海外現地法人の責任者も経験した法人営業職32歳女性。英語力を活かせる東証プライム上場企業の海外営業職へ転職

海外現地法人の責任者も経験した法人営業職32歳女性。英語力を活かせる東証プライム上場企業の海外営業職へ転職

No.1579
  • 現職

    【東証プライム上場 インターネット接続サービスのパイオニア企業】
    グローバル営業部 海外案件に対するソリューション営業職

  • 前職

    【データ販売・調査代行会社】
    データベースの法人営業職(月間トップ賞3度受賞。入社2年目年間売上トップ獲得)

    【店舗用不動産仲介会社】
    法人営業職(国内外の商業施設の仲介業務)

    【東証プライム上場 企業福利厚生総合サポート企業のインド連結子会社】
    拠点長(居住不動産・オフィス・工場・倉庫の提案営業職、日本本社側への会計報告、予算・営業計画作成、採用・チームマネジメント)

外山 奈保実 氏 32歳 / 女性

学歴:東京都立町田高等学校 卒
明治大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 卒
TOEIC820点(ビジネスレベル)
中学校教諭一種免許状(社会)
高等学校教諭一種免許状(地理歴史)

① 新卒での就職活動

学生時代の新卒での就活は、正直言って上手くいったと評価されるものではありませんでした。
そもそも就活にあまり身が入らず、当初は大学で専攻していた内容を活かせそうな「好きなこと」を軸に会社を探し選考を受けていました。

就活に本気で取り組めていないことにより、なかなか内定を頂くことが出来ない状況の中で、「好きなこと」ではなく「出来ること・得意なこと」を軸に会社や仕事探しを行った方が良いと考えるに至りました。

新しく人と出会うことが苦手ではなかった為「営業職」かつ、カフェでのアルバイト経験を通してより大きな金額の商品に携わりたいと思ったことから「法人営業職」に絞り、その中で理念に共感した企業に内定を頂き入社しました。

② 新卒で入社した会社での担当業務

入社後は、ジョブローテーションを経て希望通り法人営業職に配属となりました。
IT企業や新聞社、リサーチ会社など幅広い企業・業界に対して、70を超える自社商品の提案営業に従事しました。

営業部唯一の新卒社員の為、代表電話に一番早く出ることを意識していたら、担当案件が増え、上長の手厚いサポートのお陰で2年目には年間売上トップになることが出来ました。

担当案件を増やし結果を出すことが出来たのは、積極的に代表電話に出て問い合わせ対応を行ったことに加え、事前に情報収集し提案内容を考えた上で行った新規テレアポや、新規顧客訪問時には8割方お客様にお話し頂き、ヒアリングを重視して提案する等を意識したことが大きく、現在も活かせる営業手法を身に付けることが出来ました。

1社目で外資系大手企業の案件に携わったことで、英語での業務に関心を持ち始めました。

③ 2社目、3社目への転職

2社目への転職は、1社目の顧客企業からの直接オファーによるものでした。
私が海外に興味があったことから、法人営業として海外案件も担当させて頂きました。
しかし海外出張の機会はほぼなく、日本で業務に取り組む中で、海外拠点の現地に行って仕事に取り組みたいという思いが強くなりました。

3社目である前職は、日本企業の海外現地法人への転職となりました。
1社目及び2社目での業務を経て、現地でビジネス実務経験を積みたいという気持ちが強くなった為、エージェントに依頼し転職いたしました。
転職するまで、プライベートで英会話スクールに通い、TOEICの勉強も進め、スコアを伸ばすようにしました。
前職では、法人営業に加え、拠点長としての幅広い業務にも携わることとなりました。
現地法人のマネジメント、日本本社と現地法人との調整、日本本社への会計報告、日本本社の海外案件に関する営業支援といった経験を積むことが出来ました。

④ 今回3回目の転職に至ったきっかけ

海外の現地法人への転職後に、現地で夫と知り合い結婚に至りました。
そして夫から日本に生活拠点を移すことを提案され、長い話し合いの末に転職を決断しました。

日本本社への転籍も可能でしたが、①国内の法人営業の仕事しかないこと(英語は使用しない)、②本社でのキャリアのステップが見えないこと、③給与面などの条件といった理由から、転職活動を開始しました。

⑤ 転職活動でこだわった点

今回の転職活動では、当初「業界問わず海外営業職」もしくは「経験業界での法人営業職」を志望していました。

選考が進む中で、業界経験が無いことで入社後のキャッチアップが難しいと企業に捉えられることや、経験業界でも国内のみを対象とした法人営業職では今までの実務経験が活かしきれないことが見えてきました。
その結果、私自身が興味を持っていた「経験業界での海外営業職」の仕事に焦点を当てるようになりました。

最終的には「安定した環境で、業界と職種の専門性を磨く」ことをテーマとしました。
①安定した環境=企業規模が大きいこと及び業界や事業の成長性を重視し、②業界は経験業界に絞り、③職種が海外営業職であることが第一希望となりました。

⑥ 転職活動の反省点

転職活動を行うか否かに関わらず、定期的に自己分析やキャリアの棚卸をしておくべきだったと反省しました。
日本への帰国を決定してすぐに転職活動を開始しましたが、自己分析が足りていなかったことで次に仕事を通してやりたいことが見えない時期が長く、面接時のアピールに苦労しました。

また、複数のエージェントの方とやり取りをしていましたが、私が希望する業界や職種では希望給与でのオファーは無いなど、あらかじめ断られるエージェントもありました。
その中で、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの杉本様からは私の希望に対してネガティブな印象が一切感じられず、迅速かつユニークな希望に沿った求人案件を多数ご紹介を頂き、前向きに転職活動を進めることが出来ました。

相当数の応募を行い、面接後に見送りになることが続いた中で、内定のご連絡をお電話で頂いた時には驚きました。
面接対策に関しては、一度でしっかり振り返り全てを改善出来る力があれば一番良かったのですが、時間は掛かったものの少しずつでも毎回振り返り対策をしていったことが、最後に内定を頂くという結果に繋がったと思います。

⑦ 最後に

最後の転職という気持ちで悔いの無いように取り組み続けたことで、大満足の結果を得ることが出来ました。

大学時代から、「とりあえず、やってみ?」を人生テーマに掲げ、トライアル&エラーを意識してきました。
海外現地法人から日本国内の企業への転職で、かつ、受動的な転職理由であったことから私自身のキャリアとして最適なタイミングとは言い難いものでしたが、諦めずに挑戦し続けて本当に良かったです。

経験業界とはいえ新たな分野になる為、勉強を続けながら、チャンスが来た時に掴めるように海外担当の法人営業職として専門性を磨いていきたいと思います。

杉本様にはスピーディーで手厚いご支援を頂き、感謝しております。
本当に有難うございました。

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