東証プライム上場 日系総合コンサルティングファーム コンサルティング本部 コンサルタント
東証プライム上場 総合商社
R.U 氏 28歳 / 女性
学歴:私立 青山学院大学 国際政治経済学部 国際政治学科 卒
TOEICスコア 920点
日商簿記検定 3級
学生時代は国際政治や開発学を専攻し、新興国でのボランティア活動やJICA/NGOでのインターン、留学を通して学びを深めておりました。
そして「ビジネスを通して新興国の成長に寄与したい」という想いを胸に、
① 民間企業であること
② 5年以内に新興国での駐在経験が出来ること
③ 幅広い商材を扱えること
④ 給与
の4つを軸に就職活動を行いました。
結果、モノづくりにも力を入れている総合商社から内定をもらい、日本の「技術力」を商材として新興国の成長に寄与する機会が多いと考え、入社を決めました。
海外の自動車メーカー向けに自動車製造設備を輸出販売するトレーディング業務に約4年間従事し、英語でのコミュニケーションや交渉は勿論、社内外の様々なステークホルダーを纏め上げてプロジェクトをマネジメントするスキルを得ました。
その後1年間インドに駐在し、日系自動車メーカーの新モデル生産ラインの立ち上げに関わり、商材の輸出入実務、工事管理、トラブル対応、インド製設備の海外輸出、現地スタッフのマネジメント等を経験しました。
帰国後は関東地区をメインに新規顧客開拓の法人営業を担当しておりました。
転職を考えた理由は2つあります。
1つ目はスキルアップです。
前職では約6年間トレーディングやプロジェクトマネジメントの仕事に従事し、目の前の課題や顕在化しているニーズにスピーディーに対応していくという経験を積むことは出来ました。
一方で、企業の抱える中長期的な課題解決や潜在化しているニーズを発掘するという経験は十分に出来ませんでした。そこで、今後はデータ分析力や戦略立案のスキルを身に付けて、社会の抱えるより大きな課題解決に寄与したいと考え、コンサルティングやマーケティングをメインに転職先企業を探しておりました。
2つ目は転居です。
前職ではお客様のプロジェクトによって国内外の転居を伴う異動が頻繁に発生し、人事に本人の意思が反映されることは殆どありませんでした。
年齢を重ねていく中で、このままではプライベートでのライフ設計が難しいと感じる場面が増えたため、今後は自分の慣れ親しんだ東京に生活拠点を絞り、腰を据えて長く働くことの出来る環境を手に入れたいと考えました。
上記にもある通り、「勤務地の選択」が第一優先事項でした。
その他優先順に、業務内容、給与、ワークライフバランス(残業時間や勤務体制)、グローバル性(英語を使える機会があるか)を軸にしておりました。
ただ、転職活動を開始した当初は正直自分でも条件の優先順位が分からず、何を基準に転職先を探すべきか分かりませんでした。
そこで(株)エリートネットワークさんから頂いた複数の求人情報に対して、前述の軸を基準に〇×△で評価し、「星取表」を作成しました。これにより各企業の条件を簡単に比較することが出来、また〇×△で評価する際に自身が無意識に重視していた条件も再認識出来るようになりました。
それでも求人情報やHPの情報だけでは分からない項目(評価基準や昇格条件、配属や異動の仕組み等)については、エリートネットワークさん経由で各企業に社員の方を紹介してもらい、「カジュアル面談」を重ねて理解を深めるよう努めました。
結果、日系の総合コンサルティングの企業から内示を頂き、採用プロセスのスピード感やカジュアル面談を通して得た好印象を元に就職を決めました。
上から目線の言い方になってしまうかもしれませんが、面接を受ける際は「自分も企業を選ぶ側である」ことを常に意識しておりました。
企業側から質問を受けることを待っているだけではなく、自分も毎回30個以上質問を用意して入社後の懸念や不安要素を一つでも減らすことが出来るよう努めました。質問を準備していく中で企業分析も深まりますし、何より企業に対する興味関心も強まりますのでおススメです。
その他、他業種への転職活動で注意した点は、前職の業務内容を「簡潔に分かり易く」説明できるようにすることです。
面接官へは業務内容よりも「自身の思考や強み」を伝えるべきですが、まずは業務内容を理解してもらわないと伝わりにくいと考えたためです。
これらの対策はエリートネットワークの転職カウンセラーの久井様のサポート無しでは出来ませんでした。
迅速なレスポンスやアドバイスは勿論、行き詰った時には何度も励ましの言葉をかけて下さったからこそ、前職の業務で忙殺されながらも諦めずに転職活動に励むことが出来ました。
次の職場は業種が大きく変わるため、まずは新入社員同様、一から学ぶ姿勢で謙虚に取り組んでいきたいと思います。
また自分の意思で関わるプロジェクトを選択していくことが出来ると伺っているため、自分はどんな業界で、どんな相手に、どんなコンサルティング業務を提供したいのか、自分がやりがいを感じる仕事に携われるよう自己理解や業界知識の習得に努めていきたいと思います。
一方で、私は周囲の期待に応えようと頑張り過ぎてしまうきらいがあるため、一人で抱え込まず周囲に頼ることが出来るよう肩の力を抜くことも大切にしたいです。