【東証プライム上場 医療ヘルスケアTech企業】
ファイナンス統括部 FP&A室 全社経営管理リーダー
【東証プライム上場 日系 エンターテインメント業界】
本社経理部
⇓
【外資系 エンターテインメント業界】
ERP導入等の業務効率化推進
⇓
【東証プライム上場 小売業】
経営計画及びBPR推進
早渕 道也 氏 37歳 / 男性
学歴:都内 私立大学 卒
実家が自営業で飲食店を営んでいたため、新卒の就活においては一般社員が具体的にどの様な業務を担当するのかも分からず、興味を持った知名度のある企業に向けてがむしゃらに就職活動をしました。
最終的には接客好きが高じて、エンターテイメント業界に総合職で入社しました。
新卒で入社した会社では、1年程接客部門を経験したのちに本社経理部へ異動し、約20社に及ぶ子会社の決算実務から開示書類作成など一連の経理業務に携わりました。
着実なスキルアップを感じておりましたが、一方で年功序列の組織風土に物足りなさを感じ、同業の外資系企業に転職しました。
2社目では海外親会社に対するレポーティングや経理業務に関する構造改革のプロジェクトを担当しました。
海外親会社への出向も経験し、非常に充実したキャリアを得られていたのですが、コロナウイルスの影響で事業が不安定となり2度目の転職を決意しました。
3社目となる前職は他業種であるものの、日系のグローバル企業に転じてファイナンス関連のITプロジェクトメンバーとして着任しました。
これまでの2社と比較して働き方はタフでしたが、その分任される領域も大きく、同社で初めて管理会計の業務にも従事しました。
前職で勤務を開始した後に結婚し、幸い子宝にも恵まれました。
家庭の充実が仕事のパフォーマンス向上に繋がると幻想を抱いていたのですが、現実は育児と仕事を両立させることに大変苦戦し、育児休暇中の妻に育児をほとんど委ねて自分は子供の顔を見ない日々が続きました。
妻の復職と子供の保育園入園をきっかけに、3度目の転職活動を始めました。
過去の転職活動においては仕事のやりがい、自己成長が優先項目だったのですが、今回は家庭と仕事の両立、収入の維持を第一優先に考えました。
生活の変化と同時期に転職活動を開始したため、当初は待遇や条件が合致すれば仕事を選ばずに即転職するつもりでした。
しかし、求人情報を見ているとやはり業務経験を通じた自己成長も諦めきれず、気が付けばこれまで以上に妥協のできない転職活動になっていました。
育児と仕事だけでも時間的に余裕のない生活をしていたところに転職活動を始めたことで更に気持ちの余裕がなくなり、活動開始当初は選考結果が芳しくありませんでした。
これまでの転職活動ではあまり悩むこともなく転職先を決められていたため、あらゆることが八方塞がりだと感じていた時に、(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの木村さまとご縁ができました。
活動結果が芳しくないこともあり他社エージェントとは連絡が途絶えていたタイミングだったのですが、木村さまは精力的に希望条件に合う求人案件を多数ご紹介下さり、冷静な視点でキャリアのマッチングをご支援下さいました。
この頃から気持ちの面でも余裕を取り戻し、選考結果に一喜一憂せずじっくりと転職活動に臨むことができました。
木村さまの懇切丁寧なご支援のおかげで希望職種、希望年収を満たすポジションでの内定が決まり、最も重視していたワークライフバランスも改善が見込めそうです。
今回の転職活動を経て、改めて自身の人生のステージでの変化を実感しました。
新たな職場環境には家族を養っている状態で入社します。気持ちと時間に余裕を持てる働き方に切り替えることで、その余裕を新天地での組織育成に還元できるよう心掛けたいと思っています。
守るべきものや譲れない点が増えても、初心を忘れず。
家族はもちろん、同じ会社で働く仲間や出会う方々と人生を共に豊かにできるよう、仕事ができる時間をこれまで以上に大切にします。