時価総額ランキング上位 高年収の機器メーカー 経理部 経理業務担当
大手繊維専門商社 業務管理部 コンプライアンス遵守・業務改善担当
兼 労働組合 組合長・書記長
若池 善太 氏 33歳 / 男性
学歴:私立 近畿大学附属高等学校 卒
大阪市立大学(現:大阪公立大学) 経済学部 経済学科 卒
TOEIC805点
日商簿記検定2級
使用可能ツール:BizRobo!(RPA作成ポータル・ツール)
母子家庭、不景気の環境で育ったため、漠然と「自分で食べていける力(稼ぐ力)をつけていきたい」という思いで、メーカーの様に製品を売っていく業界ではなく、金融や商社の様な「その人自身」で勝負できる業界を志望。
その中で、好きな衣料に関わる業界という事で繊維商社を中心に応募し前職に内定。
入社後は、希望していた営業職ではなく経理・財務系への配属と異動。経験を積むうちに、会計・IT・語学という、どの仕事でも必要となるスキルを身につけることができていると実感し、就活当時の「自分で食べていける力をつけていきたい」という思いが実現できている事に気づいた。入出金・伝票計上・業務改善等を行う管理部や、決算・税務申告等を行う経理部で業務を担当し、会社の計数部門でミクロからマクロの経験を積んだ。
並行して、労働組合の組合長も歴任し、会社の仕組みをさらに深く学ぶとともに、社員の意見を吸い上げて行動すること、外部環境を元に会社における課題を検討し会社側へ意見すること、課題発見能力と物怖じしない姿勢、リーダーシップを身につけた。
事業規模を拡大しつつ業務をする中で、上場準備を体験。経理としての業務幅が今まで以上に増え、経理業務の面白さを学んだ。
しかし、プロジェクト中断に伴い、物足りなさ、前職での業務の幅の広がりに限界を感じ始めた。
また、会社の人事評価や人員体制にも疑問があり、他の環境を見てみたいと思い始めた。
他の環境を探すにあたって、経理業務をより専門的に学んでいきたいという理由から上場企業を中心に求人を見た。
また、家族の関係から国内の勤務地にもこだわった。
待遇に関しては、現状以上の年収をキープできればベストだと思い、待遇面よりは経験できる事や転職後のキャリアイメージを大切にしたいと考えていた。
働き方については、前職では在宅勤務もあり柔軟な働き方ができていたが、新しい環境での人間関係作りやOJTの必要性から、出社する事も厭わないと考え、必ずしも在宅勤務が必須であるとは思わなかった。
転職活動を通じて気づいた点としては、
●どこの会社も30代の管理職候補が少なくなっているという事。
●その点で、転職するとしたら今がベストだという事。
転職して3~5年後にはその会社での管理職候補として見られている。3~5年後に転職するとしたら、管理職としての転職となり、管理職の経験を前職で積んでおかなければならない。その一方で、前職のキャリアとしては、3~5年後に管理職になれる見通しが無い。
●前職の会社の良い所。改善できれば良いなと思う所。
もし転職先が見つからなかったとしても、前職の会社での勤務姿勢や待遇に納得し、よりよく働く事ができたと思う。
社会人になり11年経過した後での転職のため、即戦力として見られている事を理解したうえで、自分らしさ、今までの実務経験を大切にして活躍していきたいと思う。
まずは、職場の人間関係を構築しつつ業務を経験して新しい会社に慣れていき、並行して自己啓発として勉強を続けていくことで、エース格となれるように頑張りたい。