ママさんシステムエンジニア、子育てとの両立を図りたいと、メーカー系有名SIerへ

ママさんシステムエンジニア、子育てとの両立を図りたいと、メーカー系有名SIerへ

No.1519
  • 現職

    東証プライム上場 メーカー系SIer セキュリティ事業部門 プロジェクトマネージャー

  • 前職

    スタンダード上場 電機メーカー系情報通信機器専門商社 業務効率化プロジェクト推進
    →EC・通販システム支援企業 通販CRMパッケージ導入 PMO
    →外資系大手コンサルティングファームのコーポレート機能管理会社  サイバーセキュリティチーム プロジェクトリーダー

染谷 麻実 氏 36歳 / 女性

学歴:私立 獨協埼玉高等学校 卒
跡見学園女子大学 マネジメント学部 卒
ビジネス法務3級
MCA(Microsoft Certified Associate Program)セキュリティ
開発環境:Java、C#、slack、ChatWork、RPA、VB.NET、ASP.NET、SQL Server、JavaScript、.NET Framework、AWS、Python、Selenium、GoogleWorkSpace、GlugentGate

① 新卒での “就活” の時の志や志向

リーマンショックの時期でしたので、安定した企業であること、また今後の将来性から、IT関連企業を志望していました。
また、一旦ライフイベントで職を離れても復帰できるような技術を身に付けるため、システムエンジニアを志望していました。

② これまでの転職体験

1社目は、IT機器を扱う専門商社でした。SEとしてクライアント向けスクラッチ開発を行っていました。
担当フローとしては要件定義から運用までの業務を一貫して担当していました。またインフラ、ネットワーク、クライアントのテクニカルサポート部門の立ち上げ等々、幅広い業務に携わってきました。

しかし、出産を機に働き方を考え直すこととなり、それまで残業や徹夜でカバーしていた業務ができなくなりました。
また長時間労働が常態化しているプロジェクトに疑問を感じ、新規で立ち上がったPMOの品質管理部門に異動をしました。
そこでコンサル業務、PMO業務、内部監査対応に興味を持ち、その道に進みたいと強く思い始めたこと、会社の体制への不満、幅広く経験はしたが同世代に比べ成功体験や成長が鈍化していることに焦りを感じ、10年間勤めた愛着はありましたが、1度目の転職を決意しました。

2社目は、ダイレクトマーケティング・広告業態の会社に入社しました。こちらはPMOとして参画し、自社パッケージのプリセールからPMOとしてクライアント折衝を行ってきました。
ただ、エージェントを通さず決めた会社だったせいもあり、入社前と入社後のギャップが大きく、勤務を続けられないと判断し半年で退社しました。

3社目では導入コンサルとテスト自動化PG作成をPMとして進めました。
コンサル業務よりも開発が増えてきた点に疑問を持ち始めていたところ、4社目となる会社にいた友人から声が掛かり、興味があったセキュリティ分野、かつ社内SEということ、大手の会社であることから入社をしました。

③ 今回転職するに至った背景

上司への不信感、会社への不信感が大きかったためです。
ビジネススキルが劣っていても英語ができる人が上司となり、ピープルマネジメントの不手際やアサインミスが多く発生し、組織が崩壊しました。
それが自分の所属しているチームだけではなく、コーポレート組織全体的に発生していたため、転職を決めました。

④ 自身がこだわった事柄

働き方の柔軟性には、特にこだわりました。子供がいるため、この点だけは譲れませんでした。
フルリモート勤務可能であることにはこだわっていましたが、少ない出社であれば問題ないかと、転職活動を進める中で考えを変えました。

⑤ 転職活動を通じて気づいた点や学んだ点

会社をイメージで判断しないこと、面接を通して会社の組織風土との相性が重要であることを学びました。
特に、今回の内定を頂いた企業は自分には無理じゃないかと思いましたが、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの方の強い押しにより応募しました。
面接をしたところ、働き方の柔軟性や自分の思考にマッチしており、トントン拍子に決まっていきました。
逆に、良いと思い志望していた会社は面接を進めるにつれてかみ合わないところが出てきて、面接が進んでも前向きになれませんでした。

今までの転職経験から、不安な点はエージェントのご担当の方に確認させていただいて解消することができたので、どんどん不安点や疑問点は聞くべきだと強く感じました。

⑥ 次の職場に賭ける意気込みなど

クライアントワークに戻るため、若干の不安もありますが、今までの経験を活かしつつ柔軟に対応していけたらと思っております。
また、子供がいながら働くことは容易ではありませんが、そのことを含んだ上で頑張るという意気込み、そして自分自身が描く将来像がしっかりしていれば今後のキャリアの道は自ずと開けると思っております。

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