東証プライム上場 非鉄金属メーカー DX推進部 アプリ開発 企画職
総合人材系サービス企業 事業推進部 顧客管理システムの企画職 要件定義及びデザイン監修
→外資系 大手生命保険会社 DX推進チーム 営業職向けデジタルツール 企画職
黒野 理紗 氏 32歳 / 女性
学歴:長崎県立高校 卒
私立大学 外国語学部 フランス語学科 卒
フランス語検定2級
学生時代は、外国語学部で語学学習に勤しんでいたものの、特に言語を活かした職業に就きたいとも思わず、「なんとなく」就活をしていました。その中で水が合うと感じた、総合人材系サービス企業に入社しました。
一社目では入社時こそやりたい業務が明確にはなかったものの、社会人3年目にして顧客管理システムの要件定義やデザインに携わることができました。
その後、外資系生命保険企業に転職し、営業職向けのデジタルツールの開発経験を重ねてきました。ちょうどコロナ禍の到来と併せてデジタルトランスフォーメーションの必要性が囁かれていた中で、経営層が議論し意思決定する会議体の運営や役員の業務サポートを学ぶ機会もいただきました。
外資系生命保険会社で勤め始めてから4年ほど経った頃、上司や周囲の方々には仕事ぶりを評価いただいても、会社の人事評価制度上、自身のグレードを上げることが難しいことをそれとなく察しました。褒められても評価にはつながらない状況を次第に辛く感じ、給料を上げるためにどうすればいいのかと悩んだ結果、転職が一番早いとの結論に至りました。
これまでの業務で、多くのユーザーが使っていて心地よいシステムを目指すデザインを考えることがとても好きになりました。そのため転職活動初期はUI/UXに携われる仕事を探しました。しかし、コミュニケーション能力を評価いただいても、企業が求める高度なスキルを持っているわけではないため、上手くいった活動とはなかなか言えませんでした。
そこで、スキルを広げる転職から、スキルを深める転職を目指す方向性にシフトしてみました。私自身も納得した上で企業側にイメージしていただけるスキルを武器にした方が、今後長く幸せに働くことができると考えたからです。具体的には、社内のDXを推進していく立場への転職活動です。
一社一社との出会いが、とても学びになりました。その会社のサービスがユーザーにとってどのような存在なのか、会社が目指すビジョンに対しどのような役割を果たすのか、社会への影響や貢献度などに思考を巡らすことで面接官と実りのある会話ができたように感じています。
スキル不足で不合格になった時は暗い気持ちにもなりましたが、面接では毎回とても楽しい時間を過ごすことができましたし、誰かとコミュニケーションをとるときに「相手を知る」ことがいかに大切か、身を以て感じることができました。
内定をいただいた企業は、財閥系の優良会社で非常に長い歴史を持ち、これからも事業が永続するよう、そして社員がこれからも長く働けるようDXに力を入れていく段階にあります。これまで培ったスキルが活かせる場面も、新たなスキルを身につけられる場面もあるかと思います。
転職活動でもご評価いただいたコミュニケーション能力は最大限に活かし、沢山の人を巻き込みながら皆で会社を愛し、発展させられるような職場作りに貢献したいと考えています。