出向先の経営再建に取り組んだ35歳経営企画担当。出版業界から、総合広告代理店グループのコーポレート部門へ。

No.1618
  • 現職

    【東証プライム上場 大手広告代理店のコーポレート機能を担うグループ会社】
    グループ・自社の経営管理部門 戦略立案・実施担当

  • 前職

    【書籍及び雑誌等の書店への流通を担う大手出版会社】
    物流管理部門 物流データの管理・分析
    →本社 事業企画部門 売上予算の編成・予算管理、新規販路拡大に向けた契約・商物流の整備
    →日本最大級のオンライン書店サービス企業(出向) 経営企画/事業企画(課長職)

山本 和広 氏 35歳 / 男性

学歴:静岡県 県立高校 卒
私立大学 法学部 法律学科 卒
高等学校教諭一種免許状(地理歴史) 取得
日商簿記検定三級 取得
3級ファイナンシャル・プランニング技能士 取得

目次
  1. 新卒での就職活動
  2. 前職での業務/経験
  3. 今回転職をするに至った背景
  4. 転職でのこだわり
  5. 転職活動を通じて気づいた点・反省点
  6. 次の職場への意気込み

① 新卒での就職活動

新卒時は、自分の好きなものに携われる仕事に就きたいと考えていました。その為、趣味であった「本」に関係のある業界ということで、出版/印刷業界に絞って就職活動を行いました。出版社ではありませんが出版物の卸売りを行っている国内有数の企業から内定をいただき、入社しました。

② 前職での業務/経験

前職では約13年勤務し、物流 / 事業企画 / 経営企画と幅広く業務を経験させていただきました。初期配属となった物流部門で物流データの管理や分析を担当しながら、部門内の組織改編といったプロジェクトへの参画も経験しました。
その後は本社の事業企画部門に異動し、売上予算の策定や重点指標のモニタリング等の管理業務を行ったのち、同部門内の新規開拓を行うチームのバックオフィス担当として、新規取引開始時の商流/物流/契約などの整備を行いました。
マネジメント職に昇格したタイミングで、関係のあった企業へ経営企画担当として出向となり、出向先の経営層と共に、構造改革や制度設計といった業務に携わりました。

就職活動時は、もっと商材である本と関係のある業務(営業やマーケティング)を希望していましたが、結果的に、幅広くかつ自分に合った業務領域の経験を積ませていただけたと考えています。

③ 今回転職をするに至った背景

中堅と呼ばれる年次に入り、娘も生まれたことで、自分と妻の今後の働き方や人生設計について改めて考え始めたことがきっかけです。
また、今年度いっぱいで、約5年間経営に携わってきた企業への出向期間が終了するタイミングでもあり、周囲の方々へ、あまり退職による負担をかけずに転職を行うことができると考え、転職活動にチャレンジしました。

④    転職でのこだわり

給与や福利厚生面などの待遇が大きく損なわれないことは前提としていましたので、必然的に一定規模以上の企業様を志望しました。中でも特にこだわった点は「働き方の柔軟性」です。共働きで妻もフルタイムで勤務していることもあり、家事/育児を分担できるような働き方(例えばフレックス/リモートワーク)ができる環境を志向しました。その上で、業務を通じて社会貢献や、何かしらの影響を与えられるような仕事に就きたいと考えました。

逆に転職活動を通じて変化していったことは、志望業界です。当初は、前職の周辺業界であるエンターテインメント関係の企業への転職を考えていましたが、株式会社エリートネットワークの担当カウンセラーの横関様との面談を通じ、様々なアドバイスを頂戴する中で、業界よりも職種/業務内容を軸に、実務経験をアピールできるポジションへ志望をシフトしていき、最終的に無事複数の企業様から内定をいただくことができました。
 
転職経験がなかったこともあり、横関様には本当に些細なことも相談させていただきましたが、毎回、丁寧にご対応いただけ、安心して転職活動を進めることができました。

⑤    転職活動を通じて気づいた点・反省点

転職活動を行うことで、自分のこれまでの実務経験や職業に対する考え方について改めて言語化し、自分自身について整理できたことは、一つの成果でした。

前職では人間関係にも非常に恵まれ、様々な経験をさせていただきました。10年以上勤めたことは自分にとって、大きなプラスだと思っています。ただ、実際に転職するか否かは別にして、自分のことをメタ認識する為にも、もっと早いタイミングで転職活動をしておくということは有意義だったのではないかと感じました。

また、実際の転職活動で苦労したこととしては、「面接慣れ」だったと思います。業務上、上役へプレゼンする機会などは多く、もともと人前で話すこと自体は苦にならないタイプですが、面接となると勝手が違うことも多く、初めの数回は終了後に反省しきりでした。ただ、面接後に質問内容と自分の回答を書き出して、質問傾向や1つの質問に対してどこまで詳細に理由や背景を回答するのか(自分は1つの質問対して話過ぎてしまう傾向があったので)などの対策を行ってからは、比較的安定して面接を通過するようになりました。

⑥    次の職場への意気込み

次の職場は、前職に比べても企業規模が格段に大きくなりますので、これまでとは勝手が違うことも沢山あるかと思います。まずはキャッチアップに全力で取り組み、一日でも早く職場の方々から信頼されるよう尽力していきたいと考えています。
また、退職に際し、これまでお世話になった上司や先輩社員の方々へご挨拶に伺ったのですが、ありがたいことに、皆さん快く送り出してくださいました。口幅ったいことを言うようですが、前職に恥じない活躍ができるよう、精一杯頑張りたいと思います。

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