損害保険会社でデジタル分野の新規事業を担う31歳。保険に限定しない事業創造に携わりたいと、大手総合商社のデジタル部門へ

No.1616
  • 現職

    【東証プライム上場 大手総合商社】
    デジタル部門 全社デジタル戦略の策定・デジタル新規事業企画

  • 前職

    【東証プライム上場 日系損害保険会社】
    営業部門 中小~大手企業向け法人営業職
    →企画開発部門 デジタル領域での新規事業企画・プロダクト開発

岡西 博孝 氏 31歳 / 男性

学歴:東京都立の高等学校 卒
(1年半の海外留学経験あり)
慶應義塾大学 卒
英語:ビジネスレベル
保険関連の各種資格を取得

目次
  1. 新卒での就活
  2. 入社した会社・部門での担当業務
  3. 転職に至ったきっかけ
  4. 自身がこだわった点
  5. 転職活動を通じて気づいた点
  6. 次の職場にかける意気込みや覚悟

① 新卒での就活

新卒時は、学生時代の留学で培った語学力とあらゆる環境に柔軟に適応できる力を活かせるという観点から「グローバルな活躍フィールドがあるか」、特定の業界や分野に拘りはなかったことから「多様な業界・業種にチャレンジできる環境があるか」という軸で総合商社と金融業界を志望していました。
結果的には、某総合商社とインターン参加から損害保険会社に内定を頂きましたが、インターンへの参加後に強いラブコールを頂き、人材としてマッチしているのだろうと感じたとともに、必要とされている環境の方が働きやすいであろうと思ったことから、前職の大手損害保険会社に入社を決めました。

② 入社した会社・部門での担当業務

法人営業職と事業企画・プロダクト開発の両方を経験しました。
営業部では、中堅〜大手のクライアント企業への保険の提案業務や保険代理店の管理業務、新規飛び込み営業をする業務にも従事しました。
就活時の「世界を股にかけて〜」といったキラキラしたイメージとは異なり、とても泥臭く、そのギャップや思い描いていたビジネスマンとしての成長の実感が持てずに当時は悩んでいましたが、人事部から課せられた修行期間だと自分自身に言い聞かせながら、目の前の仕事に一生懸命に取り組むようにしていました。
振り返ってみれば、そもそも営業職とはなんたるやを現場で経験できたことは、今もお客様や周囲とのコミュニケーションに大きく役立っているので決して無駄ではなかったですし、現場感覚を持っていることは企画職では重宝されるので、結果としてキャリア的にとても良い振り出しだったと思っています。

2年程法人営業職を経験した後は、転職するまでの5年間を新規事業の企画開発部門で過ごし、デジタルを軸とした外部企業との事業企画・開発業務に従事しました。
当該部門では、メンバーの主体性を重視し、自らがテーマ設定、事業企画、パートナリング、開発までを一貫して実行することを求められる環境だったため、新規事業企画・開発に必要とされるスキルを一通り培うことができました。
特に、デジタル領域での事業新規立ち上げやマネジメントスキルを身に付けられたことは、昨今のビジネストレンドともフィットしており、とても恵まれた環境だったと思います。
また、新設間もない部署ということもあり、部のメンバーと共にゼロからの組織作りに携われたことは、大変貴重でレアな経験でした。

③ 転職に至ったきっかけ

企画部門にて新規事業開発に従事する中で、新たにビジネスやサービスを創ることにやりがいを感じており、引き続き企画開発業務に携わりたかったのですが、社内のジョブローテーションにより次期異動が見えていたことが転職のきっかけでした。

損害保険会社のように専門性が問われる業界で働き続けていれば、保険のプロフェッショナルにはなれるかもしれませんが、私としては保険に限らず新規事業・サービス開発のプロとしてのキャリアを歩みたいと考えていたので、在籍部門以外に異動するのであれば、外に飛び出そうと決めました。また、中長期的にはより高い視座で事業を動かせる経営人材を目指したいと考えており、その点でも前職の会社ではなかなかそのような機会に恵まれなかったため、より早期に経営に携わることが出来る環境にチャレンジしたいという思いもありました。

これらの「幅広い領域で事業創造に携われる」「経営スキルを身に付けることが出来る」という理想のキャリア展開が可能な環境が総合商社には備わっていたため、商社業界に強いとの口コミがあった(株)エリートネットワークさんとご一緒に転職のチャレンジをすることにしました。

④    自身がこだわった点

前職と同等以上の年収、やりたい業務、今後チャレンジしたい中長期のキャリアビジョン、それら全てが叶えられる先に絞っていました。
人生一度きりなので、妥協は一切していませんでした。

⑤    転職活動を通じて気づいた点

転職活動をきっかけに今一度自己分析や職歴整理をできたことは、人生のチェックポイントとしてとても良い機会だったと思いました。
職場の面談では長くて前後1年くらいの職歴整理で留まってしまうため、社会人歴全てを振り返って、自身のやりがいに感じることや強み/弱み、成功/失敗談とそこから得た気付き等を分析できたことは、転職をする・しないに関わらず、今後の仕事への向き合い方やキャリア形成に活かせる重要な材料になるので、やってよかったと本気で思っています。

特に総合商社への転職は新卒時とあまり変わらない選考フロー・内容なので、自己分析や企業研究をしっかりと行う必要があり、忙しい現業をこなしながら面接対策・準備を進めるのは思っていた以上に大変でした。
本格的に転職活動を始めてからは、通勤時間で企業研究、昼休憩や終業後を担当カウンセラーとの打ち合わせや自己分析に充て、土日を使ってwebテストの勉強をしていました。面接は平日の一般的なコアタイム帯に行われることも多いため、半日休暇も活用していました。

また、エリートネットワークさんが私の活動スタイルに合わせて柔軟にメールや電話を使い分けて、ストレスなく細やかなサポートをして下さいました。
ご担当いただいた転職カウンセラーの杉本様が、私の現職での繁忙度を考慮し、土日祝日でもレスポンスして下さったお陰で、仕事と転職活動を両立させることができたと思います。

⑥    次の職場にかける意気込みや覚悟

職種は同じですが、これまで経験したことのない多様な領域・商材でのチャレンジとなるため、死ぬ気で吸収してキャッチアップしていき、早期に社内外から頼られる人材として自らの価値を高めていきたいです。
また、何よりも、送り出して下さった前職の方々と会った際に、転職して良かったと自信を持って言えるよう、前向きに楽しんで働きたいと思います。

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