東証プライム上場 海外売上高比率60%以上の自動搬送・物流機械メーカー 工事・サービス本部 関西支店 フィールドサービス
東証プライム上場 大手航空会社グループの総合エンジニアリング会社 首都圏の航空機整備センター メンテナンス部 油圧部品及びブレーキの分解・修理・試験等整備担当
佐藤 勇悟 氏 27歳 / 男性
学歴:国立 松江工業高等専門学校 機械工学科 卒
卒業研究テーマ:はんだ付けの自動化
野球部に所属
TOEIC 400点
コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定特級)
中学生の時、機械に関する勉強をしたいと考えていた。
その中で工業高校という道もあったが、県内に工業高専という5年制の学校があり、そこではレベルの高い教育を受けられることを知り、入学した。
高専では、機械工学科にて、主に機械の設計に関する勉強や図面を見ながらの機械加工の実習、CADやプログラミングなどについて学んだ。
また、卒業研究では「はんだ付けの自動化」をテーマとして、オーブントースターを改造し、自動で温度調整を行い、はんだ付けができるような装置を製作した。
就活の時点では、まだ自分の中で特にやりたいことが明確には無かった。
しかし、学校で受けた会社説明にて、航空機のメンテナンスの会社の方から話を聞き、航空機のメンテナンスというなかなか経験できない業務に魅力を感じ、志望した。
航空機に使用される油圧部品のメンテナンス業務に従事していた。具体的に言うと、航空機から何らかの理由で交換された部品を、使用できる状態にする業務であった。
部署にもよるが、私の所属していた部署では一人で部品のメンテナンスを実施していた。
様々な間接部門がある中で業務を行う為の対人理解力や、各航空機部品のメンテナンスは期間も費用も掛かることから、計画性が特に磨かれた。
しかし、残念ながら高専で学んだ知識が活かされた場面は特に無かった。
MRO(Maintenance, Repair, Operation)であったこと、また法律の観点から部品を自由にメンテナンスできないことが特に転職に至る理由となった。
OEMである海外のメーカーがマニュアルを作成し、それを見ながらメンテナンスを実施するが、品質を上げる為の施策や工夫がほとんどできなかった。
マニュアルを順守する関係上、自分で考えながら作業をすることができず、品質向上や工数削減の案をOEMに提案しても基本的に受け入れられないのである。
また、一般的な工業系のスキルを身に付けることができなかったことも、要因の一つである。
前職は特に業界に特化した専門のスキルを身に付けることが基本であった為、幅広い知識を身に付けたいと考えた。
自社で設計及び開発からメンテナンスまで実施しているメーカーに行きたいと一番に考えた。
また、前職では新型コロナウィルスの影響を大きく受けた為、業績が比較的安定している会社という点もこだわりたかった。
こだわりを捨てた点に関しては特に無い。
私が就活をした7年前も現在も変わらず、高専生に対する期待というのはかなり高いと感じた。
高専生は世間からは期待される存在であり、その中で更にコミュニケーション能力やビジネスマインドなど一般的なスキルを磨くことが出来れば、より評価されると感じた。
一方で、転職活動をもっと早くしておけば良かった。
転職活動が上手くいくのか自分自身でも不安で動けなかったというのもあったが、転職をせずとも、転職活動をすることで他業界や他の会社を知ることが出来る為、自分の中で他に頑張りたいことができたタイミングですぐにでも活動を進めた方が良かったと思う。
また、英語の能力をもう少し上げておけば良かった。
私は日常会話程度ならできるが、ビジネスレベルの会話が出来れば、即戦力として更に有利になっただろうと感じた。
転職活動開始時には職種をあまり絞り切れていなかったが、カウンセラーの方との面談を通じて今後のキャリアプランも含め、職種を絞っていった。
様々な企業をご紹介頂き、その際に企業についてのプチ解説をして頂いたこともあり、求人への応募に関してもスムーズに進めることが出来た。
特にカウンセリングして頂いて良かった点として、自分自身の強みや弱みを把握する質問や対話によって言語化して貰えたことが挙げられる。
ご担当の方が航空業界について深く理解頂いていたこともあり、転職理由や、強みを応募先企業での業務に活かせる場面などを想定した事前の面接対策のお陰で、不安や疑問を持つことなく実際の面接に臨むことが出来た。
新しい会社は、各空港内にも設備が納入されており、やりたかった事が出来る会社である。
自分から品質向上や工数削減の提案を積極的に行い、多くの資格やスキルなどを身に付けていきたい。
そして、世界で仕事をして、会社の成長に貢献していきたい。