東証プライム上場 財閥系 6大都市で不動産再開発を行う名門倉庫会社
不動産事業部 プロパティマネジメント業務
国内外に60施設以上を保有する総合リゾート運営会社
温泉旅館でのサービス・広報(集客企画・取材対応)業務→オペレーション統括部門 ホテルの新規開業プロジェクト担当
鶴島 優子 氏 27歳 / 女性
学歴:山梨県立 高等学校 理数科 卒
東京大学 文学部 思想文化学科 卒
新卒でホテル運営会社の大手に就職し、地方の温泉地にある施設の現場でオペレーションを経験しました。
サービス業務全般に加え、集客企画の造成などを担当し、お客様に地域の魅力を伝え、観光を楽しんでもらうことにやりがいを感じていました。
その後本社へ異動し、新規ホテルの開業準備などに携わりました。
開業に携わる中で「新しい施設を開発し、訪れた人に土地の魅力を感じてもらうこと」が自分自身のやりがいにつながると実感しました。
これまでの業務は現場に近いものが多かったのですが、不動産開発のような新しい業務にチャレンジしてみたいという思いが次第に強くなり、転職を検討し始めました。
社内の不動産関連部署への異動は難易度が高かったこと、また、ホテルに限らず様々な形態の施設開発に挑戦してみたかったことから、不動産業界への転職を決意しました。
異業種・異職種の転職で難易度が高いと感じていた為、まずは「不動産業界の企業であること」のみを必須の条件としていました。
逆にこだわりを捨てたのは、職種と年収水準です。
将来的に不動産開発に携われるように、(株)エリートネットワークの転職カウンセラー・横関さんと相談しながらあらゆる職種に応募しました。
また、年収も「できれば現状維持、少し位下がってもいいかな」とゆるく考えていました。
【気づいた点】
① 書類選考について
未経験業種・職種だったこともあり、書類選考通過の難易度の高さに、最初は驚きました。
横関さんに励まして頂いたことで、「経験者の応募があったら、そちらを優先するのは当たり前だなあ…」とあまり気負わず応募を続けることができました。
② 面接対策について
<企業研究>
面接前には企業のウェブサイト・採用サイトで、会社概要や業務内容、IR情報などを隈なくチェックするように努めました。
私自身は働く上で企業理念への共感を重視しているので、企業・代表者からのメッセージも確認し、面接時に志望動機などで理念に共感した点を伝えられるよう意識しました。
また、休みの日などを利用し、応募企業が開発・運営している施設になるべく行くようにしていました。
実際に足を運んでみて気づいた感想などを、面接時に伝えられたのは良かったと思っています。
<面接対策>
面接前は横関さんに相談や練習のお時間を頂いていました。
話す内容や意識して伝えるべきポイントを事前に確認して面接に臨めたのが良かったです。
特に未経験での転職では、「これまでの実務経験を新しい業務にどう活かせるか」をきちんと伝えることが重要だと感じました。
企業の募集要項や業務内容から、これまでの業務で活かせそうな経験を嚙み砕いて話せるよう準備しました。
適性検査については、SPIに苦手意識があったので、出題される形式や時間を把握し、本などで苦手項目を練習する時間も設けるようにしました。
<面接後の振り返り>
面接後には話した内容を思い出してメモを残し、次の面接前に確認する&うまく答えられなかったところは、次の面接や他企業の面接できちんと答えられるよう、振り返りの時間を設けました。
【反省点】
<転職活動を始めた時期>
未経験業種・職種に興味がある場合は、転職するしないに関わらず、なるべく早いうちから活動を始めるべきだったと感じています。
第二新卒として転職活動を行うことは、やはり年齢が上がるほど難しくなると痛感しました。
職務経歴書作成に伴うキャリアの振り返りや、気になる企業の募集要項を見て今後必要になりそうな経験を把握しておくなど、早い段階から行動できていたらもっと良かったと思います。
<複数職種の応募>
複数職種で応募していたので、不動産業界である理由はうまく伝えられても、なぜその職種なのかがうまく伝わらなかった面接がありました。
その面接の後からは、業務内容とこれまでの経験で活かせる点を結びつけ、答えられるように準備しました。
全く新しい環境でのスタートになるので、まずは環境に慣れることを第一に、少しでも早く戦力になれるようベストを尽くしたいと思います。