元総合商社マン。結婚と第一子誕生を機に、テレビ局からプライム上場 グローバル食品メーカーの広報へ

元総合商社マン。結婚と第一子誕生を機に、テレビ局からプライム上場 グローバル食品メーカーの広報へ

No.1563
  • 現職

    【東証プライム上場 グローバル食品メーカー】
    広報部 ウェブサイトの企画・制作、メディア対応など

  • 前職

    【東証プライム上場 総合商社】
    主計部 決算開示資料作成
    →半年間、海外トレーニーとして赴任
    →主計部 チームリーダー 事業報告書の作成統括、メンバー10名のスケジュール管理

    【中国地方のテレビ局】
    報道制作局 報道部 記者、ニュース番組のキャスター(入社1年後で抜擢)・編集長業務

川原田 智貴 氏 31歳 / 男性

学歴:一橋大学 経済学部 経済学科 卒
TOEIC 890点
日商簿記検定試験 2級

① 新卒での就活

新卒で就職活動をしていた時は、大学の授業で国際経済学を学んでいたこともあって海外志向が強く、海外駐在が叶いそうな業界を志していました。
そのため、総合商社をメインにOB訪問や説明会への参加といった就職活動を行い、幸いなことに、縁あって総合商社から内定を頂きました。

② 入社した総合商社での担当業務と、1回目の転職

総合商社では、有価証券報告書や短信など、決算資料を作成する部署に配属となりました。
財務諸表を読み取るスキルを身に付けることができた点は、今でも大きな財産だと感じています。

後に最初のキャリアチェンジとして、総合商社からテレビ局へ転職するのですが、そのきっかけとなったのが、総合商社での海外トレーニーでした。
当時は初めての海外勤務に心を躍らせていましたが、派遣先の治安が非常に悪く、恐喝や窃盗が日常茶飯事の国でした。
そんな中、外出が制限されるなど塞ぎがちな生活が続いていたのですが、自分に元気を与えてくれたのが海外でも視聴できた日本のテレビ番組だったのです。
私はテレビをよく見る家庭で育ち、テレビが当たり前のように存在していたので視聴していましたが、人々を元気づける存在でもあったことに、今更ながら初めて気づきました。

帰国してからもテレビ業界への興味は高まり続け、会計以外の知識・スキルを身に付けてキャリアの幅を広げてみたいと考え、入社5年目の時に地方のテレビ局へ転職しました。

テレビ局では報道部に配属となり、記者としてキャリアをスタート。
事件・事故、注目スポット・グルメなど、日々異なる現場で取材をする刺激的な経験を積みました。
入社して1年後、担当していたニュース番組のキャスターに抜擢され、生放送のスタジオで原稿を読み、情報を発信するアナウンサーとしての役割も担いました。
番組編集長も任されるようになり、充実した毎日でした。

③ 今回、2回目の転職に至ったきっかけ

今回転職を考え始めた大きな理由は、ワークライフバランスです。

テレビ局に在籍中、結婚し、子が誕生。1人暮らしで仕事中心だった生活から一変しました。
テレビ局での仕事は毎日が充実していましたが、番組に自分の生活リズムを合わせる必要があり、また、報道部が人手不足ということも重なって急な取材で駆けずり回ることもあり、私生活とのバランスの取りにくさが次第に悩みとなっていきました。

コロナ禍で、テレワークやフレックスなど、働き方の柔軟性が高まった企業が増えてきていることは感じていたため、まずは自分の生活に合った働き方ができる企業を探してみようと思い立ったことが、転職を始めた経緯となります。

④    こだわり

こだわった点は、ワークライフバランスを整えられ、残業時間が多くない職場環境であることです。
また、テレビ局で培った情報発信スキルが活きそうな広報職であることを転職の軸としました。

⑤    2回目の転職活動

今回の転職活動で気付いたのは、エージェントさんなど第三者の立場でサポートしてくれる存在の大切さです。
というのも、エージェントに登録する前に、自分一人で作成した履歴書と職務経歴書を企業HPの掲載求人へダイレクトに送ったことがあるのですが、書類選考で落選していたからです。
まずは書類を見直す必要があると考え、エージェントへの依頼を決めました。

ご担当頂いた(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの木村さんは、面談の中で、今回の転職の経緯だけでなく、学生時代の話からじっくりと丁寧に深掘りして聞いて下さいました。
おかげで、履歴書と職務経歴書でアピールすべきポイント、それをどの程度文章化すべきかなどを見極めることで、納得のいく書類を書き上げることができました。
ご紹介頂いた求人案件一覧も自分が希望するポイントとマッチしていたため、安心して2回目の転職活動をスタートすることができました。

また、今回の転職理由がワークライフバランスの実現ということもあり、企業との面接で転職理由をどこまでオープンにし、逆質問で確認しても良いのかという点などを木村さんが懇切丁寧に相談に乗って下さったことも非常に助かりました。
自分が転職先に求めるものは何かを企業との面接の場で話すことで、企業とのミスマッチを減らすことができたと感じています。

⑥    次の職場にかける意気込みや覚悟

今回の転職では地方からの転居を伴う可能性があったため、事前に家族にも相談し理解を得ていました。
転職で目指す方向性を家族と擦り合わせていたことが、結果的に、面接後や内定後にスムーズに意思決定をすることができた要因だったと思います。
また、企業との面接の中では、企業が自分に興味を持って下さっていると強く感じたこと、将来的な海外赴任の可能性もご提示頂いたことで自分が思い描いていた以上に期待を持てるキャリアを築けそうだと感じたことも、意思決定に大きく影響したと考えています。

次の職場では、テレワークやフレックス制度など、自分が理想としていた職場環境が整えられていて、今回、転職をして良かったと改めて感じています。
より働きやすい環境で、子育てと仕事を両立させながら仕事での結果も出していきたいです。

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