東証プライム上場 財閥系 海運会社 総合職
財閥系 信託銀行 首都圏内営業店 個人顧客向けコンサルティング営業→リスク管理部門 バーゼル規制対応
国分 有美子 氏 32歳 / 女性
学歴：私立 難関女子高校 卒
一橋大学 商学部 卒
TOEIC760
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引士
基本情報技術者
体育会 ラクロス部 卒部
学生時代は部活動中心の生活で、就職活動に関しては「体育会所属なのだから、歴代の先輩方のように上手くいくはず」とかなり甘く考えていました。
そのため企業研究や自己分析は全くと言っていいほどできておらず、ESは通過してもほとんどの企業において一次面接で敗退。
最終的に前職の信託銀行から、 “ 期待値込みで ” と言われたレベルでなんとか内定を頂くことができました。
一方でこの就職活動において軸だけは最後までぶれることがなく、「様々な仕事を経験できること」「少数精鋭の社風で働けること」が実現できる企業で働けることを希望していました。
前職は金融機関の中でも幅広い業務を経験でき、かつ都市銀行に比べて人数も少ない（＝一人当たりの裁量も大きい）という点でマッチしており、自身としてはひとまずの納得感を持って就職活動を終えることができていました。
入行時の初期配属に関しては希望通り、実家からさほど遠くない関東圏の営業店に配属され、信託銀行員としての基礎知識や、マーケットに関するノウハウを身に付けることができ、自身が思い描いていた社会人生活をスタートできました。
その後、社内の業務公募制度を利用して、希望した資産運用業務のミドルバック部署への異動が叶い、業界知識やシステムに関する知識も得ることができました。
この部署での上司との出会いが自身を大きく成長させてくれたと感じております。
上述の通り環境にも恵まれ、充実した社会人生活を送れていたものの、気づけば入行10年目に差し掛かっており、同じ部署にとどまり続けていることに不安と焦りを抱き始めるようになりました。
元々「様々な仕事を経験できること」を期待して信託銀行に入行したため、もう1部署くらいは経験したいと思い数年前から異動希望を出していたものの、周りの状況からみても自身が異動できる可能性はかなり低いことが明らかでした。
そのため特定の業務を担い続ける可能性の高い金融業界をいったん離れ、より幅広い経験を積める先への転職も選択肢に入れてみようと思い、いくつかの転職サイトに登録をすることにしました。
転職活動において私がこだわった点は以下の2点です。
・ある程度の年次まで、特定の業務にとらわれず幅広い経験が積めること
・同業他社への転職は検討しない
1点目については新卒時代から持ち続けている自身の一番大切なキャリア観でした。
2点目については、報酬面等で前職に大きな不満を抱いていたわけではないことから、同業に転職する意義を見出せなかったためです。
上記条件について株式会社エリートネットワークの転職カウンセラーの黒澤さんにお伝えしたところ、それならば私には ”海運業界” が合っているのではないかとご紹介頂きました。
海運業界には新卒時より憧れがあり気になってはいたものの、正直英語がそこまで得意ではなかったことに加え、この年齢で今さら難しいだろうと元から諦めていたところでした。
ですが黒澤さんに後押しを頂いたため、せっかくの機会だから挑戦してみようと応募を決意しました。
新卒時代は面接にかなり苦戦した記憶があったので、今回の転職活動に際しては可能な限り入念な準備を行いました。
まずは準備しておいた方が良いとご教示頂いた想定問答について、とことん自問自答を繰り返し、しっかりと自身の言葉で語れるように心がけました。
また動画公開されている中期経営計画の説明会を拝見したり、IRレポートを請求して読み込んだりと、応募企業に関することは少しでも関心を持って目を通し、緊張している面接の最中であっても多少なりともお話しできるようにしておきました。
これらを新卒の就職活動時よりスムーズに実行に移せたのは、前職の上司に教えていただいた物事に対する向き合い方が染みついていた故のものであり、今回の転職活動を通じて自身の成長も同時に知ることができたと感じています。
今回このような素晴らしい結果を頂けたのは、要所要所で的確なアドバイスを下さり、自分に自信のなかった私を最後までサポートして下さった黒澤さんのおかげであり、ここまで成長させてくれた前職の方々のおかげでもあると感じております。
今まで自分の人生に関わって下さった全ての方々に恥じることの無い仕事ができるよう、新たな社会人生活をスタートさせていきたいと思います。
