【東証プライム上場グループ 日系優良製薬メーカー】
知的財産部 特許・権利化実務
【化学・バイオ分野の人材派遣会社】
研究開発法人のゲノム診療開発部へ研究補助員として派遣
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【弁理士十数名を擁する都内の特許事務所】
技術部門（化学・バイオ分野） 国内外の出願、権利化業務
※在職中に弁理士登録
濱原 由梨子 氏 31歳 / 女性
学歴：私立 開智高等学校 卒
東京大学 農学部 応用生命科学課程 生命化学・工学専修 卒
東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 修了
TOEIC Listening & Reading Test 830点
弁理士資格
学生時代に精神的な病気にかかってしまい、当時は日常生活を送ることが困難なほどでした。
そのため、就職活動もまともにできず、適当に選んだ1社のみを受けて、内定を頂き、入社を決めました。
入社した会社は、化学・バイオ分野の研究補助員を派遣する人材派遣会社でした。
修士課程で応用生命工学分野の研究を行っていたため、近い分野の研究補助であれば病気を抱えている自分にもできるだろうと考えました。
入社してから2年間、研究補助員として派遣先の研究機関で業務に従事しました。
業務内容は学生時代に学んだ分野と近かったため、業務を覚えることには苦労しませんでした。
残業も無く、病気の自分でも無理なくできる仕事だったので、とても有難かったです。
しかし、流れ作業のような業務であり、自分で考えたり工夫したりすることはあまり必要なかったため、やりがいは特に感じられませんでした。
働きながら通院し、治療を続けた結果、病気が完治し元気になることができました。
そうすると、より興味のある仕事に挑戦したいと考えるようになり、特許事務所に転職しました。
特許事務所を志望した理由は、以前から知的財産に興味を持っており、幅広い分野における最先端の技術に触れることができる点が面白そうであると考えたためです。
特許事務所では、化学・バイオ分野の特許権利化業務を担当する部署に配属され、4年間在籍しました。
業務未経験で入所しましたが、上司に一から業務を教えて頂き、徐々に仕事に慣れていくことができました。
クライアントから相談を受け、発明内容をヒアリング、明細書を作成して出願、オフィスアクションが来たら応答する、などの一通りの業務経験を積むことができました。
この業務を通じて、知財の制度に関する知識、特許権利化のための戦略などについてクライアントに分かりやすく説明する力や文章力が身に付いたと感じています。
また、業務の傍らで弁理士資格取得に向けて勉強を続け、無事合格、弁理士資格を取得しました。
同事務所では多くの案件を担当させて頂き、また挑戦したいことにもチャレンジさせて頂き、大きくスキルアップできたと思います。
所属していた特許事務所では、厳守すべき期限や納期、それに伴う残業や休日勤務が非常に多く、それらが精神的な負担となっていました。
さらに、クライアントの指示により、通常より短い納期で仕上げなければならない案件も少なくありませんでした。
いつの間にか、毎週のように休日勤務している状態になっていました。
このまま定年まで特許事務所で働き続けることを想像したとき、「自分には耐えられない」と思い、転職を決めました。
知財業界における主なキャリアパスは、特許事務所・事業会社の知財部・独立開業の3つだと思います。
その中でも、前職での経験を活かせて、かつ特許事務所ほど多忙ではないと考え、事業会社の知財部に転職しようと決めました。
転職での希望条件は、次の5点としました。
・事業会社の知財部での特許権利化業務（化学・バイオ分野）
・在宅勤務可能
・前職の年収と同等以上
・残業が前職よりも少ない（月30時間程度以内）
・自宅から電車で約20分以内
上記5点の条件、特に「前職の年収と同等以上」「残業が前職よりも少ない」という条件は、なかなか欲張りだとも思いますが、どうしても譲れない点でした。
本格的な転職活動は今回が初めてでした。
転職活動の進め方について何も分からない状態だったため不安がありましたが、（株）エリートネットワークの担当カウンセラーの黒澤佑太郎さんには、毎週のように面談をして頂き、その度に履歴書・職務経歴書の添削や面接対策などの相談にのって頂きました。
特に、適切な志望動機がなかなか思いつかずに悩んでいたときには、黒澤さんに企業研究のやり方や志望動機の例などを教えて頂きました。
そのお陰で、自信を持って面接に臨むことができました。
転職活動を開始してから約1カ月半で転職先が決まりました。割とスピーディーに決まったのではないかと思います。
転職先は私の希望条件に合致していて、大満足の結果です。
土地勘のある業界とはいえ企業の知財部での業務は未経験のため不安もありますが、いち早く業務に慣れることができるように、必要な知識やスキルの習得に励みたいと思います。
黒澤さんには手厚いご支援を頂き、大変お世話になりました。
本当に有難うございました。
