東証プライム上場 財閥系素材メーカー 人事部 人材開発グループ
東証プライム上場 大手電機メーカー 地方工場 人事担当(採用・労政)
久保田 晃一 氏 26歳 / 男性
学歴:首都圏 公立高等学校 卒
都内私立大学 経済学部 卒
新卒の就職活動時は、モノというわかりやすい形を通して社会に貢献している会社で働きたいという思いがあったため、メーカーを中心に見ていました。
その中でも、自動車関連企業のインターンに参加した際に、自動車業界を取り巻く「CASE(※)」について強く興味を抱き、面白味を感じたので、自動車関連メーカーを志望しておりました。
複数社の選考を受ける中で、最も「人」の雰囲気が自分に合っていると感じた会社から内定を頂き、入社を決めました。
※CASE=自動車産業の次世代技術やサービスを表す4つの英単語の頭文字をつなげた造語。 「Connected(インターネットと車の繋がり)」「Autonomous(自動化)」「Shared(共有)」「Electric(電動化)」を指す。
入社から3年間は、事業所で人事業務を担当しました。
事業所が比較的小規模だったこともあり、採用・労政・研修企画等、幅広い業務に従事させて頂けました。
採用業務では社内調整力や交渉力を、労政業務では思考力や工場内の人間関係構築能力を身に付けることができ、非常に成長させてくれた環境だと感じています。
2点あります。
1点目は業務内容についてです。人事としてできる仕事の幅を広げたいと考えるようになりました。
前職では付加価値をもたらすことよりも、コストを減らす・改善することにウェイトが置かれているように感じていました。
こうした状況の中、研修の企画等で人事コンサルの方や他社の方から様々なお話を聞く中で、データを用いた組織開発や人材育成のシステム設計など、人事ができる仕事の幅の広さを知り、会社に付加価値をもたらす仕事ができる環境を求めるようになりました。
2点目は勤務地についてです。
入社以来3年間、拠点(工場)で人事業務を行ってきて、製造を行っている方々と直に接しながら仕事をすることに非常に面白味・やりがいを感じていました。
今後も現場近くで働いていきたいと思う一方で、前職の拠点は実家から4~5時間の場所にのみ位置しており、何かあったときにすぐに駆け付けられないという不安がありました。
上記のことをうっすら考えながら、転職サイトで求人を眺めて日々を過ごしている中、スカウトサイトに登録したことをきっかけに(株)エリートネットワーク様と出会いました。
これまでの生い立ち・キャリアの棚卸・今後の志向をカウンセリングして頂き、マッチする会社を見つけて選考へと進みました。
こだわったのは、会社が人財への投資を重視しているかという点です。
会社の統合報告書やIR資料を読み漁って、どのような取り組みを行っているのかを知ることに加え、企業との面接ではその詳細を詳しく教えて頂きました。
入社後に「思っていた会社と違った」とならないよう、上記を意識した転職活動をしていました。
学んだ点
・新卒時の面接とキャリア採用の面接は毛色が全く異なり、フラットに話ができる(緊張しいな私はとても助かりました)。
・会社、仕事の規模ではなく、その状況下で何を考えてどう工夫して仕事に取り組んできたのかが重視される。
反省点
・転職活動をするまでキャリアの棚卸をしっかり行っていなかった。これまでの経験を通じてどこが成長しており、どこが足りていないかを認識できておらず、職務経歴書を書く際に苦労した。
エリートネットワーク様の手厚いサポートのお陰で、当初から志望度が高かった企業様から内定を頂くことができました。
冒頭でも触れた通り、前職には「人」が決め手で入社しました。その感覚は間違っておらず、3年間周囲の方々に恵まれて、充実した環境で仕事をさせて頂きました。
その環境から外に踏み出すのは正直不安でいっぱいですが、転職を選択してよかったと思えるように、腹を決めてこれから全身全霊で仕事に向き合いたいと思います。
改めまして、多大なるサポートを頂いたエリートネットワーク様には本当に感謝しております。ありがとうございました 。