マザーズ上場 ダイレクトマーケティングに強みを持つ広告代理店 経営企画部 M&A担当
東証一部上場 総合商社 事業推進担当→精密機械類の卸販売担当
高橋 啓介 氏 25歳 / 男性
学歴:慶應義塾大学 経済学部 経済学科 卒
TOEIC 830点
実用英語技能検定 準1級
ビジネス実務法務検定 3級
日商簿記検定 3級
私は地方都市の外れにある町で育ち、名門私学に進学しました。田舎と都市にある名門校の差は全てにおいて大きく、学生時代は色々な事で何度も挫折しました。
しかし諦めることなく、課外活動やゼミでは中心的な役割を果たしておりました。また、夜勤のアルバイトで生活費を稼ぎ、電車内で英語の勉強をし、そのまま朝から登校するといった多忙な時期もありました。
田舎者の悔しさをバネにしていた当時の生活が、「周りより強くなりたい、上に行きたい」という私のアイデンティティの源になったのだと思います。
胸を高鳴らせ大手の総合商社に新卒で入社しました。
しかし、上司や仕事に接しているうちに、段々と期待外れに感じるようになってしまいました。
具体的には以下3点についてです。
●営業として足で稼ぐ第一線の現場の部門は現地の子会社に移管されており、本社の仕事は一般的に後方支援と呼ばれるような後始末的な作業や、大企業らしい社内回付資料の作成・チェックが多く、意外と非グローバル且つ官僚的。
●一方で、上が詰まっている。海外駐在にヨダレを垂らして上記の地味な仕事をしている間に潰しのきかないキャリアとなる危険も。
●それを証明するかのように、これといったスキルはおろか自分の考えや意見も持たず、上司を含めた社内の目ばかり気にするような社員が多い。
これらに甘んじ、上司が通った道をなぞるのが「商社マン」なのであれば、それは自分が目指すものではないと考えました。
ちょうど法人営業担当として結果が出たタイミングでもあったので、入社3年目ではありましたが、この度エリートネットワークさんのお世話になることにしました。
(後述しますが、転職のタイミングについてもかなりご相談させていただきました。)
実は、既に前職に違和感を覚えていた入社1年目の冬には既に、エリートネットワークの転職カウンセラー杉本さんにご相談申し上げておりました。
その際の会話の途中で杉本さんが、
「君はまだ総合商社の “イロハ” の “イ” すら味わっていないよ。もう少し待ちなさい。」
と仰ったことに驚いたのを今でも鮮明に覚えています。
他社転職エージェントでは、単に私がリクエストした業界の求人を送ってくるだけの企業もありました。
しかし、杉本さんは私の性格・考えていること・学生時代を含む生い立ちを含め、私のキャリアについて本当に親身になってアドバイスしてくださいました。
アドバイスいただいた通り、一度杉本さんにご相談に伺った後、約2年間総合商社に留まることにしました。
その結果、今回の転職に際して社外から評価していただけるような実績を挙げることができました。まだまだ未熟ではありますが、ビジネスマンとして貴重なことを数多く学ぶこともできました。
ただの求人紹介ではなく、各人のビジネスマン人生に向き合ったソリューション・提案レベルのお仕事をされる、まさにプロフェッショナルだからこそ為せる技だと、エリートネットワーク杉本さんには感服いたしました。
詳細は割愛しますが、着任した現職では、国内外の企業に対してM&AをPreからPostまで一気通貫して行い、経営陣として乗り込んでいく仕事を担っています。ビジネスの総合格闘技とも言うべきM&Aに加え、買収先の方々と企業を運営していく人間力を試されるフィールドです。
「商社マンより強くなり、上に行く」には十分な場だと感じました。このような素敵なチャンスを与えてくださったことに心から感謝しております。
杉本さん、転職活動の全面サポート・ご助言・援護射撃、本当にありがとうございました。死に物狂いで、現職での仕事に食らいついて参ります。