を置くことになるが、自分自身の成長のため失敗を恐れず挑戦していきたい。
また、多くの方々に転職して良かったと感じていただけるよう、そして特に心配をかけた両親に安心してもらえるよう、精一杯仕事に励み、充実した日々を送っていきたい。