【東証プライム上場 主要電力会社】
経営企画室
【国家公務員】
霞が関勤務 事務系総合職
省庁内外の総合調整・取りまとめ、国会対応、法令改正業務
三条 絵里 氏 26歳 / 女性
学歴:私立大学 卒
IELTS6.0 取得
就職活動を始めるにあたって、大学院に行くか、就職するかを考えました。
そして、自分が研究や開発を進めていくよりも、全く新しい分野での就職に挑戦してみたい、一つのセクターだけでなく広く社会に貢献したいという想いのもと、公務員を目指すこととしました。
公務員試験の勉強を始めた当初は、法学部でもなく、ましてや理工系の学部である自分が国家公務員総合職に就くイメージが持てなかった為、始めは国家一般職を目指していました。
勉強を進める中で、国家公務員合格者体験談を読んだり説明会に参加したりする中で、総合職にも興味が湧き、せっかくならと受けてみたところ、無事試験に合格し、官庁訪問でも第一志望の中央省庁に内定を頂きました。
内定を頂いた時は、インターネットの情報や知人の話から、霞が関の働き方は過酷だと聞いていた為、総合職として入省することに躊躇いがあったものの、自分がどこまでできるのか試すチャンスだと思い、入省を決めました。
入省1年目から今日まで、省庁内外の取りまとめ業務から法令改正業務まで、多くの業務を経験させて頂きました。
沢山の関係者とコミュニケーションを取り、限られた時間の中で、情報を整理して伝達すること、複雑な案件の要点を見極め、成果物を作成するなど、社会人基礎力のようなものは身に付けることができたと思います。
働き方については、入省前に聞いていた通り業務量が膨大である上に他律的業務も多い為、入省後1か月でタクシー帰りを経験したり、遅い時は朝の5時まで働いたりといったこともありました。
更に、一人ひとりに任される業務の責任も重く、取りまとめ業務と法令改正業務を併任するなど、通常であれば4~5人で担当する業務を若手一人で行うといった状況もありました。
睡眠時間がまともに取れない日々が続く中でも、退職するまでの気持ちに至らなかった理由としては、判断するにはまだ実務経験が浅く、自身の経験と習熟によってこの膨大な業務量をこなすことにも慣れていくのではないかと思った為です。
そのような中で転職を決意したのは、睡眠時間を削って毎日何時間も幹部と打ち合わせをしたり、明け方まで資料の修正を行ったりすることが、健康を損なってまで行うべきことなのかわからなくなったこと、その状況を上司や先輩に伝えても取り合ってもらえない状況を踏まえ、この職場で働き続ける未来が見えなくなった為です。
転職活動を本格的に考える前に、転職なさった先輩から転職活動のお話を聞いたことがありました。
その時に、国家公務員から民間企業への転職に強みを持つエージェントとして、(株)エリートネットワーク様のお話を聞いたことを思い出し、転職の意志を固めた段階ですぐさま面談の申し込みをしました。
インターネットの情報や実際に転職した同僚の話を聞く中で、一般的に国家公務員の転職先としてはコンサル業界を勧められることが多いと聞いていた為、転職活動の軸として以下2点を整理しておき、御相談の際には自身の希望をしっかりと伝えられるよう準備しておきました。
コンサル業界を避けた理由は、実際に働いている友人の話を聞いていると、国家公務員と働き方が大きく変わらないように思えたこと、業務内容にあまり魅力を感じなかったためです。
① ワークライフバランス
十分な睡眠と食事をとって健康でいることが、仕事をする上での前提条件であり、それが自身の何よりも大切な価値観であると感じた為、ワークライフバランスを最優先事項としました。
通常時であれば日に1~2時間の残業、繁忙期でも睡眠時間が取れない期間が何か月も続くといったことが無いかを確認していました。
② 経営基盤が安定していること
転職を重ねてキャリアアップを目指すイメージが持てなかった為、一つの会社で長期的なキャリアが形成出来るような職場を希望していました。
担当して下さった転職カウンセラーの篠原さんとのカウンセリングでは上記2点をお伝えするとともに、御提案頂いた求人案件の中で気になった点を細かくお聞きすることで、転職先で何がしたいのか、自分が何を求めているのかをより明確に知ることが出来たと思います。
いくつか頂いた求人案件の中から何社か応募し、それぞれの職務経歴書や履歴書の添削から面接の練習まで、丁寧に御対応頂きました。
特に、面接後のアフターフォローを素早く行って頂いたことは、面接に手ごたえがない時や、志望度の高い面接の後の安心材料となりました。
内定を頂いた企業のうち、ワークライフバランスや経営基盤が安定していることに加え、実際に自分が働くイメージが持てる会社に進むことに決めました。
業界や企業研究を進めたり、実際に面接をしてその会社の雰囲気などを肌で感じたりする中で、第一志望となった企業に内定を頂けたのは、具体的かつ迅速なサポートのお陰だと思います。
国家公務員の転職活動は情報が少ない上に、転職活動に踏み切る気力も体力も削がれた状況にいる方々も多くいらっしゃると思います。
私もまさにその一人でした。
転職したい気持ちはあるけれど、自分がやってきた仕事が転職市場で評価されるのか、日常業務でも忙殺されているのに転職活動が出来るのか不安でしたが、自分の人生を変えられるのは自分しかいないと奮い立たせ、転職活動を進めていました。
このような状況の中で、短期間かつ第一志望の企業から内定を頂けたのは、エリートネットワーク様のサポートのお陰だと思っています。
まとまりのない文章となりましたが、転職を検討されている国家公務員の方々の参考になれば幸いです。