【東証プライム上場 財閥系 総合商社】
デジタル戦略部門 DX推進担当
【東証プライム上場 金融系に強い有名SIer】
DXビジネス部門 プロジェクトマネジメント(8か月600人/月規模)
川村 浩平 氏 33歳 / 男性
学歴:広島県立高校 卒
国立大学 工学部 卒
国立大学大学院 工学研究科 修了
情報処理技術者(応用情報技術者)
AWS 認定ソリューションアーキテクト
情報処理技術者(システムアーキテクト)
Google Cloud Professional Cloud Architect
PMP(Project Management Professional)
TOEIC 795点
大学および大学院では、環境・エネルギー分野を専攻していました。
その専門性を活かして省庁やインフラといった就職先に進むことも考えましたが、「世の中を大きく変える仕事ができること」「市場価値の高いスキル・経験が身に付くこと」に魅力を感じるようになり、ITの分野で専門性を身に付けるキャリアを志向するに至りました。
IT業界の大手企業を中心に就職活動を行い、最終的には仕事の幅広さや社風に惹かれ、前職の大手SIerに入社しました。
大手通信キャリアを顧客に、システム開発の実務経験を幅広く積みました。
若手のうちは開発が中心でしたが、年次が上がるにつれてリーダーやプロジェクトマネージャーの立場で中~大規模プロジェクトを推進する機会が増えました。
また、システム化構想といった上流工程からコンサルタントとして入り込み、プロジェクトの立ち上げにつなげることも経験しました。
入社時に思い描いていたキャリアを概ね実現することができ、仕事自体には非常に満足していました。
顧客に近い立場で仕事をするうちに、システム開発に留まらないビジネスの世界への興味が強くなりました。
また、長年クライアントワークの立場で顧客支援を続けるうちに、主導権を持って主体的にビジネスを推進したいという思いも強くなっていました。
はじめは社内異動も考えたのですが、自身の希望を満たすようなポジションは残念ながらありませんでした。
そこで社外に活躍の場を探すべく、思い切って転職活動を始めました。
特定の商材にこだわりがなかったこと、学生時代に専攻していた環境エネルギー分野の仕事に携わる機会があることの2つの理由から、総合商社を転職候補としました。
中でもDXに注力しており、資源エネルギー分野に強みを持つ現職の企業が第一志望でした。
まず英語力の強化を行いました。
業務では全く英語を使う機会が無かったこともあり、TOEICスコアもエントリーに必要な水準に達していませんでした。選考対策の前に英語の勉強を集中的に行い、必要最低限なレベルまでスコアを上げました。
次に選考の戦略・対策を練りました。
ここでは(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの久井様、高橋様に大変お世話になりました。
総合商社は各社で選考タイミングやフローが異なり1社ごとの対策が重たいことと、初めての転職活動で勝手がわからなかったこともあり、プロの転職エージェントの目線でサポートいただけたことは非常に心強かったです。
面接練習を中心に入念に準備を行いましたが、それでも、転職活動の序盤は結果が伴わない場面もありました。
今思えば、総合商社という独特の業態に対する理解度が低かったこと、自身の経験スキルとマッチしづらいポジションに応募したことが原因だと感じています。
そうした際には久井様に協力いただき軌道修正や自身の中でうまく言い表せなかった部分の言語化を行うことで、徐々に総合商社でやりたいこと、活躍イメージをクリアにしていきました。
結果、想定していたよりも長丁場になってしまいましたが、なんとか第一志望の企業から内定を貰うことができ、転職活動を終えました。
「ラーメンからミサイルまで」と言われるように、総合商社のビジネスは多岐にわたっており、DXの機会は豊富にあります。
商社の強みである「繋げる力」をベースにテクノロジーを利用してイノベーションを起こせれば、まだまだ化ける力を秘めていると感じています。
これまでの実務経験を活かしつつ、新たな分野でも臆せずDeep Diveし、挑戦を続けていきたいと思います。