海外駐在、管理会計の経験を活かし、完成車メーカーの中枢である商品別利益管理部門へ

海外駐在、管理会計の経験を活かし、完成車メーカーの中枢である商品別利益管理部門へ

No.1559
  • 現職

    東証プライム上場 大手完成車メーカー 商品別利益管理部門 プログラムエコノミスト(商品利益企画及び利益管理担当)

  • 前職

    東証プライム上場 大手小売 店舗→海外事業推進部(海外子会社の業績管理)→インドネシア合弁会社出向

多田 勇次 氏 30歳 / 男性

学歴:私立大学 卒
TOEIC 830点
実用英語技能検定 準1級

① 新卒での就職活動

「自動車業界」と「英語を活かせる仕事」を就職活動の軸にしておりました。
複数の企業のインターンシップに参加し、前述の希望を叶えられる会社に入社することができました。
入社の決め手は、20代でも拠点長ポジションで海外駐在の可能性が開かれていることでした。
将来は必ず海外駐在という目標を実現し経営に携わる、という意気込みで入社したことを覚えています。

② 入社した会社・部門での担当業務

入社後3年間は現場経験を積む為、店舗に配属されました。
そこでは仕事に対する責任感や、個人・組織の課題を解決するためにどのような行動を起こすべきかを考え実行し、また振り返りを行うというPDCAの基礎を教わりました。

4年目からは本社の海外部門に異動し、管理会計をベースに海外グループ各社の業績管理を任されておりました。
細かい計数管理は自分の性格にも合っており、数値分析などにも前向きに取り組んでおりました。

その後、海外のグループ会社に拠点長として出向し海外拠点の経営に携わりました。
赴任が決まった時は、自分のそれまでの仕事が評価された結果として、入社時からの希望を叶えられたことが嬉しかったです。

③ 転職に至ったきっかけ

100年に一度の転換期と言われる自動車業界に対して最も影響力を持ち、自分にとってより大きな社会的意義を感じられる環境は、完成車メーカーにあると考えるようになったことです。
また、川下だけでなく川上のビジネスも経験し、業界全体の知見を深めたいということも転職を考えた理由として挙げられます。
業務面においても、利益管理という経営と密接に関係する部門で1社目の経験を活かしながら、成長を続けられる環境にも魅力を感じました。

決して今後安定しているとも明るいとも見通しが立ちにくい業界であるという不安から、私を担当してくださった(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの横関様には当初、業界ごと変えるという選択肢も含めて相談をさせて頂きました。
しかし、最終的には自分の好きな業界で働き続けたいという思いや、キャリアの一貫性、専門性を磨くといった目的を優先し、後悔のない判断ができたと考えています。

④ 転職活動を通じて気づいた点

・仕事を通じて達成したいこと
・働く上で大切にしていること
・携わる業務に対する目的意識
・一貫性を持ってこれまでとこれからのキャリアを考えられているか
・幼少期から現在までの人生で下してきた意思決定の理由

以上の5点を言語化できたことが、転職活動を進める上で非常に役立ちました。
今後もそれらを見失わず、整理しながらキャリアを歩んでいきたいと思います。
また、複数社の選考を同時に受けなかったことも有意義でした。
志望度が高い企業への選考過程に集中できたことが良い結果にも繋がったと思います。

⑤ 転職活動において拘ったこと

私は将来、経営者若しくはそれに近い立場で働きたいという希望を持っております。
個人的には経営の根幹(意思決定のベース)は経理にあると考えている為、転職先のポジションが経理部門であることには拘っていました。
特に過去の経験とも親和性の高い管理会計を用いた利益計画、予算策定に携わることができるポジションで、自分が希望する会社に巡り会えたことは幸運だったと感じています。

⑥ 次の職場への意気込み

経験やスキルを発揮するだけでなく、自分よりも若い社員に対して、それらを伝えられる上司になりたいと思っています。
また、カルチャーフィットも中途人材としては重要だと捉えており、企業文化にいち早く順応しパーソナリティの面からも職場に良い影響をもたらすことができる人材になりたいと考えています。

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